by とらぞう氏
どうもごぶさたしております。とらぞうでございます。
久しぶりにレポを出させていただきますが、今回はお店ではなく私の体験した性病について書いてみたいと思います。
それは今から2年前の冬でした。ボーナスも入り懐も温かくなっていたので「こりゃ身体も温めなきゃな!」と、お決まりの考えで吉原のソープに行く事にしました。総額65kだったかな?
姫やプレイ内容についてはあまり書きませんが、まあ払った分の価値はあったと思います。
最初の兆候は帰りの送迎車の中で感じました。運転手さんと他愛もない会話をしてるときに軽い悪寒がしていたので「あ〜風邪でもうつされたかなぁ…」などと考えていたのですが、その晩には高熱で寝込んでしまいました。熱自体は2,3日で下がったのですが、どうもトイレに行ったにもかかわらず残尿感がある…。しかし「きっと病み上がりだからだな!」と軽く考えて忘れる事にしました。
それから2,3日経ちましたが残尿感は一向に消えません。それどころか先っちょが常に濡れている状態です。「むう…カウパー大帝のお怒りか!?」…と必死に自分を鼓舞(?)したりしましたが、仕事中に微弱な放尿感(実際には出てないのですが)にも襲われるようになり、さすがに医者に行きました。それまでには家庭の医学などを読んでたので予想はついていたのですが、やっぱり淋病でした。ちなみに放尿時の痛みはそれほどでもなかったです。出だしと終わりにピリピリ来るぐらいでした。
その後、医者では抗生物質だかなんだかの飲み薬を貰い、しばらく通院する事になります。ちなみにこの病気は治りづらく、ちゃんと医者がいいと言うまで薬は飲みましょう。とらぞうは先端から膿も出なくなり痛みも消えた為、治ったと勝手に思い込み通院しなくなったのですが、再発しちゃいました^^;皆さんは気をつけましょう…。
これで終わりだったらいいんですが、この時既に違うものが発生してました。”毛じらみ”です。
淋病の最中だったので股間の異様なかゆみも淋病のせいだろうなと思っちゃいました。しかし、淋は治り始めてもかゆみが収まらない…。本当にかゆいです。猛烈です。この時とらぞうは毛じらみの可能性を全く考えませんでした。いんきんたむしとかそっちのだと思い、その方面の塗り薬を塗ったりしてました。(ちなみに最初にムヒ塗って悶絶したのは秘密です)まあ当然の事ながらかゆみは収まらず、掻きすぎてパンツに血が付くほどです。(実はシラミがつぶれて付いた血)…そしてその夜が来ました。
その夜も薬を塗ろうとパンツを脱いだときの事です。……??毛の先に見慣れない生き物がいます。指でつまんでよ〜く見るとものすごいグロテスクです。泣けます。全身の血が凍りつき、とりあえず風呂に入って洗うことにしました。体を洗い湯船に浸かっていると何かが浮いてきます。「かさぶた?」と思いつまんでみるとやっぱり虫です。号泣です。ここで初めて毛じらみの疑惑が生まれました。インターネットで調べるとやはりそうです。処置法はいろいろありましたが、深夜だったので薬屋も開いておらずどうしようもないのでパイパン法を選びました。深夜に陰毛を剃る20代後半の男の姿はさぞ寂しい姿に映ったことでしょう。わしゃ体重の落ちないボクサーかっちゅうの・・・。
毛を剃っている間にも驚くべき事実が明らかに!まず陰毛の根元に結構な量の卵が。半狂乱です。大きさは本当に小さいです。ゴマの粒の三分の一ぐらいでしょうか。この卵は焼き殺せとHPに書いてあったのでそのとおりにします。さらに剃り終わってマイフグリを調べていると…まだいます。食い込んでます。もはや言葉もありません…。
次の日に薬屋に行ってスミスリンパウダーなるものを買って来て終了です。他にも剃らずに治せたりもしますが、剃毛が一番手っ取り早いです。剃らずに治す場合にはスミスリンシャンプーとかがあるようです。日にちはかかりますが…。あと部屋の掃除もしましょう。卵の付いた陰毛があると、そこから移る可能性もあるようです。
今となっては笑い話ですが、実際感染すると同じようなショックを受けると思います。みなさん気をつけましょう。長文失礼しました。
東京西支部 立川事務所 主任調査員 とらぞう (H16.09.12)