〜日本ピンサロ研究会〜

研究ノート「風俗情報リテラシー」

by ぱるる氏


 当研究会は,風俗体験レポートを介して皆さんの風俗ライフをバックアップしていきたいと考えて運営されている。しかし当研究会は,あくまでも読者への一助を与えるに過ぎず,読者の情報リテラシー能力こそが,よりよい風俗ライフを支える上で重要なのは間違いないであろう。

 例えば,「△月□日に,某A店のA嬢から○○のサービスを受けた」とB氏がレポートしたと仮定しよう。それは,Cさんが全く同一のサービスをA嬢から受けられることを保証するだろうか?答えは当然ながら,否である。風俗嬢は人間であるからその日の体調,客への好き嫌いによりサービスのバラつきが生じることは止むを得ない(客を選んでサービスを変えることはサービス業である以上許されないが,現実的には,レベルの差こそあれサービスに差がでるのは仕方が無いであろう)。レポート内でA嬢がB氏にラブラブ恋人プレイで接していたとしても,今日来店した読者C氏にも必ず同様に接してくれると考えるのはあまりにも飛躍した発想である。C氏はB氏ではないし,今日は△月□日ではないからである。あくまでも,そのようなサービスを受けられる可能性があると心に留める程度にしておくべきであろう。

 またもう一点,読者に心にとめておいて欲しいことは,体験レポートとは人間という非線形性の高いフィルターを介したものである以上,確度100%ではありえないという点である。「良い」「可愛い」「好み」はどこまでいっても主観的な判断に過ぎない。本職が「可愛い」と思った嬢と,あなたが「可愛い」と思う嬢は異なる可能性が高いのである。これは何も嬢の評価だけにとどまらない。例えば店舗に対する「広い」「狭い」「綺麗」「汚い」との評価,店員氏の対応に対する評価など全ての評価において,レポート寄稿者がどれだけ客観的に評価を下そうと努力をしたとしても,主観の介入を妨げることはできない。レポート内での評価は「そう思った人がいる」程度に考えておくのが妥当であろう。

 当研究会のみではなく,巷には大量の風俗情報が溢れている。その情報量は風俗情報誌しかなかった時代とは桁違いであるが,情報は玉石混淆である。読者の皆様には,溢れる情報を自分なりの基準で取捨選択し,より良い風俗ライフを楽しんでいただきたい。情報を信じて突撃してオキニ嬢を発見することもあるだろうし,地雷原で壮絶な戦死を遂げることもあるだろう。地雷で爆死した時には,情報源を罵る前に一呼吸ついて思い出して欲しい。その情報を選択し,店を選んでお金を払ったのはあなたなのである。もっとも罵られるべきは,情報選択能力を持たなかったあなた自身である。そして期待もしなかったような良い嬢に当たったときは,情報源に少しの感謝をしつつも,その情報を選択した自分の能力を自慢して欲しい。繰り返しとなるが,当研究会のレポートであれ風俗掲示板の情報であれ,確度100%の情報を得ることは不可能である。情報を取捨選択し,店を選ぶ仮定も含めて,風俗遊びの一つとして楽しんで欲しいと願う。

 西日本本部 直轄主席研究員 ぱるる (H17.11.04)

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