〜©日本ピンサロ研究会〜

調査報告「海外風俗事情〜中共・マカオ編〜」

by ルノアール氏


 こんにちは、ルノアールです。
 今回は、マカオの特定地域にのみ見られ、回遊魚とも呼ばれている個人営業の状況についてまとめてみました。

【報告】レポートNO.147
【時期】令和2年11月
【テーマ】マカオ個人営業

【活動地域について】
・いわゆる回遊魚(個人営業の事で、立ちんぼとほぼ同義語)は、マカオのある特定の場所で活動しています。
・ホテルの内外や周辺、またはカジノ内外や周辺等です。
・ホテルは、星5つクラスの最高級リゾートホテル、カジノホテル周辺から、星1つ・星ゼロの格安ホテル周辺にまで幅広く分布。
・カジノでは、かつてリスボア周辺やヴェネチアン周辺が回遊魚で有名だったとの事。しかし当局の取り締まりがあった所は消滅したようです。その後、河岸(営業地域)を替えたのでしょう。
・以下では、マカオを次の4つの地域に分け、回遊魚の現状を述べていきます。
@ マカオ半島 東部・外港地区、南部
A マカオ半島 中央、新口岸地区およびリスボアホテル周辺
B マカオ半島 西部、内港地区からセナド広場周辺
C タイパ島 マカオ空港側

1.マカオ半島 東部外港地区、南部
(1)東部・外港地区
・ホテル:金龍(ゴールデンドラゴン)ホテル、サンズ・ホテル他
・サウナ:十八(エイティーン)サウナ他
・香港から海路でマカオ入りすると、最初に降り立つエリアです。フェリーターミナルの近くには、いきなりランドマーク的に有名かつ大規模な十八サウナがあります。
・私の実地調査では、当地区で回遊魚はほぼ、見られませんでした。十八サウナ始め有名店が多く、個人営業では商売にならないのかもしれません。あるいはホテル・サウナ等の施設側が排除している可能性もありますが。
・マカオの海の玄関口、ベイエリアという特性から、到着した観光客はすぐに他エリアへ移動してしまう、または男性の(サウナ目的の)客は十八等に取り込まれ、大規模カジノが無い、というのも要因と思われます。

(2)南部
・ホテル:ラルク、WYNNマカオ、MGM、マンダリンオリエンタル
・サウナ:ラルク、ボスサウナ他
・マカオ半島側きっての高級カジノホテルが大通りの両側に立ち並ぶエリアで、通りの南側にラルク、北側にWYNNマカオ以下があります。
・実地調査では、回遊魚は南側、特にラルク周辺のみに居ます。
・北側は、完全にホテル(カジノ)がコントロールしていて警備、SPが多数存在。例えば、この広大なエリアを歩き疲れた私が某ホテルサイドの石段で休憩しておりますと、警備員がすぐ来て「ここで座るな」と注意されました(笑)。当然、回遊魚的外見の方々は全排除の模様。
・逆に大通りを渡って南側が高級魚(回遊魚)のメッカ。私が初めてマカオに来た時に引率の師匠と見学に来た程です。ラルク周辺では地元(中)系が多く見られました。コテコテの露、東欧系は少ないです。シャバもとい、営業エリアを分けているのでしょうか?
・回遊魚のレベルは、ラグジュアリークラスのカジノホテルだけあって客もそれ相応であり、よって嬢もハイレベルなクラスの方々が多いようです(当然、価格も高い。)

2.マカオ半島 中央、新口岸地区およびリスボア周辺
(1)中央、新口岸地区
・ホテル:リオ、エンペラー、ビバリー、ホリデーイン
・サウナ:リオ、エンペラー、ビバリー、ホリデー、金池
・お気付きのようにシティホテル・観光ホテルの中に、まんま同名のサウナが併設されています。リオ、エンペラー、ビバリーはホテルと経営が同じのようです。ホテル客室のフロアガイド(女子供も見れる)に堂々と何階サウナと謳っており、またフロントでサウナ割引券をくれたりします。それ以外は、名前は同名の店子のようで、一応、別経営のようです。
・当エリアはマカオの旧市街というか下町的な雰囲気が残っていて個人的に最も気に入っている地区です(笑)。
・そして回遊魚の多発地区でもあります。特にリオ、エンペラー周辺に集中、しかし結局全ホテルの周辺を回遊しています
・ちなみに私が他サウナに向けて歩行時、路上で嬢に声をかけられたのも当地区で、そのまま宿泊していたホテルへお持ち帰りしました。
(レポート済み)
・肝心の回遊魚のクオリティですが、東欧・露系と地元(中)系が半々といった所でしょうか。パッと見、東欧や露系は見かけがハデなので目立ちますが、フェイス、スタイルとも中級程度からのレベルです。
・また中系以外の亜細亜系はごく少ないですが、おそらく、確実に稼げるサウナの方へ流れているのかもしれません。

