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研究報告「合成抗菌剤(抗生物質)の臨床例」

by ぱるる氏


 P支部長@神戸でございます
 ('(ェ)'o)ゞ−☆ クマクマ

 クラミジアは特に女性においては,症状が軽く感染に気がつきにくいことから,今ではかなりの潜在的な感染者が存在すると言われている。風俗愛好者にとっては,淋病とならんで,もっとも被弾しやすい性行為感染症であるといえるのではないだろうか。かくいう筆者も,これまでにクラミジア,もしくはクラミジアが疑われる状況において幾つかの抗生物質および合成抗菌剤の投与を受けてきた。筆者が体験した範囲においてではあるが,その効果および副作用をレポートしたい。

 

ガチフロ200mg×1日2回(ガチフロキサシン)

体験談:朝から飲み始めてその日のうちに,尿道の違和感は消失した。トータル2週間飲み続けて,完治となった。本職は幸いにも体験することはなかったが,光過敏症,さらにまれに重篤な低血糖/高血糖が起こる場合があるので注意が必要である。

 

ビブラマイシン100mg×1日2回(塩酸ドキシサイクリン)

体験談:ビブラマイシンを服用した際は,幸か不幸かPCA検査の結果は「クラミジア陰性」であった。飲み始めて翌日には尿道炎の症状はほぼ消失したが,雑菌性であった可能性もあるのでクラミジアの場合にどのように効くかについては,報告できない。本職は特に副作用を経験することはなかった。ちなみに処方した医師は「クラミジアの特効薬を出しておきます」と仰っていたが,特効薬とよぶほどではない…。淋菌では特に,耐性菌が出回っている。

 

クラビット100mg×1日3回(レボフロキサシン)

体験談:はっきり言って,効果がない。耐性菌が蔓延しているこの世の中,クラミジアが疑われる状況で,ファーストチョイスとしてクラビット100mg×3を出してくる医者の考えが判らない。もちろん私は医師ではないし,処方した医師には彼なりの考えがあるのだろう…と思いたい。数日服用したが尿道炎症の症状は改善されず,ガチフロに変えてもらった。ちなみに残ったクラビットは,にきび(吹き出物)が出来たときに飲むと,抜群に効いた…

 

クラビット500mg×1日1回(レボフロキサシン)

体験談:クラビット500mgを服用した際は結果として「疑い例(クラミジア検出されず)」だったのであるが,尿道炎の症状は服用後,すぐに消えた。しかし腸内細菌のバランスに影響したのか,しばらく軽い下痢に悩まされた。

 

ジスロマック1000mg一回投与(アジスロマイシン)

体験談:現状では良くも悪くも「最強」かつ「最凶」の抗菌剤。1度飲むだけで10日間程度,抗菌成分濃度を維持することができる。食後に1回飲むだけで良いので,飲み忘れなどにより耐性菌が作られることを防ぐことができる。 はっきり言って,「他の一日○回,何日間服用」という薬剤に比べると圧倒的に楽である。しかしこのジスロマック,かなりの高確率(某H医院の談によれば,50%)で激しい下痢になる。他の抗菌剤も,腸内の細菌バランスが崩れてお腹の調子が悪くなることは往々にしてあるのだが,ジスロマックの副作用としての下痢は格が違う。服用後数時間立つと,下剤を飲んだかのような勢いで腸が動き出し,あとはトイレに一直線である…。

 

 以上に記した薬物は,本職の場合は泌尿器科等で受診をして処方された薬物であるが,個人輸入などの方法を使えば,医師を介さずに入手することも可能である。調べたところ,ジスロマック1000mgで3000円程度,ビブラマイシン10日分で6000円程度である。薬物に対する感受性は人によって違うこと,万が一の場合に自己責任になること,注文から輸入が完了するまでに最短でも1週間程度は必要であり,その間に症状が悪化する可能性があることなどを考えると,特別な事情が無い限りは健康保険を利用して診察を受けることをおススメする。ちなみに関西には,無保険でもあらゆる検査を快くおこなってくれる医院が存在するので,情報を必要とされるかたは研究会経由でお問い合わせ願いたい。また,予防としての抗生物質/抗菌剤の服用は耐性菌を増加させる原因となっており,控えていただきたいところである。

 兵庫支部長 ぱるる (H18.06.15)

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