〜©日本ピンサロ研究会〜

研究ノート「風俗店利用者からの提案」

by ぴょん吉氏


《これ、改善してもらえませんか?》
 皆様、お世話になっております、大阪のぴょん吉です。
 今回は風俗店を利用する一消費者として、実際に目についた、これはいかんだろ!という行為を例に挙げて、こう改善すればいかがでしょうか?という提案をお節介にも書かせて頂きたく思います。ホテルヘルス好きの一戯言としてご覧下さい。

1《WEB情報の公開》
 昨今のパソコン及び携帯電話の普及率を考えると、何処かのお店を利用しようとした時に、大部分の同士が事前情報を画面で欲していると考えてよいでしょう。一昔前ならスポーツ新聞の広告や専門誌に頼らざるをえなかったが、現状では、ホームページや携帯サイトを持っていないと、訪店を躊躇する場合もありえるのでは? サイト情報がある、イコール優良店という図式は必ずしも成立しないが、少なくともライトユーザーが危惧する、この業界の胡散臭さの若干の軽減がはかれると思うと同時に、当該店舗がどのような嗜好の客をターゲットに営業しているかのメッセージにもなります。私は個人的に未レポ店突入は好きですが、やはりWEB情報皆無という店舗は避けがちです。御一考ください。

2《WEB情報の中身》
あくまで必要最低限として

料金。
基本サービスの内容。
営業時間と電話番号
受付の所在地、できれば住所
在籍嬢の雰囲気だけでも掴めるような写真と出勤情報

 それとあまりに更新のないホームページは、潰れた?やる気無し?の想像につながります。

3《男性店員(受付)の接客教育》
 この部分は以前に、ぱるる氏が、きっちりと述べられております。
 お客は嬢のサービスを受けに、お店に足を運ぶわけですが、最初に対面するのは受付の店員です。当会レポでも数多くの方が書かれておりますが、受付の対応が何とも酷いという例が報告されています。
 当方が受けた印象の悪い店員の代表例

1 言語不明瞭で何を喋っているか、解らない。
2 「待ち時間の申告のいい加減さ」や「明らかに太っている嬢を痩せていると伝える」に代表される嘘を平気でつく姿勢。
3 客を見下げたような態度をとる。客を客と思わないと考えられる、言動、態度。
4 パネル選択時に嬢の情報をまるで、客に提供しない。または、迷っている客に対してごり押しをする。

 このような行為は、その場では、一旦顧客として取り込めるかもしれないが、リピーターになるかは、甚だ疑問です。
 頭からバネが飛び出しているような、ポンコツ店員はお店の癌となります。いくら質の高い嬢が在籍しようが、他の店員が優秀であろうと、「悪貨は良貨をくちくする」という、格言をお忘れなく。早急に接客態度を指導し、改善できなければ解雇すべきです。その店員の給与は、客の支払ったお金です。

4《金銭のやりとりの明瞭性、透明化》

 大阪では一部店舗で、パネル見学時に見せ金を要求してくるところがあります。以下に紹介するのは京橋の某ホテルヘルス店で、筆者が経験したことです。
 夜11時頃の来店
筆「初めてなんですが、パネル見れますか?」
店「ハイ!大丈夫ですよ。ただ当店ではパネル見学時に、60分コースの代金を先に頂きますが。」
筆「もし、気にいった女の子がいなかったら、全額返してくれるんですよね?」 店「勿論です。」
 60分コースの総額をカウンターの上に置くと、店員は、その紙幣を店の奥に持っていきます。
 出てきたパネルは2枚、そのうち一枚はかなりの体格、もう一枚はかなり派手な顔立ちの、ややポチャ。当方、早々に撤退を決意。筆「今回は縁がなかったっちゅうことで、帰ります。」
店「どうしてですか?この女の子は指名も上位ですし、ルックスも良いから、後悔させませんよ!」
筆「確に良い子なんかもしれんけど、ちょっとタイプじゃないねん。」
店員、一端店の奥に引っ込み、上司らしき人物と相談。戻って来て…
店「パネルより、ずっと良い子なんで、入っていって下さいよ。」
筆「ごめん、今日は帰るわ!」
 またもや、店員奥に引っ込んで、上司とひそひそ話をして戻って来るが、店の財布にしまった、お金は持たずに再登場!

