昨今、愚息に元気が漲らないことが多いのはやはり歳のせいなのか、病気を患ったせいなのか・・・。風俗嬢から「元気がでないねぇ・・・。」と言われるのが一番つらい。性欲はあっても勃起力は確実に低下している。半立ち状態で発射はするが、やはり満足感は薄い。精力増強のドリンク剤やサプリメントで勃起力が回復するはずもなく、試すほどではないと思われる。
　全国的にも有名な「あか○○薬局」という精力剤専門店があり、一度尋ねたことがあり、いろいろと説明は受けたが、精力剤としては非常に値段が高く、その割に効果に対する信頼性がいまひとつであるように感じて、何も購入せずに薬局を出た。
　「バイアグラ」の存在には興味があり、一度試してみたいと以前から思っていました。しかし、ネットで販売しているものは正規品ではなく、副作用に不安があります。
　ＥＤ(erectile dysfunction)とは勃起障害を意味し、今では病院などに行ってもこの二文字を目にすることが多くなり、パンフレット等も置かれている所もあります。
　それによるとＥＤは、ストレスなど精神的、心理的な要因と、糖尿病、高血圧症、喫煙、飲酒など、好ましくない生活習慣が要因として起こることがあると記されています。小生の場合はその両方に当てはまります。するともう専門医の力を借りるしかありません。
　ネットで検索をすると、ＥＤ治療を行っている病院のリストがあります。どちらにしても恥ずかしいことなので、その中から知った人に会わないことを条件にして、あるこじんまりとした泌尿器科を尋ねることにしました。もちろん過去に訪ねたことのない病院です。
　そしていざ訪ねてみると、やっぱり恥ずかしいです。初診であるがゆえに受付にいる女性に受診の目的や症状を伝えねばなりません。他の患者さんもいますし、なんて切り出せばいいのか非常に戸惑います。それで小生は「ＥＤの相談なんですけど・・・。」と小声で伝えました。すると受付の女性は手馴れたもので、「それではこちらを記入いただけますか。」と一枚の問診表を手渡されました。

・最近勃起しなくなった
・勃起するが硬くならないので挿入できない
・挿入後、硬さの持が困難
・性交に満足感がない
・薬品治療を希望する

それは上記について該当する欄にチェックを入れるという簡単なものでした。それにチェックを入れて、受付に提出して診察を待ちます。そして小生の名前が呼ばれて診察室に入ります。
　医師は小生を笑顔で迎えてくれます。年齢も若く、話しやすいように感じます。ＥＤ治療ということで、そばに看護師の姿がないのも病院側の配慮のようです。
　医師からは事前に提出した問診表を見ながら、「朝立ちはするか」、「中折れはするか」、「挿入できない頻度はどれくらいか」などの質問を受け、正直に答えます。結果的に「薬品治療で効果を見ながら様子を見ていきましょう。」との診察結果となり、実際に以下の三種類のＥＤ治療薬の現物を見せてもらい、説明をしてもらいました。
「バイアグラ50mg」、「レビトラ10mg &20mg」、「シアリス10mg&20mg」
服用のタイミング、効果の持続時間をそれぞれの説明を聞きましたが、「バイアグラ」、「レビトラ」とは異なり、「シアリス」だけは効果の持続時間が３６時間続くという特徴があるとのことでした。しかし、それぞれに個人差があり、どれが一番効果が高いかは人によって違うとの説明でした。結局、この日が初めてということあり、医師は全部を試してみて、自分に合っている錠剤を見つけるのが良いのではとのアドバイスを受けます。それで「バイアグラ50mg」、「レビトラ10mg」、「シアリス10mg」をそれぞれ２錠づつ処方してもらうことになりました。ただし、健康保険の適用はないとのことで、初診料５０００円＋薬代ということで、かなりの高額出費となりました。
　ちなみに「バイアグラ50mg」が一錠１５００円前後、「レビトラ10mg」が１５００円前後、「シアリス10mg」が１８００円前後が平均価格で、「20mg」の錠剤となると２００〜６００円高くなるようです。初診料として５０００円の請求を受けましたが、次回からは薬代のみだということでした。

　さて早速、まずは「バイアグラ」の錠剤を服用してヘルスに突撃したところ、効果を実感します。勃起治療薬というのは服用しただけでは何の変化もありません。あくまでも服用後に性的刺激（陰茎刺激）が加わって初めて効果が表れます。小生の場合は姫と密着後、すぐに愚息が漲り、シャワールームに移動後、姫が直接愚息に触れたところで、ＭＡＸとなりました。あまりの効果に恥ずかしくなるほどでした。
　その後も、医師のアドバイス通りに残りの２種類も服用しましたが、小生に一番合っているのは「レビトラ」で、即効性も高いと思われました。逆に「シアリス」は持続時間が長いのは事実ですが、即効性と効果については物足りなさを感じました。
　その後、「レビトラ10ｍｇ」を「20mg」に変更して、時々服用をしていますが、男として薬に頼らないと役に立たないでは情けないので、なるべく服用を避けるように心がけています。いずれにせよ、服用の際には輸入品を避けて、きちんとした病院で正規品を処方してもらうこと、狭心症など心臓に不安のある人は服用を避ける方が良いということを頭に置いておくことが重要だと思われます。

　研究部　風俗基礎理論研究室長　マーシー　(H24.09.16)