こんにちは、呼塚の男です。
　今回は、私が日頃会社で読んでいる新聞、某紙の風俗広告について書きたいと思います。

　この新聞は、風俗好きなら誰でも知っている日刊新聞で、よくピンサロ店で「○○デー」などとキャンペーンが張られるあれです。

　調査資料：某日刊紙、３月某日分２日間

　この新聞は、他の新聞と同じように定価は１２０円。昔フジテレビのドラマで「俺達のライバルは缶コーヒーだ」と言う名セリフでわかるように、缶コーヒーと同じ値段です。

　内容は一面に政治経済ネタ、スポーツネタや健康ネタなど、オッサンしか買わないような内容がづらづらと連なっています。風俗広告は大体３面から４面分掲載され、中央より後ろのほうに３，４面おきに掲載されます。 　一面あたり１８の広告が打たれ、その１８分の１の広告を１週間に１回、それを１月で８万円だそうです。
　掲載される業種は多くがピンサロで、他にビデオＢＯＸ、風俗エステなどが掲載されます。６割ピンサロ、３割エステ、１割がビデオＢＯＸやキャバクラといったような比率になります。

　掲載される店の地域は、東京都下の下町が多く、大塚、巣鴨、目黒などの山手線沿線の下町から、北千住、亀有、錦糸町、小岩、下北沢、高円寺、荻窪、蒲田などのモロ下町エリア、他は大宮、西川口、松戸、西船橋、船橋などの埼玉県、千葉県の東京に近い地域の掲載が主です。
　この地域にある店はそれこそ殆どがピンサロかエステなので、ゲンダイに広告を打つのもわかるような気がします。客層がその地域を会社に通勤してきたり、自宅周辺がその地域だったり、または出先で、仕事帰りに、行楽の帰りに…など、わざわざ「よし行くぞ！」と意気込んで風俗に行くような地域、店は載りません。 　ここで広告に載っている例をいくつかご紹介します

　例１　ピンサロの場合

　錦糸町でかまそうぜ！濃厚サービス、パックン２回転！！＜５，６，７日限り＞

　オールタイム３０００円(４０分)

　亀有中央口パブサロン　ニチピン
　��03-1234-5678

　地元出身のカワイコちゃんが激しく全てを吸い尽くす！限界ギリギリの濃厚サービスで貴方の下半身は暴発寸前、もう行くしかない！

　※６時から　４０００円

　▼通常料金　オープン〜　４０００円

　▼６時から　５０００円

　▼完全前金制　飲み放題

　今回の場合、５，６，７日限り４０００円が３０００円になると書かれています。料金としては、６時までは３０００円になるでしょう。ただし、この新聞を持参しなければならなかったり、指名を強制される可能性はあります。また２回転と書かれていますが、実際はマンツーマンで回転になるにはプラス１０００円取られたりします。

　大体が店頭に「本日○○デー３０００円」と紙が張り出されますが、ごく稀にそういうことをしない店もあります。

　例２　エステの場合

　柏でご当地流！？夢心地体験

　６０分８５００円ポッキリ

　柏北口エステ　呼塚交差点
　��04-9876-5432

　遂に柏にご当地流！世界各国の美女が本格的マッサージの後、秘サービスでヌレヌレ大興奮！！

　◆(70分)12000円

　◆(90分)15000円

　この場合は、いわゆる「風俗エステ」です。ご当地流とはそういうことですが、ここで気をつけなければならないのは、60分で10000円以下の料金設定の場合、実際は30分ないし40分くらいで、かなり急かされます。ただ抜くだけのエステと考えた方がいいです。ちなみに、この手の店は全国各地にあり、首都圏の場合は特に多いです。姫はアジア系で、普通のエステ(マッサージするだけ)と抜きのサービスがあるのかの違いがわかりにくいです。ただ、この新聞に広告を出すということは、抜きのサービスがあると考えていいでしょう。

　どの広告も大体がこんな感じで、掲載される店も同じような店が入れ替えで掲載される為、毎日買う必要はありません。他の記事が読みたい人だけ毎日買いましょう。
　また、この新聞を買わなくても「○○を見た」といえばその料金になる場合と、何も言わずにその料金になる場合、新聞を見せて、更にとられる場合などもあります。その場合は新聞は持って行ったほうがいいと思いますが、むしろ新聞を見せろなどと言う店には入らないほうが無難でしょう。この新聞に広告を出すピンサロのレベルは総じて低めです。　エステの場合はどの店もそうそう変わらないので、この新聞でエステを探し出すことはあっても、その後は用なしです。だったら日ピン研御用達のエステ店のほうが安全です。この新聞にもよく広告を出している「リムジン」の系列は大体8500円で40分ほどでアジア人がつきますから、いわゆる風俗エステの、アジアンエステの場合は一番お得です。それが業界の最安値と考えて差し支えありません。最近は「海物語」「アユレディ」などの優良日本人エステが台頭してきて、どうなるかなといったところですが。

