by マーシー氏
ご承知の通り、デリバリーヘルスとは派遣型のファッションヘルスのことを称し、略してデリヘルと呼ばれています。出張ヘルスとも呼ばれ店舗がなく、お客のいる自宅やホテルなどに女性を派遣し、サービス内容はファッションヘルスとほとんど変わりません。1990年代後半より首都圏を中心に急速に増加したと言われており、1999年に風営法が改正されて以降、首都圏以外の地方でも増加し始めたようです。
店舗型風俗店のように店舗内の待合室で他の客と顔を合わせることなく、恋人を自室に招いたようなプライベート感覚でサービスを受けられる点が最大の特徴で店舗型と比較して、より擬似恋愛を体験できると言えます。
しかし、小生個人としてはどんな女性が来るのかわからない点、強面の男子従業員が現れて、ボッタクリに遭うかもかもしれないとの不安から、これまで利用を避けてきましたが、店舗型のレポに限界を感じ始め、ここ最近はデリの利用が増えました。
ちなみに小生のデリヘル初体験は「Porsche & Celica(ポルシェ&セリカ)」で、2005年10月のことでした。レポを読み返してみると、不安いっぱいの記述になっていますが、最近ではその不安を楽しめるまでに成長をしましたので、慣れとは恐ろしいものです(笑)。
さて派遣先は自宅のほか、ラブホテル、シティホテル等も指定できますが、一般のホテルの場合、宿泊者以外はロビーでの面談のみに限定されているホテルもあり、デリヘル嬢が入室困難とのことで、利用がNGとなります。しかし、こうした点はネットで検索すると、「デリ利用可能ホテル・不可能ホテル」として情報が拾えますので、事前に下調べしておくことが賢明です。
これはデリヘル嬢から実際に聞いた話ですが、自宅に呼ばれる場合、部屋や浴室が整理整頓されておらずに汚かったり、異臭がしたり、綺麗なタオルが準備されていない場合は最悪だそうで、サービスをする気が起こらないとのことですので、自宅に呼ぶ場合の参考にして下さい。
また派遣されたデリ嬢が好みでない場合は、断って別の女性に変更(チェンジ)できるお店もありますが、キャンセルする場合はキャンセル料が発生することがあります。また派遣されるデリヘル嬢の待機場所(「○○発」と記載されている地域)からの距離に応じて交通費がかかることが多く、これもデリヘル業者の貴重なる収益源となり、同一市内・同一区内で1000円から2000円が相場のようですので、この点は受付時にきちんと確認をしておくことが重要です。
冒頭にも触れましたがデリバリーヘルスでは、一昔前は男性客が女性の顔を確認して選ぶことができず、これが大きな不安材料になっていましたが、今では風俗雑誌やスポーツ新聞、一部の夕刊紙、店舗紹介のポータルサイト、店舗の公式サイトなどでデリヘル嬢の顔が公開されており、アルバム指名ができるようになりました。しかし、お店によっては架空在籍嬢の写真を掲載していたり、修整技術の向上から、写真に大幅な修正を加えて、顔つきはおろか、スタイルまで実物とはかけ離れた修正を施している場合があり、すべてが信頼できるとは限りません。
反面、風営法により認められた営業時間が店舗型とは異なり、深夜24時以降の営業も認められているため、出勤時間のやりくりがしやすいことから、会社員や大学生が夜にアルバイト感覚で出勤していることもあり、普通に街を歩いているような、可愛らしいデリヘル嬢に出会える場合もあります。そうした女性にとっても店舗型よりも仕事がやりやすく、店舗への出勤ではないので知り合いに会うリスクも低いということで働きやすいというのが、その理由のようです。
通常デリヘル嬢の送迎は男性従業員(ドライバー)の業務であり、入室の際にこのドライバーが部屋まで上がってきて、システムの説明や料金の徴収を行い、料金の支払いが済むと、それまで隠れていた女性が顔を見せるケースが多いのですが、店舗によっては女性が一人で部屋まで上がってきます。小生としては、後者の方が嬉しいです。
また駅前などで男性客とデリヘル嬢が待ち合わせて、ホテルに行くというシステムを採用しているお店もあり、この場合はさらにデートの気分を味うことができます。
