by とも氏
レポその24「思い出の地へ その2 ぼったくりにあう」
こんにちは、ともです。ぼったくりにあっちゃいました(笑)
北海道旅行1日目夜、久しぶりにすすきのソープを満喫。その後はすし屋で夕食をとり、酒もたらふく飲んだでしょうか・・・
酔いも心地よく、有頂天になり「もう1件行こうかな」と思ってしまいました。店を探すのも面倒なので、とりあえず目に入った「日劇ビル」へ入ろうとすると
男1「どの店に入るんですか」
俺「あぁ、(適当に)○○○」
男1「○○○の人、お客さんですよ!」と別の男(男2)を呼ぶ。
男2「いらっしゃいませ、今ちょうど混んでいて、ちょっと待つんですけど」
俺「ふ〜ん、30分位?」
男2「いえ、1時間はかかると思うんですけど・・・」
まず、
1) 男1が店の名前を客から聞き出し、
2) 男2に対して、あきらからにそこの従業員であるような言い方で呼び、
3) その後、男2が客と話し合い、違う店に行こうと誘う。
明らかにぼったくりです、普段なら無視するのですが、酔っているせいか「面白そう」思ってしまい、と話し込んでしまいました。
男2「系列店がいくつかあるので、ちょっと当たってみますよ」
男2「お客さん、お風呂では無くシャワーソープでもいいですか?」
俺「シャワーソープ?」
「シャワーソープ」あきらかにおかしいです。客が入ろうとしていた店以外の店の名前を出し、いかにも系列店であるかのごとく説明し、実はぼったくりの店へ案内する手口。怪しいです、怪しいのですが、やっぱり酔いの影響か「面白そう」と思いほいほいと付いていっちゃいました。向かう途中で場所はどこなの?値段はいくらなのと尋ねると
男2「40分13,000円で60分だと16,000円なんです、場所はすぐそこですよ」
たぶん南6条通りだと思います、その通りのビルの4Fへ案内されました。エレベーターを降りて、左端の店です。店名は失念しました。
男2「じゃ、ここで靴を脱いでください、お会計を・・・」
と言い出したので、ここで断ればよかったものの,そこまでの思考が働かなく「まけてよ・・・」と値段交渉を。50分13,000の提示にOKを出し入店しました。
男「アルコール類は有料になりますので注意してくださいね、では奥へ・・・。」
男とは別れ、店の女に真っ暗な店内の中を案内され、カーテンで閉じられた部屋に入ります。女に何を飲むかと聞かれ、「烏龍茶」を頼み飲みました。部屋は椅子とテーブルだけで薄暗く、小さなライトがあったのでつけました。
烏龍茶を持ってきた案内した女を良く見ると、40代後半で不細工なニューハーフのようなお方。この時点で「失敗したぁ」と思い、ぼったくりだなと認識しました。今思えば何で「面白そう」なんて思っていたのか、自分でも良くわかりません、不思議です(笑)
烏龍茶も飲んでしまい、支払ったお金は戻ってこないんだったら、しばらく居ようと思いました。
女は「どこから来たの」、「何でアルコールを頼まないの?」とか聞いてきます。「アルコールは有料だろ、そんなに金をとりたいのか?」と思いながら適当に会話をしていると、「じゃ、そろそろ・・・」と切り出し「この後、女の子がくるので楽しんでもらってその後また飲む、という感じで・・・それじゃ前金で3,000円になります」と言い出しました。
アルコールを飲んでおらず、前金だと言い出したのでちょっと、ぷっつんきてしまい
俺「前金?お金ならさっき払ったよ、何で?」
女「でも、前金なので・・・」
その繰り返しがしばらく続きました。もしここで払ってもこの後は別料金と金の話しが出てくるなぁ、変な男が現れたらやばいなぁと思い
俺「じゃ、もういいや」
と席を立ち、部屋を出ようしました。すると女は「お兄さん、ちょっと待って」と僕の体に手を回し止めようとします。女は僕を帰らせないようにと引き止めただけなのですが、その行為に寒気を感じ、その手を振り払い出口へ向かいました。
女「他のお客様もいるから、待って」
別の若い女「お兄さん、ちょっと・・・」
俺「もういいから、帰りたいんだって、靴は?」
下駄箱から自分の靴をだし、急いで外へ出ました。そういえば、店の出入り口には女の子の写真が貼ってあったのですが、歌舞伎町や錦糸町で働いている女の子の写真もありましたね。
さて、そんなこんなで僕の初めてのぼったくりが終わったのですが、今思えば、いくつかおかしいなと感じる部分がありました。それは・・・
●日劇ビル前の男
・複数人で上手く連携し、客が入ろうとする店の従業員であることを強調。
・混んでいるので系列店へすすめようとする。
・系列店と言って、いくつか知られている店の名前を出すが連れて行くところは別の店。
・一応、システム内容を説明をする。
・客の要望を店に連絡し、なんとか応えようとしている姿を客に見せる。本当に電話をかけているかは不明。
●店の入り口で・・・
・値引き交渉をしたが、男はなぜか電話で交渉していた。店の中だから、直接店員を呼べばいいのに・・
・入り口の女の子のパネル、実際には在籍していない子ばかり。
・受付が無い。
・靴を脱がせようとする(簡単に出られないようにするため?)
●店の女
・ニューハーフみたいで怖かった。話し方は優しい感じなんだけど・・・
ビルからでて、大きく深呼吸をし足早にその場を離れました。酔いのせいとはいえ、「面白そうなんて思い、馬鹿だったなぁ」と反省。ちなみに、僕を案内した男の特徴は
・小柄
・スーツ姿
・短髪で無精髭
・言葉使いは丁寧
・低姿勢
という感じでした。
初めてすすきのへ行こうと思っている皆さんは是非、注意してくださいね!
以上、ともでした。
(H19.11.11)