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調査メモ「マカオ(中共)風俗の現況」

by ルノアール氏


こんにちは。ルノアールです。
世界陸上(ハンガリー、ブダベスト大会)を「ながら見」しながらレポート作成して おります。 日本選手も一部で健闘しているものの、陸上競技のようなガチの体力勝負になると、 まだまだ 世界の壁は高いようです。 さて新型コロナ後3年半ぶりのマカオへ7月と8月に行き、マカオ半島側にあるサウ ナ・スパ ほぼ全店の状況を視察してきましたので、報告します。

【調査】レポートNO.235
【時期】2023年(令和5年)7月〜8月
【場所】マカオ、マカオ半島地区
【業種】サウナ、スパ
【HP】なし
【費用】本文参照(各店舗別)

【はじめに】
・サウナとスパの違いについて、一応再度、記述しておきます。
サウナ → 日本には無い形態の店舗型風俗店。ドイツのFKKとほぼ同じ。
      因みに、日本の「サウナ」とは全く異なるので注意。
スパ  → 雛壇で女性を現物指名でき、それ以降は日本のソープランドに相当。
      スパは、タイのMP(マッサージパーラー)とほぼ同じ。
・それぞれの詳細は後述しますので、エピローグを見て下さい。

【マカオサウナの概況】
・2020年初頭から2022年の間、マカオ、香港、大陸(中)ではロックダウン 政策 を徹底的に実施。当研究会のレポートの通り、訪マカオ客は最大99%減、月平均9 0%減 でした。マカオの主要産業であるカジノについても同様で、売上高(マカオ政府発表 の 売上推移統計)で90%減等々の数字が並び、惨憺たる状態。
・9割減のダメージを考えると、私はマカオのサウナは壊滅状態または大部分が廃業 に 追い込まれるのでは、と予想していました。
・ところが(幸運にも)予想は外れ、渡航完全自由化後の7月と8月に訪問・調査し たところ 多くのサウナが存続して(生き残って)おりました。

・2023年8月現在、マカオ半島に18軒、タイパ島に2軒(以上、閉店分も含 む)が 確認できました。私の個人調べですので、新規開店等の見落としがあるかもしれませ ん。 ただし半島側の把握分は1軒を除き(ダーリン2サウナ以外)全部、現地で店舗まで 出向き、実際に目で確認して参りました。

☆マカオ半島およびタイパ島 サウナとスパ全20軒の状況
・営業中 → 14軒
・閉店  →  3軒
・未訪問、未確認→3軒(ダーリン2と、タイパ島2軒)

・また当研究会のレポート・ベースで見ますと、新型コロナ前にレポ済みの店舗は 合計で13軒(13か所)。私以外にも、キング氏ほかのレポートも上がっていま す。 他に、キング氏のみレポートの店舗が1軒あり、合計14軒がレポート済みでした。
・上記以外で、未レポ店4軒、新規オープン2軒があって、合計で20軒となりま す。

☆当研究会レポートでの状況(全20軒)
・レポートあり → 14軒
・未レポ    →  4軒 
・コロナ禍以降の新規オープン →2軒

【個別店の状況】
・営業中の店舗、閉店の店舗、新規オープンについて、個別に記述していきます。 全部で20軒あり、長くなりそうなので、まず閉店した所から。

(1)閉店したサウナ (3軒)
@ リオスパ (リオホテル、利墺酒店内) → 閉店 △
名称はスパ(水浴)だが、実態はサウナ。
私のマカオ調査第1号店だったが、まさかの閉店に驚く。
新口岸地区というサウナ密集地区に立地し、私の常宿から徒歩10分 以内と便利。日本人客も多く見かけた。嬢の数・レベル共揃っており、 当初はレベルに対し割安感があった。因みにリオホテル自体は、ミドル クラスだが重厚感のあるホテルで、その中にカジノとスパ併設。
・2023年7月訪問時、ホテル入口の「リオスパ」の看板、案内板が見当 たらず、ホテルのロビーマンに聞くと「(It was)closed , last year.」 の返答。また、エレベータホールやエレベータ内で、リオスパの存在した 4階〜5階の表示板は、名無しの銀色プレートに貼り替えられていた。