しかし、店舗型とは異なり、他の従業員の目が届かないため犯罪に巻き込まれる可能性もあり、特にラブホテルでは殺人事件の発生件数が通常ホテルより多いため、派遣先を自宅か、有名な大型ホテルやシティホテルのみに限定したり、ホテルのみとしたりする店舗もあるようです。
さてデリヘルで最も大事なのは、お店の選び方です。最近では毎日のように新店が登場して、相当の数のデリヘルが存在していますか、その中から良いお店を探し出すのは困難きわまりない状況と言えます。さらに競争が激化して、料金体系もリーズナブルになったことで、当たり外れの確率も凄まじいと思われます。
そこで、デリヘル選びのポイントですが、まず受付時の電話応対が丁寧であるかどうかは最低条件となります。こちらの質問に対する受け答えがしっかりとしているかどうか、曖昧で嘘はないかどうかをしっかりと見極める必要があります。
デリヘルでは電話がお客とお店を繋げる唯一の方法です。店舗型と違い、受付の従業員の顔も、年齢も、態度も分かりません。ですから、少しでも不安を感じ取った場合は、スルーした方が良いと思います。料金の総額を明確に提示するお店、こちらの希望のタイプを細かく聞いてくれるお店、到着時間に大きな狂いがないお店を、小生は優良店として高く評価しています。
料金についてはHPや情報サイトで事前に細かく調べておくことが重要です。何も知らないお客だと思われると、高額料金を提示される場合がありますから、受付時にHPや風俗情報サイトを見たとハッキリと言うことが必要です。
またメール会員に登録しておくと、ポイントがついたり、料金が割引になったりするので、これを利用することでお得に遊べることになります。
次にデリヘル嬢選びです。これは風俗雑誌やHP、風俗情報サイトを見て判断をするのが一般的です。しかし、冒頭にも触れましたが、写真やプロフィールの掲載は、すべてが事実であるはずもなく、あってないようなものだと疑ってかかる方が賢明です。基本的に写真とプロフィールは鵜呑みにしてはいけません。
そこで小生が常にチェックしているのが、女の子のブログ(写メ日記)です。ただし、ブログですから女の子本人が書いていない可能性もあります。最近では「ステマステマ」と騒がれていますが、「ステルス・マーケティング」(Stealth Marketing) と言い、自らの正体を隠し、宣伝広告ではないフリをして、実はブログを利用して宣伝広告をする手法です。ですから風俗嬢のブログも、実はお店の男性店員が書いている可能性も否定できません。
そこで、デリヘル嬢を本人だと見分けるためには、ブログに掲載されている写メに注目して、プロフィール写真と変わりなければ、本人と信用しても良いと思われます。 小生の経験から激安店にも、良い娘は必ずいます。そんな娘に出会えると、本当に幸せな気持ちになります。
しかし、逆に小生は数多くの地雷も踏んできました。激安店にはそれなりの理由があって安いわけですから、良い娘に当たる確率は、それなりの値段がするお店よりは低いと覚悟して利用することも頭に置いておくことです。
過去の経験からすると、大規模店や老舗のチェーン店であれば、地雷の確率は低いと思われます。
最後にデリヘル遊びで小生が心得ていることを記します。
まずは姫が到着するまでの事前準備です。小生はコンビニで事前に自分とデリへル嬢用に飲み物とスィーツを買って、冷蔵庫に入れておきます。決して高いものでなくてもいいのです。それをプレイ前に差し出し、一緒に食べるなり、持って帰って後で食べてと伝えれば、デリヘル嬢は間違いなく喜んでくれ、サービスに差が出ると確信しています(笑)。
次に、プレイの時に一緒にシャワーを浴びるとはいえ、その前にもシャワーを浴びて、身体を清潔にしておくことも重要です。口臭や体臭は嫌われる大きな要素です。そしてバスタブにお湯を溜めて、デリヘル嬢の到着を待つのがエチケットです。
いよいよデリヘル嬢が到着したら、好むと好まざるに関わらず、「寒かったでしょ!」、「暑かったでしょ!」などと、何でも良いから労いの言葉を掛けること、さらには相手を褒めることからスタートします。とにかくプレイ前にしっかりと、コミュニケーションをとっておくことが大切です。
今回はデリヘル利用に不安を感じる方や、デリヘル初体験を考えている方への参考にでもなればと思い、研究ノートとさせて頂きました。
研究部 風俗基礎理論研究室長 マーシー (H25.02.27)