by T氏
こんばんはTです。相変わらず金欠でございます。
最初に理(ことわり)を入れさせて頂きます。毎度の事ではありますが、今回の私の研究ノートは全く参考になりません。店名も姫に迷惑がかかるため完全に伏せています。完全に自己満足のレポートです。読んで頂く中で、表現方法に気持ち悪い・不快等に思われる方も多々いると思いますがお許しください。
ハマー氏の牛若丸レポを読ませていただきました。うれしくなって、ハマー氏に御礼のメールを送ると、返信にて私が以前書いたレポを読んで店を決めてくれたとの事。責任重大です。そして私の中の何かに火が点きました。
「そうだ・・・吉原に行こうと。」
ネットにて吉原某店の在籍姫を吟味します。しかしどの姫も顔にモザイクが入っているため分かりません。苦戦していると、1人の姫が目に留まりました。それは数年前、某風俗、某店にて2回ほど通った事がある旧オキニのX姫でした。2回しか通ってないのにオキニと呼ぶにはどうかと思います。ネットのプロフィールでは顔こそボカしてありましたが、間違いないと確信しました。たった2回しか通ってないのにボカした写真がわかった理由・・・私はこの姫がどうしても忘れられなかったからです。
少し話しがズレます。私は業種が何にせよ風俗と姫のメアドはセットだと思います。行く先々の風俗で姫のアドレスが名刺の裏に書いてあります。もちろん営業の為に教えてくるわけです。私自身、そこから姫と仲良くなってプライベートで遊ぶこともありますが、基本的に風俗は「お金を出して夢を見せてもらっている」と思っております。決して現実の世界とは混同しないよう心がけています。
姫のアドレスを知ることによって客側にもメリットがあります。厳しい予約戦争を勝ち抜かなくても、姫を通して予約が出来る、俗に言う「姫予約」が出来るという点です。私は専ら、この利用方法しかしません。店外も強要しない、姫のプレイベートを詮索しない、予約のときだけメールする。姫にとっては良いカモ客ですね(笑)でも、このスタイルで信頼関係を築き、すごく仲良くなってプレイベートで遊ぶことが出来たりするわけですが・・・。
話がかなり脱線してしまいました。何故私がX姫を忘れられないかというと、以前この姫に入った時に、上記のような営業メアドの話をしたところ「風俗嬢とメールして何が楽しいの?私は誰にもアドレスなんて教えてないよ。」と姫が言ったのです。センセーショナルでした。何て営業っ気が無いのでしょうか。その姫のビジュアル・雰囲気ももちろんですが、その一言が気に入って裏を返しました。
そんなある日、突然X姫が退店しました。他の姫ならば他店に移籍した等、本人から直接メールにて情報がもらえます。X姫に関してはアドレス等を交換していなかったので、あがったのか移籍したのかさえも分からず仕舞いでした。
それからしばらくの月日が流れました。主戦場を吉原から川崎に移しながらも、相変わらずドゥクシドゥクシ言いながら私自身の風俗道は続いていました。
そんなある日に偶然にもX姫を見つけてしまったのです。
迷いました。これでX姫に入ることはストーカーなのでは?キモくねぇか俺??しかし郷愁の想いからかX姫に入りたい気持ちが勝ったので、店には「初めての客」ということで予約しました。最後に会ってから数年の月日が流れています。X姫は2回しか入ったことが無い私の事など覚えていないでしょう。当時、X姫が大好物で、差し入れで持って行っていたお菓子を購入し当日を迎えました。
いつもよりも胸が高揚します。現実の世界と混同しないと偉そうに語りながらも、正直浮かれていました。気持ちを落ち着かせるため浅草を1人散歩します。そのまま店まで歩き案内時刻となりました。
姫と対面です。久しぶりに見る姫は少し痩せて疲れている様に見えました。少し私の顔を見て、あっという表情をしましたが、店からは「初めての客」と伝えられているはずなので直ぐに普段の表情に戻りました。
部屋に入ってからも世間話が続きます。どうやらX姫は私のことを覚えていないようです。仕方ないですね。数年前に2回入っただけですから。少し残念でしたが、姫との雑談は続きました。
少しイタズラしてみようと思い、「この業界は長いの?」と聞いてみました。姫は「えぇ・・・少し」と。「じゃあ、変な客って多いでしょ?例えばこんな客居なかった?」と私と姫しか知りえない出来事を話してみました。すると今までの表情が嘘のように晴々した表情で「やっぱり・・・」と呟きました。そこで、すかさずX姫の大好物のお菓子を差し入れです。姫曰く「店からは初めてのお客さんって聞いていたし、もしかしたらとは思ったんだけど(笑)。こんな私の事覚えていてくれてありがとう。」
そこからは、本当に感情的なプレイを楽しみました。キスが嫌いな私が、長いキスを楽しみ、いつもより長い愛撫をし、攻守交替です。「俺の性感帯は・・・」と申告しようとすると姫が「分かってますって♪」とニッコリと笑い、責め倒されました。
最後は騎乗位にてドゥクシです。プレイはこの1回戦のみでしたが、ここ数年の近況報告をするにはあまりにも短すぎる一時でした。
姫から「何故私の事を覚えていてくれたの?」と聞かれたので、メアドの件を話しました。「私そんなこと言ったかなぁ〜?でも私さ、営業メール出来ないんだよね。他愛も無いメールが一番営業メールっぽいと思わない?『明日予約が入ってないから店に来て!!』というメールの方が営業メールじゃないと思うんだ。何故ならそんなビジネスライクな話をストレートにぶつけられる程の仲って事でしょ?私は客とそんな間柄にはなかなかなれないと思うし。私が思うに風俗嬢は『立ち飲み屋』みたいな存在であるべきだと思うの。なんか気が向いたときにフラッと寄りたくなるような。だから『必ずまた来るね』という言葉よりも、『気が向いたら、また来るよ』って言われたほうがうれしい。そして私自身も、吉原で終わるのではなく、名も無い駅前のソープで最後は終わりたい。吉原のように敷居が高い所よりも地元のおっちゃんがフラリと来ちゃうような気軽な感じに昔から憧れていてさ。」
何か人間的に魅力がありそうな姫だと改めて思いました。初めて私のほうからメアド教えてよと言ってみました。「こんな私のアドレスで良ければ」と姫は笑い、教えてもらいました。
最後にX姫に入ってから、この数年間の時間は私もX姫もいい意味で落ち着かせてくれて、会話とプレイを楽しむ事が出来たと思います。長い風俗人生で、ビジュアル以外で惹かれる姫に出会うことは稀です。こういう出会いを与えてくれた心のホームである吉原の神に感謝し、これからも風俗道を突き進んで行こうと思っております。
最後になりますが、平成17年11月から第13独立調査隊を結成し、現在までに吉原・川崎に落とした金額がついに1000万円を超えましたので報告いたします。モンスターバンドです。こんなのチラシの裏にでも書いてろ!!と言われてもいたしかたない長文・駄文、失礼しました。
会長付属調査隊 第13独立調査隊長 T (H20.08.15)