by たいらの漬盛氏
こん○○は!漬盛です。
まずは、会長、並びに会員の皆々様、日本ピンサロ研究会創立20周年おめでとうございます。
わたくしの在籍が7年程度しかなく、当会歴史の半分の月日にも満たないですが、風船工場長総務部長より、今回の20周年のご祝稿を有り難くもご拝命頂きました。まだまだ若輩ものではございますが、僭越ながら一筆綴らせて頂きたいと思います。
さて、ご祝稿に際しまして「嬢」又は「想い出」と言うテーマを伺っており、何を書こうかと思案しましたが、わたくしが投稿したレポートにも必ず登場する「嬢」と言うテーマを取り上げることにし、その中でも「オキニ」と言う存在にスポットをあててみることにさせて頂きます。
このご祝稿が掲載される頃、わたくしの調査レポートの数が270本余りとなっていると思います。非会員時代より当会に投稿を始めて8年程度になりますが、これは、その間に出会った嬢の人数に、ほぼ相当する数字でありまして、同一対戦嬢のレポートも少なからず在りますし、エステ店等のレポも在ると思いますが、凡そ270人程度の嬢と出会いがあったことになります。
そして、わたくしのレポートの中でも度々登場する「オキニ」と言う存在。一括りにオキニと書いてはおりますが、大まかに分類しても、3段階くらいにレベルが分けることができ、わたくし自身の想い入れも全く異なります。レポート中でも、オキニが2人以上登場する際に、「オキニ」と「準オキニ」と言った区別化をしたりしていますが、たまに会員さんからの、その違いを聞かれたりするので、まずは、わたくしの気持ちの中での区別化を、ここで明文かして、ご紹介させて頂くことにします。
わたくしのオキニの定義ですが、大前提として結果的に3回以上はリピートしていて、更に継続する意思がある嬢となるかと思います。その上で、気に入り具合によりランク分けされていくだけのことですから、お気に入り度に順位が付くのは当たり前のことと言えば当たり前の話です。
そして、オキニ認定の条件は、プレイスタイルが自分に合っていることは最低条件ですが、特に「お酒が飲める」ことが大きなポイントとなります。ネタありきの調査は別として、嬢の選定をする際に、プロフィールや日記から、お酒が飲める人かどうかも重要なチェックポイントとなっている訳です。
とは言え、やはり会って喋って体を交えてからの印象が一番の判断要素になりますが、大多数は平凡な印象以下でしかない記憶にも残らない嬢、もしくは悪い意味で印象深い嬢たちなので、オキニと呼べる女性との出会いは貴重なものだと思っております。そんな感じで区分した内容が下記の様になります。
【オキニレベル1】
定期的には訪問しようと思える嬢。周期的には2〜6ヶ月に一度と言う広い範囲になり、準オキニと呼ぶ存在になります。プレイ内容が及第点以上の言わば風俗遊びをするには十分だが、それ以上でも無く、オキニが休みだったり、時間が合わない時の補欠要員的な存在。辞めてたとしても、特にどうとも思わないレベル(270人中5人程度)
【オキニレベル2】
それなりに仲良くなって、月一程度では会いに行く、基本的にオキニと呼べるレベルの嬢。お酒が飲めるかどうかは別の話で、基本はお店に訪問するだけの付き合いになりますが、たまに食事に行ったり、行っても良いかなと思える嬢。(270人中6人)
【オキニレベル3】
食事や旅行など、プライベートの時間を共有し、一緒に過ごしてくれる嬢。既に恋心すら抱いてしまっていると思える嬢で、このレベルになると、まさしくスーパーオキニと言えます。(270人中3人)
一応、上記の様な区分になる訳ですが、当然アナログ的に、その中でも細分化されていきますが、それではキリがないので、分けるのはこの程度にしておきましょう。
さて、いつの頃か、わたくしの風俗店の利用目的に友達探しと言う要素が入って来ました。友達と言いましても、セフレでも愛人でもなく、飲み友・飯友の類でありまして、ただで遊ぼうなどと言う邪な気持ちは全くありません。これは、わたくしの趣味が「食う・飲む」だからでありまして、その趣味にお付き合いして頂ける、お気に入りの女性が居れば非常に有意義な時間を過ごせるからです。
その昔は、そんな女性を一般の方々、多くはスナックやラウンジのスタッフや、飲み屋の女性客などに求めておりました。しかし、それらの女性では、やはり邪な感情が湧き上るのを押さえることも出来ず、頭の中には常にエッチなことを優先に考えずには居れませんでした。それは相手にとっても同じで、警戒心を捨てきれずに、本当に楽しい時間は過ごせてはいないと思います。そんな警戒心を解き放つまでの時間と労力は相当なもので、仮にそれらの苦難を乗り越えて、最終的に目標にまで辿り着いたとしても、結局、体の相性が合わなかった時のがっかり感と、時間の浪費感はハンパ無く虚しいものになったりします。それはそれで楽しい遊びなのではありますが、生憎、もう若くは無く、そんな時間をゆっくり楽しめる年齢でもなくなりました。
