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研究ノート「性感染症の臨床例〜淋病・クラミジア〜」

by 惣次郎氏


■レポート No.047
タイトル:性感染症の臨床例〜淋病・クラミジア〜

 今までも会員の皆さんから体験談をお聞きしたり、レポを読んだりして、知識としてはありましたが、人生で初めて感染したので、記録としてレポートにまとめてみました。

 今回は初めての体験にも関わらず、皆さんのレポを読んでいたので、落ち着いて対処出来たと思います。これを読んでる皆さんも、まさかのときのために、予習は大事ですよ。

 以下が完治までの経緯になります。

■1日目
 いままでも濃厚接触したときは、プレイ後1日くらい先っちょがピリッとするときがありました。濃厚接触なだけに、軽い尿道炎かなにかだろうと思ってました。
 しかし今回は数日たっても排尿時に軽くピリッとします。激痛というほどではありません。こんな状態が1週間以上続いたある晩、パンツをみたらカピカピになっています。
「もしやこれは感染した?」
ということで日ピン研に掲載されている先人達の記録を改めて熟読。
 これはクラミジアか淋病に違いないと思い、その日は先人達に習い、パンツのなかにティッシュを忍ばせ就寝。翌朝泌尿器科を訪ねることにします。

■2日目
 病院で問診票を記載します。「排尿時に痛みがある」、「膿が出る」にチェックを入れ、しばらく待つと検尿です。
 健康診断では排尿時の最初の部分はコップに入れないように言われますが、今回は逆に最初の部分だけを少量採取するように言われます。
 どう見ても濁ってます。

 診察室に呼ばれ症状を説明すると、医者から「濁ってるね、クラミジアか淋病だね。」と言われます。(わかっててもちょっとショック)

医「特定の相手はいる?」
惣「いえ、いません。」
医「風俗は行く?」
惣「はい!」(なぜか力強く)
医「二ヶ月以内に行った?」
惣「週一くらいで……」
医(少々呆れながら)「なら(感染源を)特定は出来ないね……」

医「薬を一週間分出しておくので飲んで。それと検査の結果が淋病だったら電話するので、筋肉注射受けに来て。」
惣「クラミジアだったら薬だけでよいのですか?」
医「そうだね。」
惣「何か注意事項はありますか?」
医「お酒は控えて。あと風俗は当然ダメね。マスターベーションはいいよ。」
看「最後に完治しているか、尿検査するので2週間後に来てください。」

 ということで処方箋をもらい、そのまま薬局へ。薬局ではジェネリックでもよいか聞かれたので、ハイと答えます。レボフロキサシン500m を7錠です。毎日昼食後に1錠で1週間分です。

 薬剤師からは注意点として、以下のようなことを言われました。
・1日1回昼食後に飲むこと。
・薬を飲む前後2時間は乳製品を飲んだり食べたりしないこと。
・人によっては少し下痢になることがある。

 この日は診察と薬代で確か4,000円〜5,000円くらいだったと思います。

■4日目
 痛みはなくなります。そしてパンツのカピカピも少なくなり、ティッシュを挟む必要がなくなりました。この時は、きっとクラだったんだろうと思ってましたが……

■5日目
 電話が来ます。熟女看護師からの営業コールです。
「検査の結果、淋菌が出たから筋肉注射受けに来てね!」

 早速その日の仕事帰りに顔を出します。
トロビシン筋注用2g(1,540円)
をお尻に注射されました。そんなに痛くはなかったです。
 結果はクラと淋のダブル受賞だったと、この場で聞かされました。それと検査方式ですが、PCR検査だと言ってました。

■8日目
 一週間が過ぎ、飲み薬もなくなります。パンツも平和ですし、排尿時の痛みや、濁りもありません。

■18日目
 さらに様子見期間を経て、3回目の泌尿器科訪問です。尿検査で1,130円。
 結果は2週間後に電話で確認とのことです。ここへ来てさらに2週間はつらいですが、我慢です。

■31日目
 指定された時間に、恐る恐る病院に電話してみます。「検査の結果クラミジアは消えてたから。」とのお言葉を頂き、無事ミッションコンプリートでした。

■考察
 改めて、過去のみなさんの報告を読み返してみました。
 今回私は泌尿器科に行ったので、完治まで1ヶ月かかりました。性病科に行かれたかたは、一部保険適用外があるようで金額的には割高ですが、完治までの期間が短そうです。 次回のことは考えたくありませんが、もしあったとしたら性病科に行こうと思いました。1ヶ月は長くてつらいです。

■まとめ
・濃厚プレイ後は30分以内におしっこしましょう。
・体調が万全のときに遊びましょう。

 この二つ、ほんと大切です!

 神奈川東支部 川崎事務所 主任調査員 惣次郎 (R02.12.16)

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