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調査メモ「岐阜金津園における,緊急事態宣言発出後の風俗業界の現況について」

by 先走り二等兵氏


●新型コロナウイルス=COVID-19による風俗的な影響の一端について(岐阜編)●

 お世話になっております。愛知県からこん〇〇は、先走り二等兵でございます。
 先日、緊急事態宣言の全国拡大前夜までにおける名古屋のコロナ余波について寄稿したところ、えせ男爵さんが更に広範囲における研究が発表されました。改めて、私の事に触れて頂いた御礼がてら連絡を取り、再会の誓いを致しました。
 名古屋における緊急事態宣言中の状況については、また後日寄稿を考えております。

 さて、ちょいと用事がありまして、岐阜県岐阜市まで行きました。ついでに金津園の今を、見てきましたので報告致します。
 たまたま、金津園をぶらつくと話した際に、偶然にもまっつーさん、玉さん、萌さんが居たので健康維持の為にウォーキングをすることにしました。

●営業自粛●
 岐阜特殊浴場防犯組合に加盟する全店舗が、現在では5/6迄の営業自粛をしています。
 旧艶グループは4/13からと1番早くに、営業自粛をアナウンス。全国的にも希少な、SMソープ・紫苑と老舗のムーンライトが4/15からの休業。
 4/16に岐阜県より、休業要請先として「個室付浴場業に係る公衆浴場」「ストリップ劇場」と明記して発表。
 4/18より、岐阜県からの要請に従う形で組合加盟店が休業に入る、という状況です。

 なお、岐阜県からの休業要請に応じた事業者へ、協力金が支払われますが、岐阜県においては対象事業者について「性風俗店」と明記されております。これは実地調査後に知った情報ですが、足並みが揃っているのはこれも影響があるかもしれないです。
 とはいえ、50万円という金額はソープという業種において決して充分な金額ではありません。近年、急な摘発が続いていたり、幹線道路の開発計画によって行政からの圧迫が絡んでいたり、複雑な事情がありそうです。

●実地調査●
 ケッタマシーンのまっつーさん以外は徒歩で巡回となりまして、まずはゆうす、、、ビリケンさんにご挨拶。ビリケンさんの居場所を知りたい方は、先走り二等兵までご一報下さい(笑)
 そのまま、ぶらぶらと歩きましたが、見事に閑散としています。猫1匹おりません。閉店してから、居抜きされずに取り壊される店も多い為、だんだんと、徐々に箱は減っています。そんな中、気になった点を挙げて行きます。

1.旧花手毬の駐車場に車があった
 閉店してから久しく使われていない箱で、以前からたまに車が停まっています。なかなか良い車だったと思いますが、花手毬は高級店を標榜していたと聞きますので、送迎車がそのままなのでしょうか?
 ただ、金津園の送迎車は黒のイメージが強く、停まっていた車は白だったので何とも言えません。以前のオーナーが残しているなら、権利関係が複雑になりがちですから居抜きは難しい気がします。継続して観察しても、新たにこの箱で営業されない限り、真相はわからないと思っています。
 ただ、金津園の高級店は、古くとも内装が煌びやかなので、可能であれば再利用して欲しい気がします。もっとも、間が空き過ぎている気がするので、条例によりほぼ改装や修理が認められないので、気掛かりではあります。

2.ケータリングの配送スタッフがちらほら
 調査時点では、緊急事態宣言の延長が噂されながら、まだ何とも言えないという状況。金津園の建物は経年劣化しているケースが多く、各店の努力と工夫で維持している状況です。家は、人が住まなくなると急激に劣化するそうですから、定期的に人が来ているのでしょうか。
 中から人が出てくるところは見ておらず、かといって出待ちする程野暮な我々ではありません。在籍嬢か、ボウイ氏か、オーナーか、それはわかりませんが店を守る気概を感じました。
 恐らく、最近掲載された、名無し氏の調査報告にある「自粛中だが人がいる」というのも、定期的にボイラーを動かしたり、個室の換気を行なってみたり、という維持管理の一環を行なっていたのではないか、と思われます。
 送迎車を洗車している様子もあり、閑散とはしていますが、多少の息吹きは感じられました。
 5/7の営業再開を予定している店が大半ですが、宣言の延長となれば休業も延長になると予測していますが、いつ再開してもいいように出来る準備をしているという印象でした。

 以上が、自粛中の金津園を歩いてみて(まっつーさんはケッタマシーン)気づいた点です。思うことは、現時点では延長不可避の緊急事態宣言が早めに終了できる世相になり、我々のようなハードユーザー以外も気軽に遊べた頃に戻りたい、という感じでしょうか。
 岐阜の市街も、猫も杓子もテイクアウトという状況下で和菓子屋すらも営業そのものを自粛している状況。岐阜は飛騨高山から長良川までの水がもたらす恩恵により、日本酒の酒蔵が多くあります。落ち着いた暁には、是非とも訪れてみて下さい。

 次回、名古屋のその後も纏めていきたいと思います。

 以上を持って、報告と致します。

 愛知支部長 先走り二等兵 (R02.05.11)

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