〜©日本ピンサロ研究会〜

業務報告「福生プチ合同調査報告」

by naoto氏


 「2017 Last Gigs in Fussa」

 なぜか年の瀬になると、「ハズレしか入っていないクジ」「東京西の魔窟」こと福生の地に、肝試しに来る人が集まります。
 フェルメールさんから個人的に引き継いだ、と思っている福生プチ調査。その火を絶やすわけにはいきません。
 心の友である東日本本部長からも指令を受け、二つ返事で引き受けます。

 当然のように年末に福生にやってくる男。−−−−(東日本本部長)。まずは彼から事前にお声をかけていただきました。
「Last Gigsはあの町で」
おそらく2人だけでも福生にきていたと思います。

 そんな話しを懇親会でしていると、ぴんてーぷ氏(特殊強襲調査隊:デルタフォース隊長)が、
「福生好きだよ。赤羽よりもマシだし」
と参加表明。

 その際、横にいらした、cassis氏(対ボッタ襲撃調査隊:シール統括隊員)が
「僕の原点は福生です」
と参加表明。それはすなわち東京横断宣言でもあります。

 以前、福生という町に集まり、いろんな会話をした4人の再集合が確定しました。当会に入会し、多くの時間が流れましたが、なんだか甘酸っぱい、以前の記憶が蘇ってきます。よし、この4人が集まるなら、プチ合同を実行する価値が充分にあるな、とその時は思っていました。

 そんなこんなでわずかながらの盛り上がりを感じていたある日、また1人、
「調査はしません。その町を歩きたいだけです」
と控え目な参加表明をしたのは、はまバブル氏(神奈川東支部川崎事務所所長)。

 そんなはまバブル氏に騙されたのか誘いを受け、
「先に福富町で当たりを引いてから参加」
という搦め手を使ったのは、初めましての、ばーじる氏(神奈川東機動調査隊先任隊員)。

 すでに6人。もう充分だよね。あえて会員の皆様への全体告知も実行せず準備に入ろう、という話しをしたのは御用納め式でした。
 その日に登楼した吉原の情報などを伺いながら、福生の話しをさせてもらい、あれ、そういえばお近くですね。良かったらどうですか? という声かけに二つ返事で、
「実は福生は縁のある町で久しぶりに行きたいです」
という参加表明をいただいたのが、SWEETY氏(埼玉支部川越事務所所長)。

 福生という地域のキャパシティーを考えると、7名は少し多いくらいか。店舗数そんなに無いぞ。いやいや、それ以上に前線基地だ。年末忘年会時期に、宴席の予約をしておかねば、皆さんを寒空に放り出すことになる、と、慌てて高級イタリアンを予約します。
 ん? そうだ。プチ合同とはいえ、東京西の果てのこと。東京西で今をときめくルーキーに声をかけないわけにはいくまい。

 12月○日、福生に集まるから強制参加ね!
「…はい」
少し間を空けてから返事をしたのは、送りバント氏(東京西支部多摩事務所所長)。

 ルーキーの参加が決定したのならば、重鎮にもお出ましをお願いせねばなるまい。
 ご案内メールに男気溢れる一言、
「福生参加します」
という即答をいただいたのは、ワンセブン氏(親衛調査隊東京地区調査隊隊長)。

 これで9人。もう良いでしょう。というかキャパオーバーだよ、と思ってるところに、新たなチャレンジャーが登場!そして一同がびっくり。
「翌日○○だからさ、福生なんて行ってる暇ないよ〜」
とずっと渋っていたのに突然参加表明をしたのは、KEN氏(日本ピンサロ研究会会長)

 …寒空の中、練り歩きを開始。1時間の時間を取っていたのですが、あまりの寒さと店舗の少なさに30分で撤退。なんとわざわざ東京西の果てに来ておきながら、誰も潜入捜査をしません。とりあえずの寒さしのぎにだいぶ時間が早いですが、高級イタリアンに飛び込みます。
 対応力の高さは高級たるゆえん。時間前にもかかわらず席が確保されています。高級ならではのドリンクバーと小エビのサラダ、キッズメニューの間違い探しを1時間ほど楽しんだところで、もう一度練り歩きを実行します。

 −−本部長と「はまバブルさんをどこに放り込むか」を相談しながら歩いていると、口火を切ったのはなんとこの方。
「naotoさんの言うところに入るから」
 どうぞどうぞと、とあるビルに入っていたのは、KEN会長。ばーじる氏もお供を申し出ます。
 2人を放り込んだところで、naotoなじみの店舗に突入を決意したのは、ぴんてーぷ氏。なにか察したのか、明らかにイヤそうな顔でお供を申し出たのは、はまバブル氏。

 会長とはまバブル氏に潜入捜査をしてもらったのであれば、この合同の趣旨の8割は達成と、−−本部長と安堵。その後は福生ルーキー、送りバント氏が怪しげなピンクの看板に釣られて突入。SWEETY氏はゲイバー経由で緑の看板に突入。ワンセブン氏は新規店舗に突入するもタイミングが合わず門前払い。

 10人中6人が突入。まぁこれで主務の責務は果たしたでしょう、と高級イタリアンに戻り、ミラノ風ドリアに舌鼓を打ちながら皆の帰還を待ちます。
 笑顔で戻る人、凍り付いた笑顔で戻る人、笑顔風の怒り顔で戻る人。悲喜交々は人生そのもの。そしてそれは明日へのエネルギー。明日の笑顔のために、我々はこの福生の地で、毎年自分の立ち位置を確認するのです。

 諸先輩方、読者の皆様、2017年はありがとうございました。
 2020年の東京オリンピックが迫ってきました。我々愛好家には、浄化作戦という名の下に、残念な思いをする可能性も出てきております。今のところ東京西での浄化作戦は聞きませんが、もしかすると福生の地も…。
 時の流れは食い止めようがありません。だからこそ「今を大事に」、そして「会うのが一番」という思いを持って、2018年も素敵な街で、素敵な姫達に出逢っていきたいと思っております。
 2018年もよろしくお願いいたします。

 東京西支部長 naoto (H29.12.31)

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