そこで風俗だと気付きました。風俗の場合、お店に行けば最終試験の結果が先に判ります。言うなれば、普通の出会い方とは逆方向からのアプローチになる訳です。なので、まずは体の相性が合う女性を見つけ、更に自分と気が合ったり、趣味趣向の合う人を厳選していけば、それこそ最強の遊び相手となる訳です。プライベートでは健全な遊びを満喫し、抱きたい時はお金を払ってお店に行けば良い。逆に、駆け引きは面倒なので、相手の意志に関係なく、自分の都合でお店に行けば済むのは好都合です。むしろ、ある意味、嬢の体は商品なのですから、働いているうちは、お店に行ってあげるのが本筋だとも考えます。そう決めていれば、普段遊ぶ時に、あわよくば口説いてホテルに連れ込もうなど、がっついた事を考える必要もなく、自然な時間を過ごせます。そして、もし盛り上がって、そんな展開になったとしても、間違いなく体の相性も完璧なので何も問題なしなのです。
そんな考え方で巡り合えたオキニ達ですが、本当にオキニと言っても良い、オキニレベル2以上の嬢は、ざっと思い浮かぶ嬢で9人程、わたくしの風暦が10年程度かと思うので、もちろん重複期間もありますが、大雑把に1年に1人くらいの割合で出現していると言うことになるかと思います。お店を辞めたり、消息不能になったりと、入れ替わりもありますが、ほぼ継続的に常時存在している状況です。
そして、今回の本題となりますが、そんなオキニ達の中から、更に厳選された【オキニレベル3】のスーパーオキニ達に纏わるお話を披露させて頂きたいと思います。
わたくしの中で、スーパーオキニに値するのは、たったの3人。実に3年に一度程度の割合で出現する、どハマりしてしまった女性達です。わたくしの厳しいオキニ条件が満たされているのはもちろんですが、特に容姿が優れてる訳でもありませんし、特別秀でている何かがある訳でもなく、とにかく一緒に居る時間が楽しくもあり、落ち着くと思える、雰囲気が好きで相性が良い、そんな女性達です。
年齢も面白いことにマチマチです。各々の出会った時点での年齢は、出会った順に【21歳】【39歳】【30歳】となり、現在も多かれ少なかれ交流は継続状態にあります。
まず最初の当初【21歳】の嬢ですが、その頃よく行っていたお店の系列店に新人として入店し、非常に気になったので、速攻で遊びに行きました。この頃は、若姫もそれほど抵抗無く、どちらかと言えば若い嬢を選んで遊んでた頃だったと思います。
未経験で21歳の新人さんと言うことでしたが、仕事的には不慣れ感は拭えないのもも、接し方が非常に優しく、オヤジ対応力に長けていると言うか、母性本能溢れる女の子でした。後々判ったのは介護関係の仕事をしていると言うことで、人に優しく接するのは仕事柄と言うことだと思います。会っている時間が非常に心地良いので、月二程度で通ってましたが、確か8回ほどリピートしたところで突然の卒業となりました。約半年間の在籍で、きっかけは体調不良による卒業でしたが、その後は業界復帰もせずに現在で7年経ちます。仕事を始めたのは「ほんの出来心(本人談)」と笑ってましたので、今後復帰することもないでしょう。
この嬢とは、在籍時に何度かリピートしたところで、食事に誘いました。特に拒まれること無く彼女の地元に出向いて食事に行き、その後も何度か遊んだりしているところで、突然お店を辞めてしまいました。普通なら、ここで終わりになるかと思いますが、何故か非常に気になる存在となっていたので、その後も連絡を取り続けました。彼女も仕事を辞めたからと言って邪険にもせず、しばらくは遊び相手をしてくれましたが、次に起こった出来事が、彼氏が出来たということです。さすがに彼氏が出来ると会えないと言う話にもなりましたが、あっと言う間に破局を迎え、結局、なんら変わらずのお付き合いを続けさせて頂きました。その後も2度ほど彼氏が居た期間がありましたが、彼氏が居る時期は数ヶ月置きに、居ない時は毎月くらいのペースで食事をしたりして遊んでました。彼氏と同棲中の家まで迎えに行って、また送り届けたりと、お互い、そんな関係を普通に続けることが出来た女性でした。母性本能が強い故か、どうしてもダメダメな男を好きになってしまう傾向にあり、交際しても長続きはしなかったのですが、2年前くらいから付き合ってた人と、昨年めでたくゴールインとなり、さすがに結婚後は、会うのは控えておりますが、そろそろ近況報告を兼ねて食事でもと考えている今日この頃です。
次に当初【39歳】だった嬢、彼女は約3年前に出会いました。3人の中では初見で一番惹かれる気持ちも弱かったのですが、喋りやすい雰囲気と、ノリの良さで、こちらもノリで初回から軽めに誘ってみました。速攻でノリの良いOKを貰ったものの、結局は、LINEで日程を曖昧にされたりで実現は難しく、適当にあしらわれてしまいました。普通ならこれ以上は時間の無駄なので、ここで終了とするところですが、何となく私のプライドが意地を張り、もう少し攻略を試みた次第です。結果的にはリピート2回目で、何とか食事デートが現実し、その時の印象が良かったのか、次回の食事の約束も取り付けることが出来ました。そして、彼女の方から「お店には来なくて良いからプライベートで遊ぼう」とのお言葉まで。これには申し出に反して、お店は継続して行きたいと持論をぶつけ、その後2回ほどお店には行きましたが、あまり歓迎はされず、逆に、お金が勿体無いのでデート代に使って欲しいと言われました。結局、出会ってから3ヶ月で5回お店に行っただけで、その後は現在に至るまで、お店には立ち寄ってません。
