〜©日本ピンサロ研究会〜

体験メモ「久留米・花畑雑感」

by 筒井氏


【調査ファイル】No.165 研究ノート「久留米 花畑雑感」

 その店は福岡県久留米市の花畑(はなばたけ)という場所にあった。
 西鉄久留米駅から1駅。駅を出て久留米税務署方面に少し歩いた所に旅館「R」は存在していた。
 ちなみにこの花畑は有名なちょんの間地区であり、旅館で女の子に濃厚なサービスを受ける事が出来た。
 料金は20分8,000円か30分10,000円の明朗会計で、独特の雰囲気は一部では人気だった。
 なんか下宿屋か木造アパートを違法改造したような雰囲気の「R」に当時はかなり通っていた。
 それには理由がある。圧倒的に女の子が若くて可愛かったのだ。

 通常花畑エリアの女の子は大体30代から40代以上が中心で、太った人も多くビジュアル的には微妙だった。
 ところが「R」は基本的に20代前半が中心で、そこらへんを歩いている雰囲気の可愛い子と対戦できた。
 受付の人に「20分で」と言ってお金を支払うと、待ち時間が無いときはすぐに4帖半くらいの和室に案内される。
 そこで当時吸っていたタバコに火をつけ、それが吸い終わった頃に「こんばんわ〜」と女の子の登場となる。
 当時のオキニのYちゃんは堀○真希ちゃんに似たタイプの清楚な感じの子で、昼間は近くの専門学校生だった。
「また来てくれたと…」と久留米弁で嬉しそうに笑ってキスしてくれてからすぐにプレイ開始。
 約20分後、濃厚で楽しい時間はあっという間に過ぎて寂しい気持ちで駅までの帰路を歩いた事を覚えている。
当時「R」にはたぶん10回以上通ったと思うが、他の女の子でも殆どハズレは引いた記憶が無い。
 しかし「R」との別れは突然やってきた。ある日摘発されてそのまま閉店となってしまったのである。
 噂では他の旅館からの密告があり、このお店だけがガサを食らったとの事だが真相は定かでは無い。
 つい最近元「R」のあった場所に行くと、綺麗に新しい建物が建っており昔の面影は感じられなかった。

 好きだった「R」が無くなり、めっきり久留米に行くことはなくなった。
 当時はまだ雑餉隈以外にも井尻や春吉・竹下・二日市などにピンサロが多く存在しており、困ることは無かった。
 それでも10年ほど前に久留米の飲み会の後で花畑の旅館「T」に入ったが特に印象には残っていない。
 なんか太い30くらいの女の子が出てきて会話も弾まずに、ただゴム着で出来たというだけだった。
 そんな事もあり、個人的にはもう花畑に来ることはないだろうと思っていた。

 月日が経過して私が当会に入会してある時期に、久留米で合同調査が行われることになった。
 その事前準備の際、先輩会員でちょんの間王の偉業を持つしこふみ氏に久しぶりに花畑をアテンドして貰った。
 この時(2015年7月)確か7軒の旅館の営業を確認でき、こんなにまだ営業しているんだと率直に思った。
 それから2年も経過していない現在だが、花畑の旅館は壊滅的な状況になっている。 街自体が区画整理によって再開発され、これまで見逃されていた摘発が急に増加したのが原因とも言われている。
 2015年の年末ぐらいから摘発・廃業が相次ぎ、最後まで頑張っていた「A」はデリヘルに転業している。
 現在唯一残っている「F」も働いている女性はかなり年配の方1人のみでいつ廃業してもおかしくない状況である。
 多分数年後には過去の遺物として「昔あそこにそんなお店がありよって、よう行ったばい」と話されるだろう。
 どんな物にも始まりがあれば終わりもある、そんな当たり前の事でこの駄文を終わりたいと思う。

 対ボッタ襲撃調査隊長 筒井 (H29.05.08)

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