by マーシー氏
こんにちはマーシーです。「ED治療薬」に対する研究ノートのPart3です。
先日、顔馴染みの泌尿器科医から「バイアグラのジェネリック医薬品が厚労省から製造販売の承認を受けて処方を開始したのは知ってる?」と聞かれました。小生は「知らなかった!」と答えると、泌尿器科医は「試してみる?安いよ!一錠1080円。」と笑顔を見せます。確かにこの泌尿器科で処方してもらう「レビトラ20mg」に比べると40%ほど安いです。小生は「うん、試してみるわ!」と言って処方して頂きました。泌尿器科医は「また結果教えてね!」と言って錠剤を小生に手渡してくれました。
渡されたのは東和薬品の「シルデナフィルOD錠 50mg VI「トーワ」なる医薬品でした。
その後、小生なりにバイアグラのジェネリック医薬品についていろいろ調べたところ、国内でジェネリックバイアグラが登場するには、主成分である「シルデナフィル」に対する【物質特許】と勃起不全治療の【用途特許】の2つが特許権存続期間満了になる必要があり、ファイザー株式会社のバイアグラの物質特許は2013年5月17日に既に満了、用途特許は2014年5月13日に既に満了になっています。 そのため、各製薬会社も、「生物学的同等性」と、長期保存試験や加速試験などで「薬剤の安定性」を証明し、しかるべき手続きを経て厚労省から製造販売承認を得られれば発売を開始できるのです。
そして、ついに2014年5月26日に国内大手後発品メーカーである「東和薬品株式会社」がOD錠(水なしで飲めるように薬独特の苦みが無く唾液の水分だけですぐに溶ける薬)という剤形で「レモン風味」、「コーヒー風味」という2種類のバイアグラジェネリックの発売を開始し、それに追随するように同年8月4日には「株式会社陽進堂」から発売、8月20日には「武田薬品株式会社」が発売予定。その後、2014年10月には国内にて6〜8種類のバイアグラジェネリックの処方が始まったとのことでした。
国内でのバイアグラジェネリック正規医薬品は以下の10種類ですが、HとIについては処方開始日が未定となっています。またそれぞれに剤形、特徴はさまざまですが、色と形がバイアグラと同一なのがDの富士薬品が発売したシルデナフィル錠 50mgVI「FCI」となります。そして気になる価格はすべて1200円(1錠)前後となります。
@シルデナフィルOD錠 50mg VI「トーワ」 東和薬品株式会社
Aシルデナフィル錠 50mgVI「キッセイ」 キッセイ薬品工業株式会社
Bシルデナフィル錠 50mgVI「YD」 株式会社陽進堂
Cシルデナフィル錠 50mgVI「あすか」 武田薬品株式会社
Dシルデナフィル錠 50mgVI「FCI」 富士化学工業株式会社
Eシルデナフィル錠 50mgVI「DK」 本草製薬株式会社
Fシルデナフィル錠 50mgVI「SN」 アルフレッサファーマ
Gシルデナフィル錠 50mgVI「テバ」 テバ製薬株式会社
Hシルデナフィル錠 50mgVI「商品名未定」 辰巳化学株式会社
Iシルデナフィル錠 50mgVI「商品名未定」 マイラン製薬株式会社
さて小生が処方してもらったのはシルデナフィルOD錠 50mg VI「トーワ」ですが、「OD錠」とは水なしでも飲める剤形で「口腔内崩壊錠」とも言います。薬剤をそのまま口に含めばラムネのようにスッーっと溶けてしまうタイプです。バイアグラと同じように空腹時に服用した方が遥かに良く効き、空腹時に服用してから30分経過すれば、食事をしても大丈夫とのことです。しかし、 口の中で素早く溶けるからと言って、早く効くということはなく、胃の中に入った後の体内への吸収スピードはバイアグラと変わらないと言います。
早速、某エステで試すことにして、入店の30分前に服用します。確かに口に含めばラムネのようにスッーっと溶けてしまます。「レモン風味」と「コーヒー風味」の2種類あるそうですが、今回の錠剤は「レモン風味」でした。
そしてお店に向かいますが、小生が服用経験がある「レビトラ50mg」の場合、服用後に何かしら、勃起の予兆を感じるのですが、今回はそうした兆候を全く感じることができません。半信半疑のまま、入店して姫と対面します。
プレイルームに案内され、シャワールームに移動します。「レビトラ50mg」の場合はもうこの時点で愚息はビンビンですが、やはり今回は反応してくれません。これはこの日、服用と食事の間隔がそれほど空いていなかったのが原因とも考えられます。しかし、マッサージが終わり、愚息にローションが垂らされて、姫の手コキが始まると愚息はビンビンとなります。この時点で服用してから一時間ほどが経過していたのですが、効果が表れるのが遅いのかどうか、定かではありません。しかし、完全勃起は成し遂げ、無事に発砲となりました。
ひとつ付け加えると「OD錠」とは言え、「水で服用」した場合と「水なしで服用」した場合の違いが、次のように記されていました。
最高血中濃度(Cmax)は水で服用した方が若干上で、最高血中濃度到達時間も水で服用した方が早いというデーターがあるそうです。 よって「OD錠」なので水なしで服用することが可能なのですが、薬の効果を最大限引き出すには水で服用した方が良いとのことで、水なしで服用して効果が今一つだった場合は、次回から水で服用してみることをお勧めいたしますとのことです。
そこで次回は空腹時に水で服用してみることにしました。そして数日後、その機会が訪れます。
前回とは別のエステ店に突入することにしました。今回は空腹時で入店の約30分前に水で服用しました。そして入店となりますが、やはり愚息には何の兆候も感じとれません。さらに姫と対面して、プレイルームに案内され、全裸になりますが、ここでも愚息には変化が訪れません。シャワーは一人で浴びるために姫との肌の接触がないため、やはり変化はありません。
結局、前回同様にローション手コキが始まってから、ようやく愚息がビンビンになったというレベルです。もともと小生はバイアグラとの相性が悪く、ED治療薬を使う場合は「レビトラ50mg」を選択していました。相性は人それぞれでしょうが、小生は今回のシルデナフィルOD錠 50mg VI「トーワ」はバイアグラ以上に相性の悪い結果となりました。
「また結果教えてね!」と言った泌尿器科医には、そのままのことを伝えるつもりです。バイアグラのジェネリック医薬品は価格的には魅力を感じますが、小生には合わないようです。しかし、効果は人それぞれです。
研究部 風俗基礎理論研究室長 マーシー (H27.03.09)