by ぽん次郎氏
この時点で風俗暦三ヶ月、攻略人数29人に到達しています。初出陣後の予想をはるかに上回る戦績です。今回はそんな魅力的な風俗が、いかに未経験者にとって敷居が高いのか心理的な視点から再確認したいと思います。
「童貞であるがゆえに」
チャンスにとことん恵まれない(または無駄にした)という理由で童貞でいる人は意外と多い。そんな人にとって風俗はまさに救いの手なのですが、しかし女性とデートした事すらない奥手な人にはむしろ敬遠される事が多いようです。
風俗には行きたいが、イイ歳して童貞である事がバレるのがはずかしい。もっとも典型的な悪循環のケースです。
「看板が派手である」
風俗店のほとんどは大都市の中にあります。立地的なメリットは出張に来ているビジネスマンを多く掴める事です。旅の恥はかきすてという言葉もありますように、看板に恥ずかしがる事はあまりありません。むしろ地理に疎い客に対して集客力はバツグンです。
ただ初風俗の人にとって、この看板はやる気をそいでくれるものです。ずばり「入りにくい」の一言です。
「ボッタクリが怖い」
一部の店は未だに残っているようです。呼び込みもボッタクリを連想させますよね。そもそもカタギの仕事ではありませんので、その点でも敬遠されがちです。
若い頃、大阪道頓堀近くで呼び込み捕まり、初風俗のハズがボッタクリバーだったという苦い体験があります。今思えば、この事件は大きなトラウマでした・・・。
さらに初めての体験に対する心理的恐怖というものは、躊躇を重ねる度に増えてゆくものです。風俗街を歩いていると、入りそうで入れない子を時々見かけます。あと一歩の勇気が必要なんです。先輩・上司に連れられてという人はラッキーです。あと一歩が踏み出せず、さらなるトラウマになる事もあるのですから。
風俗は社会良俗的には否定されるべき存在です。入りにくいという事も風俗黙認の為の条件のひとつかも知れません・・・と疑いたくなる今日この頃です。
愛知支部 名古屋事務所長 ぽん次郎 (H15.11.04)