(2)リスボア周辺
・ホテル:リスボア、グランドリスボア、グランドエンペラー
・サウナ:エクセレント(極品)
・リスボア界隈は、新口岸地区と真逆な状況です。大陸系資本のリスボア&グランドリスボアは、マカオの夜景・ネオンサイン紹介映像には必ず出てくるほどの有名店ですが、ホテルとカジノのみです。なのでサウナの併設はありません。(筋向かいのグランドエンペラーには、極品サウナがある。:キング氏のレポート参照)
・かつては、この地区が回遊魚のメッカとなっていたようです。しかし、ある時期以降、当局の指導が厳格化、リスボア周辺の回遊魚は一掃されたとの事。
・私の初マカオ時(2015年)にはその情報を知らず、リスボア近辺を見て回りましたが、収穫ゼロでした。
・その後の実地調査でも、リスボアの入口始め周辺では、警備が相当厳しく警備員の数も多く見かけました。ちょうど南エリア(WYNNマカオ他)とよく似た状況です。

3.マカオ半島 西部、内港地区からセナド広場周辺
・ホテル:ポンテ16、マスターズ 他
・サウナ:ダーリンワン、ダーリン2
・マカオ半島西端の内港は、ちょうどフェリーターミナルのある外港の反対側になります。東端が18(サウナ)、西端が16(ホテル)となりますが、中間に17は有りません(笑)。
・当エリアは世界遺産多数の旧ポルトガル領時代の建造物が残存しており、よってカジノは有りません。サウナはほぼダーリン1一択です(2もあるが。)
・ホテルはポンテ16以外、中小規模で格安な所が多いので客層もそれなりかと思われます。内港周辺地区は回遊魚は少ないようですが、唯一、世界遺産のセナド広場周辺で少数、展開しているようです。
・ちなみに私が他サウナを調査後、世界遺産セナド広場まで散歩に行った時、記念写真を頼んだ(自撮りモードが無かったので)男性の知人が、個人営業の方でした。この時は交渉成立の後、近隣の嬢マンションへお持ち帰りされました(笑)。(こちらもレポート済み)
・コロナ以前のセナド広場は、昼間は渋谷スクランブル交差点並みの混雑でしたが、夜間は、地元民も少なく、散歩する人か夜に来る旅行者程度です。しかし近辺で営業の回遊魚は少数ながら居ます。嬢達が共同で借りているマンションへ行くスタイルのようです。
・嬢のレベルはピンキリかと思います。少なくとも、前述のラルクのように全員がハイクラスで、ラグジュアリ・クラスのカジノ客を営業対象としていないので、それ相応かと。ただ価格は安く、直接交渉で値下げも可能。

4.タイパ島 マカオ空港側
・ホテル:ギャラクシー、ヴェネチアンマカオ、シェラトン、コンラッド他多数
・サウナ:吉原水療(吉原サウナ)
・タイパ島は、後発の開発地区であり、高級・上質・大規模なカジノホテルの建設ラッシュが続いていました(コロナ以前)。その後、観光客9割減との状況下、その後の経過も気になりますが。それらのホテル群にサウナはありません。
・またシェラトン、コンラッド、フォーシーズンズ等、非カジノのリゾート系ホテルも立地していますが、こちらも同様に、マカオ流サウナはありません。その中でタイパ島に唯一あるのが吉原サウナです(レポ済。)
・回遊魚は、やはり私のマカオ初訪問時にヴェネチアンホテル周辺に出没するとの情報があり、昼間に見学に行きましたが成果はゼロでした。この時は日程の関係で昼間だったのですが、夜間とか別の時間帯に行けば別の結果が出るかもしれません。
・タイパ島側は、未踏の地がほとんどなので、回遊魚探索については今後の課題となるでしょう。また当然、新規サウナが開設されることも考えられますので、なかなか目が離せません。

【エピローグ】
・マカオの外国人入境禁止、エアーの直行便も通常運行はいまだ休止のままです。幸いにも当地マカオでは、新規感染者ゼロが続いているとの事。しかし世界全体で減少していかないことにはダメですね。早期収束を願うのみです。
ききき、金池サウナが俺を読んでいる。そしてまた、あの素晴らしい愛をもう一度。

・・・また投稿させて下さい。

 四国支部長 ルノアール (R02.12.01)

トップページへ

〜©日本ピンサロ研究会〜