by Q氏
こんばんは、いつもお世話になります。初投稿の「Q」と申します。
このたび急に泰に興味を持ち始め、泰について調べていると日ピン研の存在を知り、会社の仕入先に非常に詳しい方がいてお話を聞く機会を得たり、同じ会社の方が泰で仕事をしてることを聞いてコンタクトが取れたり、この巡り合わせは神の思し召しと思い、関西発2泊4日のツアーに全込み55000円で申し込み、キャンセル待ちの結果ついに初訪泰を果たしましたので、レポートしたいと思います。
日ピン研の諸先生方の様な立派なレポートは出来ませんが、初心者の方が参考になるような情報を綴っていきたいと思います。
今回はナナとスクンビットのゴーゴーバーにターゲットを絞った訪泰でした。実際の店の様子は別のレポートとし、まずはイントロダクションとして、私の様な初心者が単独で突撃される方の参考になればと思います。
【泰の国内事情について】
私が訪泰する直前は、恩赦法案で赤シャツと黄シャツが衝突しており、戦勝記念塔やサラデーン駅、スクンビット駅周辺でデモが起きており、実はとても微妙なタイミングでした。普段あまり怒らない泰人も、集団になると荒々しい一面も持つようです。
ただこのような状況でも、その集団に近づかなければ「たぶん」大丈夫だろうとアドバイスを受け、もうお金も払ってたので予定変更無しに行くことにし、結果何も問題ありませんでした。夜中でもスラム街っぽいところ(昼間)でも、単独行動で危険を感じたことはありませんでした。
【泰でボッタクリ?】
まず、タイで遊ぶにはタイの文化を理解する必要があります。
タイの方の殆どは熱心な仏教徒で、「現世で人に施すことによって、来世に報われる」という考え方をもっています。つまり、お金のある人が、無い人に施しをするのは「常識」の様です。
よくタクシーでぼられると言う方がいらっしゃいますが、タイのぼったくりは精々タクシー代200Bのところを300B取られる程度です。これも、冒頭のタイ人のDNAを理解していれば、笑って済ませられますし、済せないと旅の雰囲気が壊れるだけです。殆どの泰人に悪意はありません。
私の今回の訪泰では移動に際し、全て事前に運転手と話をして、相場より高いかどうかでは無く、自分が納得できれば乗ってましたので、バイクにしろトゥクトゥクにしろ、終電後であれ、ボラれることは無かったです。Barで微妙に計算が合わなかったことはよくありましたが、何しろ英語が分からないので、システムの理解不足が原因のこともあったようです。
【トイレについて】
初バンコクの私が、ナナにしろ、ソイカウボーイにしろ、バンコクを放浪してて一番困ったのがトイレでした。
基本的にバンコクでは大きなショッピングセンターには無料のトイレがありますが、その辺の店や通りにあるトイレはたいてい有料となり、@3〜@5B程取られる上に、それすら発見するのが困難です。
一度見つけた場所はメモるなりして覚えておかないと、日本の様にコンビニには有りません。夜はビールも飲んでトイレが近くなってますのでさらに要注意です。Barに入ったらトイレはありますので、催さなくても一杯飲んだら行く習慣を付けておきましょう。
ソイカウボーイのトイレは、ソイカウボーイを抜け、右に曲がって少し歩くと左手に日本でもお馴染みのマックスバリューがありますので、そこは無料で深夜まで使えます。
ナナプラザ周辺では、ナナ駅方面に戻りますが、スクンビット7アーケードあたりの建物内に有料のトイレがあります。探せば他にもあるのでしょうが。。
【携帯電話】
日本以外ではシムフリー携帯が主流だそうです。
私は滞在ホテル近くのセブンイレブンにて到着してすぐ1400B位で購入しました。1200B分の通話料が付いてる、と箱に書いてましたが、実際先月で切れていた様です。後になって何ら悪びれる様子も無く、セブンイレブンの店員が教えてくれました。まあ、こういう国です。
残高の確認方法と、追加代金の入力方法を店員に聞いておけば、それだけでOK。大きなショッピングセンター内には大抵携帯屋が入ってます。一番安いのは800B位で売ってました。
両替でたまに携帯番号教えてって言われることもあるし、何より事がうまく運べば連絡取り合うこともあるでしょうから、必須アイテムだと思います。
しかし、私はうまく運ばなかったので、もっぱら案内してくれた方との日中の連絡取合い用になりましたが。それでも携帯はあって良かった。
でもスマホタイプを買っておけば、いろいろ調べ物する時にもっと役に立ったかもしれません。
家からiPhone持って行きましたが、チキンなのでローミングONに出来なくて、実際のBarでの交渉時に語学力が足らなすぎて、かなり困りました。
【両替について】
今回のは旅行は2013年11月中旬でした。ネットで調べて、関空での両替は非常に不利っぽかったので、日本では両替をしませんでした。
スワンナプーム国際空港で当日分の3万円を両替しましたが、結果的にこれも失敗でした。次から現地空港では移動代の数千円の交換に留めようと思います。