　結局は、この新聞を定期的に買う意味はあまりないかもしれませんが、たまに見ると知らないお店が広告を出していることがあります。そういう場合はしっかり確認しておかないと、乗り遅れることがあります。大体新規店が知名度ＵＰの為に広告を打ち、その後軌道に乗ったら自力でお客を呼び込むのがパターンです。小岩「ターンベリー」や柏「夢倶楽部ソフィア」もそのパターンですが、ターンベリーの場合は場所が悪く(激戦区小岩の、目立たない北口だった)、ソフィアの場合は競合店が少なかったのでやっていけているというところですね。

　この新聞を買う一番のメリットは、実は安心なのかもしれません。この新聞に出ている店でぼったくりは少なくともないです。ただし、千円単位のせこいプチボッタは多々あります。その点を踏まえて遊びに行くと、心理的ダメージを防げるかなと思います。

　最後に、この新聞に掲載されている主な地域と、店の紹介をしたいと思います。

　大塚
　この地区は「ラブラブ」「愛に恋」「ニューポニーテール」「ニューパピオン」の激安回転4天王が定期的に広告を打っています。このあたりの店はいつもと同じなので、何の意味もありません。他には「浮世」「ドライブ」「ＡＶサラダ」「ルノワール」など

　巣鴨
　巣鴨は日ピンにレポが出ている店の広告ばかりで「遊遊くらぶ」「写楽」「らくらくらっこちゃん」などのピンサロ系と「チュッパ」「ピュアハート」「扉」なる風俗エステ系が大量に広告を出しています。巣鴨がこの新聞一番の優良顧客地域ですね。

　西川口
　この地域はアジアンエステの広告くらいしかありません。「リムジン」「じゃエステ」「夢の島」などです。この街に行く時にこの新聞を買う必要はほぼ皆無です。この新聞を読まずに日ピン研を見てから行きましょう。

　亀有
　亀有は北口のいわゆる「ピンサロ通り」の広告が全てです。「桃娘」「かぐや姫」などの広告がよく見られます。この街もあまり意味がないですね。買わずに日ピン研を見ましょう。ちなみに、この街では、安いのがいいなら「かぐや姫」可愛い娘がいいなら「ナッツ」ギャンブルしたいならそれ以外と、そんな風に遊べばいいでしょう。かぐや姫は必ず外れますので、ギャンブルにはなりません。

　小岩・新小岩
　このあたりは、エステの広告と地蔵通り沿いのピンサロ店が広告を打ってきます。たまに１０００円のお得になるようなことがありますので、買う価値はあります。またたびエステなる「ねこパンチ」というアジアンエステがよく広告出してきます。

　船橋・西船橋
　いつもの「キャンディー７」がよく広告をぶっ放します。昔のレポの悪行は直ったのでしょうか？そろそろまた調査しなければならないかもしれません。強制指名はんたーい！

　錦糸町
　日ピン研を支えている大物達は東京南支部に多いですが、その東京南支部「首都」と言った街。当然広告も沢山出ています。昔被弾した「バット・マーン」もありますし、ピンサロからエステからかなりの量が広告を出していますから、この街にお立ち寄りの最には買っていかれることをお勧めします。この街は街全体に風俗が広がっていて、わかりにくい部分もありますので、場所を抑える為にも必要かと思われます。

　その他、高円寺では「シャルマン」とカオリ嬢がセットで、下北沢では「どっかーん」なるピンサロ、赤羽、大宮、蒲田の店も広告が打たれます。沿線地域にお越しの際は、頭の片隅にでもおいて置いたらいいかもしれません。

　この新聞の最大のデメリットは、渋谷、新宿、池袋、更に横浜、西川口といった首都圏を代表する風俗街の店の広告がないことです。この新聞はなぜか広告ページにはヘルスやイメクラの広告が出ないので、この新聞からは調べようがありません。この地域を調査する場合はこの新聞を買っても意味はありませんので、買うとしたら暇つぶしに買っていただきたいと思います。
　風俗遊びには情報収集が欠かせません。いかに優良な情報を得るか、これに尽きます。日ピン研から情報を得るのも結構ですが、会員の皆様には是非他の広告媒体をどんどん活用し、未レポ地域、未レポ店の調査にいそしんでいただきたいと思います。

　茨城支部長　呼塚の男　(H16.03.27)