そんな経緯から、お店以外で会うことが常となった訳ですが、そこからの展開が普通じゃなかったです。まず3回目の食事デートを彼女の家の近所で開催。その時に、なんと母親と妹が途中から同席しました。もちろん飲み友達としての紹介をされましたが、今までにない展開に驚愕でした。数ヶ月後には家にも招かれ、父親とも会って酒を酌み交わしました。そんなオープンなお家柄なので、その辺は特になんでもなかったのですが、そんな付き合いをしていると、すぐに問題となってくるのが「嫁」の存在です。やはり彼女からすると邪魔な存在なようでしたが、わたくしも良く居る普通にズルイ男ですので、離婚などはするつもりもございません。そんな話から色々と紆余曲折がありまして、しばらくして彼女が出した結論は「不倫のような関係は、いつか必ず終わりが来る。そんな結末は嫌なので、今ならまだ間に合うから友達でいましょう」でした。
だからと言って、お店に行っても良いとは言わず、体の関係だけを絶たれて、しばらくはギクシャクした期間がありましたが、時間経過と共にお互いの気持ちも落ちついて、その後は概ね飲み友達として普通に交友してます。例えば、飲み過ぎて電車がなくなると、一緒にビジホやラブホに泊まったりしますが、部屋に入るなりベッドにダイブの爆睡で、朝は寝てる彼女をそのままにして、指1本も触れずに先に帰ったりと、そんな気の置けない気楽な女友達と言う関係になりました。とは言うものの、稀に脱線もあったり、2人で旅行に行ったりと大人の友達関係って感じで、これからも大事にしたいと思っている女性です。
最後に【30歳】の嬢で、現在のオキニになりますが、彼女は出会って一年半経過したところになります。この嬢には初対戦で心奪われてしまいました。いつも通り何とか食事に誘いたいですが、そんなお誘いは幾多の客からもされており、その辺のガードは難そうだったので、慎重に様子を伺いながら手応えを感じ出したリピート5回目でようやく誘ってみました。難なくOKは貰えましたが、やはりタイミング的に頃合だったから良かったようで、時期早々だと玉砕していたかなと思ってます。
有難いことに、彼女にも良く思ってもらえてるようで、継続して月一程度で食事デートを楽しんでますし、思い立って誘った旅行にも快く同行して貰えました。お酒がわたくしより強いので、相手を気にせず存分に呑めるのも嬉しいですし、どんなジャンルのお店でも拒まず付き合ってくれ、気持ち良く何でも食べてくれるので、食事の連れ合いとしては私的に最強の女性です。
しかし、残念なことに最近彼氏が出来てしまいました。色んな男から告白されては断ったという話は度々聞いており、今は彼氏とか全然興味がないと言っていたので安心していましたが、今回の彼氏には真面目に告白されて胸キュンしたらしいです。歳も歳なんで、試しに付き合ってみるらしいですが、当面はお店を辞める訳でもなさそうですし、わたくしの食事の誘いも何ら変わらず付き合ってくれてますので、今のところは問題ないものの、やはり、年齢的にも結婚を考えても良い時期だと思うので、今後どうなるのか経過観察中と言ったところです。
以上、既に一人は卒業し、一人は現役と言いながら、お店には行っていない状況ですので、現在のオキニと呼べるのは一人だけとなりますが、わたくしの大切な3人のスーパーオキニ達のご紹介でした。
風俗嬢との交友に関しては、既婚、未婚、年齢や自分が置かれた環境、風俗を利用する目的などでも、人それぞれ考え方も千差万別でしょうから、わたくしの考え方を批評して頂くつもりもございませんが、やはり遊びとは言え、多くの女性と交わっていると、中には繋ぎ止めておきたいと思える女性も現れると思います。わたくしの年齢的にも、あと何人のオキニと呼べる女性と出会えるか判りませんが、男女問わず、気に入った人間とは長くお付き合いをしたいので、今後も気になる女性が現れたら「風俗嬢と客」の関係から脱する様に努力は惜しまないつもりです。
思っていることを文章にするのが難しく、支離滅裂になっているかと思いますが、この辺で今回のご祝稿を締めさせて頂きます。長々とご精読有難うございました。
最後になりましたが、日ピン研のますますのご発展をお祈り申し上げると共に、皆様の一層のご活動をご期待申し上げます。
それでは皆様、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
西日本本部長 たいらの漬盛 (H30.07.20)