皆さまこんばんは，ともです。
　今回はとあるファッションヘルス店で遭遇した出来事を体験メモとしてまとめてみました。店名や場所、日時などは伏せさせていただきますのでご了承ください。

【ファッションヘルスとは】
　まずはファッションヘルスについて説明いたします。これは皆さまにとって釈迦に説法となりますが、参考資料より抜粋したものを下記致します。

「ファッションへルスとは風俗嬢と呼ばれる女性従業員が客に対して、個室で性的なサービスを提供する日本における風俗店の一種であり、サービスに関しては全身リップや乳首舐め、手コキ、フェラチオ、シックスナイン等を行う。客は女性従業員にキスしたり、乳房を揉んだり、女性器を触れたり舐めたり、本番以外の行為を行うことができます。」

これも皆さまにとって河童に水練となりますが、ファッションヘルス店でのサービスに本番行為は含まれません。

【本題】
　私が遭遇したファッションヘルス店というのは，ソープランド店とファッションヘルス店が混在した地域あります。また同地域、そして他地域にはその店の姉妹店があります。
　さて、某ファッションヘルス店に入り受付を終え、女性の準備ができるまで待合室で待機しておりました。待合室は適度な広さで、客は私を含め３人程いました。
　数分して、受付を終えたと思われるマスク姿で３０歳前後と思われる、中国地方を本拠地とする某プロ野球球団の４番打者似の男性が待合室に入ってきました。男性は椅子に座ると店からの依頼によるプレイ前のアンケートを書き上げたのち、スマートフォンを操作しながら待ち時間をつぶしていました。
　しばらくして一人の男性スタッフ、おそらく責任者の方でしょうか、待合室にやってきて先ほどの男性に声をかけました。
　以下がそのやり取りになります。

※スタッフ→ス、男性→男
ス「お客様、ちょっとこちらによろしいでしょうか」
男「（無言で待合室の隅のほうへ移動）」
ス「当店はヘルス店で本番行為は行っておりません。お客様は過去にそういう行為をされた（もしくは　強要した　の聞き間違い？）という情報が私共に入ってきております。お客様はそういうことをされましたか？」
男「いや、やっていないです」
ス「申し訳ございませんが、私共はお客様を女性に案内することはできません。また、今後当店及び姉妹店の入店や利用を拒否、禁止させていただきます、出禁です。お引き取り下さい」

　男性は暴れることもなく、また反論することもなく店から出ていきました。私を含め待合室いた客は我関せず焉の態度をとっておりましたが，聞き耳を立てていたと思いますし、私もそうでした。
　この店の待合室内には監視カメラが設置されています。おそらくこの男性を接客する予定であった女性がモニターで男性を確認、過去にそのような行為を受けたことをスタッフに話した、もしくは他の在籍女性や姉妹店からの情報があり、この男性と特定しNGを出したと・・・ということかもしれません。
　現行犯ではなかったため警察への通報はせず、店側としては意思表示し、帰しただけにとどめたと思われます。

【感想とか・・・】
　今回の出来事に遭遇し感じたこと、それは他の客がいる中で対応することにより，その男性や他の客に対して「見せしめ」として行った可能性があるということです。
　当店はファッションヘルス店であり本番行為は行っていない、もし行ったり、疑われるような行為をした場合は厳しく対応しますという，その男性や他の客に対しての意思表示だったのでしょう。
　過去の事ですが、全国でチェーン展開している某ヘルス店は，本番行為をした、もしくは強要した客を撮影しその写真を待合室に貼っていたこともありました。
※現在はそのようなことはやっていません。

　今回の場合、その男性はおとなしく店側の対応に従っていたので，思い当たる節があったのだと思います。
　しかし、仮に事実無根であった場合はどうなるのでしょう・・・。
　接客予定であった女性がモニターで男性を確認、タイプではない等の理由により嘘をついたという可能性も否定できません。そんな疑問がふと浮かびましたが、男性がおとなしく引き下がったということを考えると今回に関してはそういう可能性は無いに等しいでしょう。

　スタッフが毅然とした態度で客に接するのは良いと思います。店が強要・・・という嫌な話を耳にする中でこういう行為をしてくれることは，女性としては「うやむやせず、ちゃんとスタッフが対応してくれる店」ということで，安心して働くことができると思います。
　女性が働きやすい店は雰囲気も良い、客としても安心して気持ちよく利用できる。そんなことを感じた出来事でした。

　会長付属調査隊長　とも　(H31.02.11)