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調査メモ「名古屋における,緊急事態宣言発出後の風俗業界等の現況について」

by 先走り二等兵氏


●緊急事態宣言後の名古屋概況2●

 いつもお世話になっております、愛知の先走り二等兵でございます。
 名古屋については、緊急事態宣言後に「まだ愛知が対象外だった頃」に概況を寄稿致しました。程なく、愛知独自の宣言を経て全国的なものになってしまいまして、現在に至っております。
 金津園については既に寄稿し、個室付特殊浴場は全て営業自粛。執筆時点では5/7から再開予定ですが、もしかしたら6月以降まで正常な営業は出来ないかもしれない状況です。

●名古屋の風俗店概況●
 一方で、名古屋。箱店については、大半の店が開いてる印象です。ただ、やはり通常通りとはいかないように感じます。

1.営業自粛
 新栄エリアは、比較的営業自粛が多く、半数くらいは営業自粛している印象です。デイトナ、アマテラスなどのある種の象徴的な店が自粛しています。
 営業中の店舗も、やはり出勤は少なく感じますので、事情があり出勤せざるをえないお嬢さんの為に開けている印象です。
 大門など、ソープも営業自粛をしています。
 ソープについては、全国的に営業自粛をしている地域が大半で、今後の性風俗文化の転換期になるのかも知れません。正直、ユーザーとしては無くなってしまうのか、と不安を感じます。

2.時短営業
 栄や錦などの、繁華街を中心に20時迄、という営業が多く見られますが、何故か納屋橋や名駅あたりはもう少し長く営業しています。
 時短についての解釈が、各店毎に違う可能性がありますが、飲み屋が閉まってからは箱店も厳しいと見て間違いないかと思います。
 納屋橋、名駅は21時がリミットになりそうですが、ユーザーとしては誤差の範囲と思います。

3.検温、消毒の徹底
 まず間違いなく、この2つは避けて通れません。
 37度を超えると断られる可能性があり、37度5分だと帰って寝てください。消毒はもちろんですが、特に言われた事はありませんが、マスク着用での来店がベターかと思います。
 賢明な読者諸氏はご存知かと思いますが、マスクは感染者がウイルスを撒き散らさない為のもの。とは言え、時節柄のエチケットと思って来店時は着用が望ましいと思われます。
 デリヘルについては、比較的通常通りの営業をしている印象です。ただ、深夜帯の出勤は確実とは言えず、店としては営業時間でも実質的には時短というケースもあります。

●名古屋の人の流れ●
 休日であっても、通常の平日よりかなり人出が少なくなっていると感じます。平日の午前中はちらほらいるサラリーマン層が土日に消えている感じです。
 かといって、繁華街の飲食店や百貨店などは、アパレルやホビー関連が営業自粛してるケースが多く、地下鉄や電車で出かける意欲が湧かないのでしょう。
 関連して、飲食店も軒並みやられています。
 4月下旬の段階で、夕方以降に開いてる飲食店はかなり限られています。名古屋で最も狂気的なラッシュがある、東山線も「朝から晩まで、座れる可能性」を残しています。名古屋駅の地下鉄9番出口の階段は、常に多数の往来がありますが、下手したら誰も昇降していない事もあります。
 4月初旬頃から現在までで、確実に人の流れは無くなっています。感染症予防としては、上手くいっているのだと思いますが、複雑な気持ちにもなります。
 また、大村知事による独自の緊急事態宣言後より、安倍総理による緊急事態宣言の地域拡大後の方が各業界の動きは変わってきた印象です。
 余談ですが、大村氏の求心力はかなり低下していると言わざるをえません。実際、風俗店の営業自粛が出始めたのは、地域拡大後であり、愛知県独自の緊急事態宣言直後には、生活面ではあまり大きな変化は感じなかったのが実情です。

 通常の生活に戻り、通常の調査活動を取り戻すに、COVID-19の終息が早く実現することを願って止みません。

 以上が、緊急事態宣言下の名古屋市内概況でした。

 愛知支部長 先走り二等兵 (R02.05.12)

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