店「お客さん、いったいどういったタイプの女性がお好みなんですか?」(語気が強まる)
筆「スレンダーな人がえぇねん!」(こちらも、カチンときている)
店「この女性、そんなにポッチャリじゃないんですから、入ってくださいよ。後悔させませんから。」
筆「もう、今日は帰るから、お金返して!」
店「よその店、行っても、これ以上のパネルは出てきません!それだけは断言しときます。」
筆「誰が他の店回る、言うたんや?家帰るねん!はよ、金返さんかい」
ようやく、店の奥へ引っ込んで、お金を持って来て、捨て台詞に!
店「お客さん、基本的に人妻系でスレンダーはありえないですよ!」
 この対応で一番問題なのは、お金を奥にしまって、店員が執拗に粘るというところです。さらに奥での密談でこちらにプレッシャーでも与えているつもりでしょうか?ただでさえ、金銭のやりとりで、不安感を抱かせがちな業種であり、気の弱いお客であれば、もう気乗りしないけど、入ってしまおうとなったり、お金返ってこないんじゃないか?という不信感を持たせます。見せ金システムを全否定はしませんが、カウンター上にお金を置いて、「お客様はいつでも、お帰りになれます」という状況を作るべきです。またこの状況なら「お客さん、今回は生憎お気に入りの女性が、ご用意できませんでしたが、色々なタイプの女性を取り揃えておりますので、またのご来店、お待ちしております。ありがとうございました。」どうして、この程度の対応ができないのか? 嬢の数が少ない、店にとってはピンチなのですが、これを次回のチャンスに変える方法もあるわけです。(本日は案内できないけども、こんな嬢も在籍しているのでとパネルだけでも提示する)
 料金を返却せず、去る者の深追いをしすぎることは、かなりのマイナスです。優良サービスを提供しているのなら、次回もあるわけですから、客を押し込むことばかり考えずに丁寧な接客で気分良く帰すことの方がよほどプラスです。売り逃げが通用する程、客も甘くありません。御一考ください。

《利用料金はできれば、ポッキリ価格を明示。》
 これも、金銭にかかわることですから、かなり重要です。
『60分16000円・全部込み』
『60分12000円』いざ、支払いの段になって、パネル指名料とホテル代が別途3000円必要になります。と申告されるのとでは、支払い金額は同じでも、印象がまるで違うのです。後乗せサクサクが通用するのは、天ぷら蕎麦だけであって、直接現金のやりとりをする業種ではマイナス要素にしかなりません。少なくとも、基本サービス料金・パネル指名料金・ホテル代を細分化しなければいけない事情が店側にあるのなら、カウンター上に価格表として明示することは必須義務です。

