〜©日本ピンサロ研究会〜

研究ノート 「テレクラ潜入レポ」 by M氏


 初めてテレクラに行ってきました。風俗と一般社会の中間に位置するテレクラは「援助交際」と「真面目な交際」、「プロ」と「素人」が入り乱れるカオス領域と聞きます。いったいどんな世界なのか、期待と不安を胸に某駅付近のValentine Callというお店へ向かいました。

 受付で店員の丁寧な説明をうけ、小さな部屋へと移りました。入ってみた第一印象は狭い。半畳ぐらいのスペースにでかいソファーが置いてあり、それだけで部屋が一杯になっています。目の前には電話とTVが置いてあります。とりあえずソファーに腰掛け、一服しました。

 テレクラ初心者なので、何を話して良いのかはさっぱりわかりません。さすがに風俗トークは使えないだろうし、かといって普通の女の子に話すのとも違うだろうし。「まず最初は何て言うんだ?」「援交だったらどうするんだ?」「どこで待ち合わせるんだ?」いろんな考えが頭を巡ります。風俗に初めて行ったときの緊張感に似ています。

 しかし、ベルは鳴りません。そうこうしているうちに、考えても仕方が無いことに気付き、ボーッとしていました。目の前には1つの電話があります。この電話から数限りないドラマが生み出されてきたんだろうなどと、感慨にふけっていると突然ベルが鳴りました。

「もしもし」

 けだるそうな声で話し掛けてきた彼女は26才コンビニ店員。とりあえずテレクラであることを忘れ、普通に話していました。会話の大筋は「どこかに良い人いないかな」「今いいひといないの?」「今日別れちゃったの」「その辺の話詳しく聞きたいからどっか飲みにでも行かない?」といった感じです。

 結果はごめんなさい。まあ、そんなもんでしょう。しかしこの娘、断ってるくせになかなか電話を切らない。けっきょくこっちから「もういいよね」と言うと、切ってしまいました。この辺テレクラ通の方々なら上手く誘えたかもしれませんが、まあ最初にしてはなかなか良かったのではないでしょうか。

 そして次の電話を待つ事にしました。

 しかし、待てど暮らせどベルが鳴りません。結局そのまま時間(1時間+新規サービス20分)になり、私のテレクラ初体験は終わりました。友人曰く「こんなに鳴らないのは珍しい」ということなので、また次回挑戦してみようと思います。

 しかし電話一本3150円とは...あと5000円出せば風俗ですっきりできるのに...というわけで、「西川口韓国式エステ編」へと続きます。