Aシュプリーム・サウナ(至尊桑掌)、フォーチュナホテル(財神酒店内)
  → 閉店 △
・未レポ店。調査に行くより前に、無念の閉店。
・上記のリオよりさらに中心街にあり、財神ホテルに同居。ハデ目でカラフル なホテルのネオンサインは健在。ホテル自体は存続している。
・2023年8月11日に訪問時、ホテルの男性(警備員か?)に確認した所、 閉店との返答。他に何か手がかりを探っていると、案内の兄ちゃんが登場。 曰く、「(シュプリームサウナは)閉店したが、ソコのビバリーサウナと合体し た。」 との事。状況がよく判らずもう1度聞き返したが返答は同じ。 ウラは取れていないが、案内の兄ちゃん(半ばポン引き)の言葉を信じるなら、 そう言うことなんだろう。どちらにせよ、当サウナ自体は閉店。

Bビッグボス・サウナ(大富豪桑掌) → 閉店△ 
・コロナ以前に1回調査、レポート済み
・当店はホテル併設型ではなく、単独で商業ビル(時代商業中心)の2〜3 階に入居していた。場所は、サウナ密集地区の外郭地区でセナド広場寄りに あり、やや遠いイメージ(中心街から徒歩15分程度) 逆に、世界遺産等が多数ある地区の近くに立地していた。
・2023年8月12日、確認のため訪問。商業ビルの外壁に確かあったはず のネオンサイン付きの看板は跡型も無い。ビルに入り、奥から出て来た警備員の男 に尋ねると、閉店との応答。入口の各階案内板に気付き、見ると2階・3階の 元サウナの表示板は無く白ペンキで塗りつぶされていた。近づいてよく見てみると、 表示板を剥がし塗装した後に、うっすら「大富豪〜」の文字とロゴマークを発見。

「昔の光、今何処(いずこ)」。落城した城跡、または古代ローマの遺跡を巡る 感覚に。昨日はシュプリーム(至尊)サウナ、今日は大富豪サウナ・・・ 毎日1軒、閉店を目の当たりにすると、やはりコロナ禍の影響を感じざるを得ない。

【エピローグ】
(参考)
・サウナと、スパの違いを再録しておきます。 マカオでの店舗型風俗は、ほぼ「サウナ」です。 サウナの特徴を列記しますと、
1.客は入店後、ロッカールームで脱衣し、サウナ着に着替える。
2.大浴場・客室区(マッサージチェア有)・ダイニング・睡眠区等と、プレイ用個 室がある。
3.嬢選び(指名)は定時または随時のショータイムで現物指名する。
4.入店後、原則12時間滞在可能。ダイニングで飲食でき、客室区・睡眠区で休 憩、仮眠、 睡眠区で睡眠も出来るので、ホテル替わりに使う客(C国人やK国人)もいる。
・因みに純粋日本人で、見かけによらずデリケートな画伯(私ですが)は、ああいっ た イビキのウルサそうな所(相部屋)では眠れず、ホテルに戻り寝ている。 5.体力と予算の許す限り、時間内に何度でも嬢選びし、プレイ可能。
・マカオのサウナは、ドイツFKKに近い形態であると思われる。

一方、スパは、
1.客は入店後、(着替え無しに)そのまま奥へ。サウナ着は無い。
2.あるのは雛壇の部屋と、プレイ用個室のみ。大浴場やダイニング等の設備は無 い。
3.嬢選び(指名)は、雛壇(金魚鉢)で現物指名する。
4.指名後、個室で1プレイしたら終了、退店の流れ。
・スパは、タイ等のMP(マッサージパーラー)に相当。。 また、雛壇(現物指名)以外は、日本のソープランドに近い。 ただし日本の本格マットプレイや即即等々などは、無い。

・なお、全サウナの中で、リオスパ、イーストスパのように、名称では スパと名乗りながら、営業実態はサウナである店が多くあり、慣れるまでは 少しややこしいです。逆に、本当のスパは、ダーリン1とダーリン2の2軒 だけでした。
・7月と8月に調査した所は、別に調査レポをあげています。
・調査まで出来ず、価格調査のみした所と、新規オープンした2軒については 次回にまとめてレポートしたいと思います。

・・・また投稿させて下さい。

 四国支部長 ルノアール (R05.09.05)

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