5《アンケートの実施》
 そもそも、お店側は雇っている嬢がどれほどの質のサービスをお客に提供しているのかを、いかに確認しているのか?指名客が多い嬢が優良嬢で、一度も返りが無い嬢を問題ありと認識しているのか?
 ホテヘル・デリヘルは店舗型に比べて店の監視が甘くなり、ろくなサービスも行わない嬢や入店当時は優良嬢だったのに、仕事慣れしてズルさが見え隠れする指名上位嬢もいます。サービス地雷嬢の放置は確実に店を蝕んでおります。
 当会レポートでも、お気の毒としか言いようのないサービス地雷例が報告されている。その被害者の大部分が、「二度とあの店には行きません」や「あんな嬢、雇うなよ!」といった感想を述べているが、店員にクレームを付けたという例は少ない。
 何故か?文句を言っても、お金が返ってくるわけでなし、ホテヘルの場合は現地解散が常識で、わざわざ受付に戻っての被害報告はまず、ない。あんまりごねると、怖いお兄さんが出て来て…、ダブルの被害を想定。(あくまで、想像です)
 もう一つの要因は、他にいくらでもお店があるということです。つまり、もう二度と来る気がない、顧客流出です。
 私を最もへこませるのは、サービス地雷嬢や、何の取り柄も無い嬢と遭遇した時です。あるべき基本サービスが無い時、例えは極端ですが、牛丼を食べに行って、出てきた丼に肉が見当たらず、汁だけがご飯にかかっていたら、どうします?「肉のせんかい!こらー!」となりますが、風俗で肉がのっていない時(基本サービスがまるで無い状況)に、肉のせんかい、こら!を言う機会を作るべきでしょう!(一部の方は、その場で肉のせて!と言えるかもしれませんが、肉がのるかどうかは疑問)現実には風俗では、我々は肉無し牛丼を渋々食べたり、憤慨して料金を寄付して帰っています。
 嬢に対して、ある程度の抑止力を店がかけないと、楽を覚えたベテランや考え違いの新人嬢が、のびのび野球ならぬ、手抜きサービスや試合放棄を演じています。これの放置は店にとっての命取りです。
 私が経験したアンケートはホテヘルで嬢が用紙を持っていて、書きこむものでした。意味がありません。用紙を持って帰るのは嬢で、そこに辛辣な回答ができるでしょうか?我々は厚かましいサービス地雷嬢よりずーっと繊細なんです。
 大阪の某店舗で実施されているのは、メールによるアンケートです。自分がサービスを受けた嬢に対しての実情報告の形をとっております。もし、サービス地雷嬢だったとしても、他のパネルに気になった嬢がいたり、店員の態度が素晴らしかった場合などは、リピーターになる可能性があるのです。そこで、アンケートをとり、あまりに被害報告が多いグレーな嬢には指導し、改善を店側が要求し、できないのであれば解雇などの処分を課すべきです。しつこく書きますが、嬢は店の財産でもあり、店の大黒柱をガリガリと蝕む、憎むべき白蟻にもなるのです。
 ただ、メールでアンケートを返してくれる客というのは、店に期待をしてる人ですから、日頃の地道な営業が大事です。偽装・自演なども考えられますが、火の無い所に煙はたたないともいいますので、白蟻嬢の早期発見につながる可能性はあると考えます。またICBM砲炸裂が店側容認でない場合も有効です。(ICBM砲をすべての客がありがたがる訳ではない。)

6《ルックスが劣る嬢》
 これについては、人それぞれの好みもあり、応募してきた女性と店舗の現有戦力のバランスが大きいので、難しい問題です。ただ、一端採用としたのであれば、少なくとも、身だしなみのチェック、メイクなどを指導して、女性というものを商品として高額な金銭をいただいているという、自覚を持たせていただきたい。パネル制作に相当な技術を駆使されて、超能力者も驚きのマジックをかけておられるのですから、実物にもマジックをかけてやる努力・忠告をしてください。たまに女性を捨てた、やるせなくなる嬢を見かけます。
 ビジュアル至上主義者もお客には多いですが、当会レポでも、散見できる「ビジュアルはきつかったが、サービスは言うことなし」といった状況にまで腕を磨くか?(ビジュアル優良嬢より合格のハードル上がります)高齢客が求める癒しの接客を磨くか?得意分野を持つように忠告すべきです。 
 プロ野球選手にもいます!バッティングは草野球好きのおっさんレベルだが、足と守備だけで、何年も飯食ってる人が。サービスのスペシャリストになって生き残りを。
 長々と書きましたが、我々はある程度安心して、お店を利用したいと考え、良い嬢に巡りあうために様々な障害物に衝突しております。お店側には、お客様の大部分は神様です、という姿勢と他の業種より、闇の部分が多い職種と思われがちですから、より丁寧な接客を心掛けて、優良店づくりにがんばっていただきたいと思います。嬢に丸投げで店は放置では、他の優良店に客を奪われるいっぽうで、自然淘汰が目に見えています。

 会長付属調査隊 西部方面調査隊 大阪地区調査隊長 ぴょん吉 (H19.12.27)

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