バンコクでは至る処に両替所があり、深夜まで賑わっている所は両替屋も遅くまで営業しています。ナナプラザも入口隣に両替所があり、レートも悪くないです。
一番のお勧めはスーパーリッチという両替所で、サラデン駅、チットロム駅、プロームポン駅周辺等にあります。
私はチットロム駅北北西にある「ビッグC」というショッピングセンター1階にあるスーパーリッチで交換しました。朝10時からですが、ショッピングセンター内ですので非常に安全に交換できます。
この「ビッグC」の建物の裏に、各色のスーパーリッチを始め両替所がたくさんあります。ちょっと雰囲気が変わるエリアですが、問題無いでしょう。どこもレートは良いです。自分の感覚ですと、関空>>>>スワンナプーム空港>>街中の両替所>Super Rich、という所でしょうか。
試しに、1万円を両替所でバーツ(B)に交換したとすると、関空3.7(2703B)、スワンナプーム国際空港3.45(2899B)、スーパーリッチ3.17(3155B)となり、17%も差がでてしまいます。差額の450Bあればゴーゴーバーで女の子のドリンク一杯おごって2軒はしご出来ちゃいます。
ちなみに関空で¥→B、B→¥にすると、それだけで35%資産が目減りします。関空で大量に両替して、泰で余らせて関空で¥に戻すと目も当てられない惨状になりますので、くれぐれもご注意を。
泰での両替はおつりをくれない所が多いので、少額交換用に1000円札を10枚くらい別に持っておくと、旅の後半に無駄な両替をしなくて済みます。必ずB→¥も泰で戻しましょう。
【ホテルについて】
今回は、マッカサン駅近くの「FXマッカサン」というホテルに泊まりました。
スケンビットから地下鉄で一駅ですが、ジョイナーフィーが幾らか聞いたところ、うちではそんなサービスはやってないので、ナナの周りなら幾らでもあるぞ的なことを言われました。
ジョイナーフィーの有無、IDチェックの有無は、事前に調べるのが難しく、またツアーだと選択肢も限られるので、難しい問題ですね。
私の場合は結局語学力がウンコ過ぎて、滞在ホテルを使うって話になりませんでした。そもそもロングの提案すら無かったです。ゴーゴーバーにはロングは無いのか?
ソイカウボーイですと、この通り入口横にショート用のホテルがあり、350B(チップ不含)で利用できますし、ナナプラザですと、ここの3階に同様に350Bで利用出来るホテルがあるので、問題無しです。
いや、ありました。ナナプラザ3階の宿は、シャワーの水が冷たい。文句言っても、「部屋替えましょうか?」も無いし、ゴメンの一言も無い。この部屋だけかと思ったら、2時間後に再び訪れて別の部屋を利用しましたが、そこもお湯は出ませんでした。
泰現地ではシャワーの水は冷たいのが普通だそうです。騒いでるのは私だけって雰囲気でした。まあ、こんな国です。2回目訪れた時は、ホテルの女性にチップくれって言われたけど、追い返しました。
それと、ソイカウボーイは、通りの最初と最後に常時警官が数人います。何してるのかよく分かりませんが、ショート宿がソイ入口すぐ近くなので、ちょっと緊張します。
意図せず相手が20歳以下だった時に、警官の虫の居所が悪かったら捕まるのか?そんな妄想をしながら警官の横を手をつないで通り過ぎました。
【言葉の壁について】
ナナ、アソークに至っては、英語が出来ないと非常に困りました。
ママさんクラスなら片言の日本語が通じる店もありますが、楽しむには英語が必須で、女の子の中には英語すら出来ない人も大勢います。ジェスチャーである程度こなせますが、交渉やクレームを言うときに英語が出来ないと微妙なニュアンスを伝えることが出来ず、とてももどかしい思いをします。
ナナでは(他もそうかもしれませんが)18時位〜20時位まで(よく覚えてない)、ハッピーアワーと称してドリンクが安くなります(例:@120B→85B)。
しかし、いざチェックすると、どう考えても何割か高い。理由聞いてもよく分からないし、うまく気持ちを伝えられない。実際は安くなるのは自分のドリンクだけで、女の子のドリンクは正規料金だったのが理由でしたが。
まあそれでも、過程はどうであれ、しゃべれなくても目的を達することは可能ですし、困ることは予想してたので、しょうがないです。
で、ママさんとの交渉時に「電卓」は持って行った方がいいです。言葉は通事無くても電卓があれば数字のキャッチボールしながら何とか交渉は可能です。店内は暗いので、数字が光るタイプを。
【訪泰費用】
2泊4日、家を出てから家に着くまで、総額135,000円でした。
コンビニ弁当は40Bとかなので、無駄な買い物や観光をしなければ、予算の9割を夜に集中させることができます。
以上です。実際の突撃レポートはまた後日お送りしたいと思います。
第2教育中隊 兵庫地区教育隊 調査員補 Q (H25.12.16)