〜©日本ピンサロ研究会〜
「セーラー服指向度の経時的変化に関する一考察」
ピンサロ研究会
Pink salon rearchers labo.
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The purpose of this paper is to grasp the change of one's fancy to sailor suits through the life time. Today, the inportant factor of FUZOKU industry's growth is the increse of image clubs. Ppeople often goes to an image club to play with a girl who take a sailor suit. But, we were not interested in sailor suit when we were young. In this paper, we analyze the structure of interest and show that our fancy to sailor suits is TRUE.
1.はじめに
近年のイメージクラブ(以下イメクラ)産業の成長には目を見張るものがある。店舗数の増加もさることながら、サービス内容も、性的交渉が無く純粋にイメージのみを楽しむという従来の形態から、Hを取り入れた「イメージ性感」へと変容をとげている。(双葉社, 1997) これほどまでに躍動的に変化を遂げることができた要因には、イメクラが常に顧客の心を捉えつづけてきたという点が上げられる。
さて、言うまでもなくイメクラは顧客の抱く欲求を店の中というバーチャルな世界で実現させることを目的としている。顧客の欲求には様々な種類がある。主なものとして、「セーラー服プレイ」「ナースプレイ」「デパートガールプレイ」「OLプレイ」などが挙げられよう。本論文では、「セーラー服」に焦点を当て、なぜ人々がセーラー服に憧れてしまうのかを解明する。セーラー服指向度の経時的変化を分析することにより、人間が年齢と共にセーラー服好きになることを基本原理として導く。
2.性的欲求の構造
性欲は、マズローの5段階欲求の第1層に含まれることからもわかる通り、人間の最も基本的な欲求である。しかし、その性質から、長い間「性欲」とだけ表現され、その詳しい構造について議論することはタブーとされていた。なぜなら、「食欲」などの他の欲求については研究過程を公に発表することができるが、「性欲」に関する実験は公共の福祉に反するものが多く、公表することができないからである。本論分では、まず最初に性欲の構造に付いて述べることにする。
人々の性欲にはある程度の幅があることが知られている。人が性欲を感じる過程は以下の通りである。
(初期性欲)
まず最初に、人は頭の中にある違和感を感じる。これは、その時点では性欲と感じられないほど微細なものである。
(初動期)
次に、無意識に思考が性的な方向へと向かう。この状態では頭の中にぼんやり女性の裸が浮かんだり、性的な言葉が連想されるようになる。
(加速期)
次に自分に明らかに性欲があることを認識し、欲求を満たすために更に妄想が膨らむようになる。この際、理性によって加速期から初動期へと押し戻そうとする力が働く。
(超加速期)
理性より性欲が大きくなると、性欲は精神から肉体へと広がり、精神からの欲求と肉体からの欲求の相乗効果でエスカレートしてゆく。このあたりでは、もうどうにも止まらない。
(性欲ビックバン)
性欲が臨界点を超えると、人は理性を無くした獣と化し、ただ性欲を満たすためだけに行動するようになる。
(減衰期)
性欲を満たすことができると、それまで蓄えられた性欲が消滅すると同時に押しつぶされていた理性がもどり、虚しさを覚えるようになる。
3.セーラー服と性欲
上記に、欲求の高まる過程を示したが、加速期および超加速期における加速度はさまざまな要因によって変化することが知られている。そのもっとも大きな要因として、「背徳仮説」を提唱する。これは社会的な規範により「行ってはいけない」とされていること(禁止係数の高い行為)を行うと、加速度が増加するという仮説である。この際、加速度と禁止係数の関係は以下で表される。
A=kT^2 (1)
ここで、Aは性欲加速度、Tは禁止係数、kは背徳定数(2.0 x 10^-2)である。
いくつかの代表的な行為について、性欲加速度を試算した。データは20から30才の男性1万人に対しヒアリング調査を行ったものである。
セーラー服の娘とH
加速度:800(T=400)
看護婦さんとH
加速度:450(T=300)
デパートガールとH
加速度:200(T=200)
スチュワーデスとH
加速度:50(T=100)
OLとH
加速度:32 (T=80)
先生とH
加速度: 2 (T=20)
上記結果より、セーラー服に対し性欲を感じる20〜30才の男性が多いことがわかる。
4.セーラー服指向度の経時的変化
次に、上記で最も加速度の高い「セーラー服の娘とH」について、年代別に調査を行った。結果は下記グラフの示すとおりである。(図1)
図1.セーラー服指向度の年代別変化
4.考察
上記グラフについて考察を行う。まず、60代以降の加速度の減衰については、性欲そのものの減衰とみなすことができるので対象外とする。10代から50代の間は、年齢とともに、加速度が飛躍的に向上することがわかる。これは、年齢と共にセーラー服(=女子中高生)に手を出すことに対する社会的に規制が高くなるということを表している。
ここで、現実の世の中を考えると、10代の健全な男子がクラスの同級生とHしたとしても、何ら社会的規制の対象となるものではない。もちろんモラルの問題はあるが、ここでは”社会的規制”のみが加速度増大の要因となることに注意したい。20〜30代では、「恋人」として許容できるぎりぎりの範囲である。40〜50代はもはや「恋人」ではありえず、明らかな「売春」とみなされる。これらの事実は上記結果の解釈と一致する。
このように、本分析の結果は現実を十分に説明できるものであり、「背徳仮説」の正しさを証明するものである。すなわち、人が「セーラー服の娘とHしたい」と思うことは、背徳原理より導かれる当然の結論であり、人間の持って生まれた基本的欲求として位置づけられるべきなのである。
5.今後の課題
本研究で得られた「背徳原理」に関する結論に、より現実に近い解釈を加えて、風俗産業にあらたな変革を起こすことが今後の課題であろう。
6.謝辞
今回の研究にあたり、惜みなくご協力頂いたピンサロ研究会のN氏、S氏、T氏、Y氏に感謝いたします。
[参考文献]
[1] San Publish, "Night Walker Vol.1", pp.2 - 5, 1998.
[2] Works corp., "City Heaven Kansai Vol.2", pp.30 - 70, 1998.
[3] 双葉社, 「風俗のすべて」, 1997.
[4] ピンサロ研究会,「風俗産業における価格形成に関する実証分析」, 日本風俗学会紙 Vol.12, pp.120 - 320, 1998.