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研究ノート「タイ風俗におけるチップについての一考察」

by まるひ29氏


 みなさまこんにちは。
 海外にいるとよく「いくら出したらAVに出演している子とできるの?」と聞かれます。「あの人たちは女優さんであっていくらお金を積んでも無理だ」と答えると不思議そうな顔をします。海外の場合、プレイボーイやペントハウスに出ている子は、お金さえ払えばできる場合が多いので不思議に思われるんですね。ネットが普及しているせいか、風呂屋の女の子に「日本語知ってるよ、イクー」と言われて複雑な思いをする海外本部のまるひ29です。
 最近は、独りよがりなオナニー記事ばかり書いているので、タイにおける風俗料金とは別のチップについて考察してみたいと思います。お読みいただけると幸いです。

@チップとは何か。
 タイの風俗店を利用すると料金とは別に女の子からチップを要求されることがあります。
 たとえば、GOGOバーの場合、
 ペイパー代700バーツ+女の子のショート代3000バーツで、お店から連れ出しホテルなどで楽しいひと時を過ごした後、女の子から300〜500バーツチップがほしいなんて言われます。

 風呂屋(Nタリーを例にすると)の場合、
 雛壇の外にいる子(サイドライン)2600バーツをキャッシャーで払い上のお部屋で楽しい時間を過ごした後、帰り際にやはり500〜1000バーツチップがほしいと言われます。

 援助交際カフェ(テーメーを例にすると)の場合、
 お店で女の子とショートで1500とか2000とか交渉します。そしてその時、ホテルに連れて行くということになると、チップではなくタクシー代を200バーツほしいと言われます。

 たいていの場合、日本人的には大した金額ではないので、言われるままに払ってしまう人が多いと思いますが、本当のところ払う必要があるのかないのか考察してみたいと思います。

Aチップを払う必要はあるのか?
 結論から申しあげると、必要はありません。ただし、女の子から、「けち」と(タイ語でキーニャオ)と言われる確率大です。私がほぼ毎日通っている風呂屋のタイ人とチップの話になると、払うときと払わない時があると言います。私も同様でサービスが悪かったり手抜きをする子には払いません。但し、きちんとしたサービスプラスαをしてくれたり、この子は定番嬢にしたいときはしっかり払います。金額も定額ではなく、ご飯を食べないで出勤してくる子に対しては、「ご飯を食べな」と言って渡したりします。要は、自分の満足感で払えばいいことです。

B女の子にとってのチップ
 女の子にとってチップは貴重な収入源になります。GOGOバーの女の子は、お客がつかないと無給です。風呂屋の女の子は、日本のソープ嬢も同じですが、店から経費としてかなりの金額差し引かれます。日本にいたころ、K津園のソープ嬢とかなり親しくなり、「お店から必要経費としてこれだけ取られてるの」と内訳を聞き驚き、あまりにかわいそうなので、それ以降はお店に行かず、ラブホテルで逢瀬を交わしていたこともありました。お風呂屋の女の子にとってもチップは貴重な現金収入です。日本人にとって300バーツ=1000円だから大した金額ではないかもしれませんが、最低賃金300バーツの国の人にとってはとてもありがたいお金になります。

C女の子自身もチップを払っている
 GOGOバーにしても風呂屋にしてもお客が指名してくれなければ一銭もお金が入りません。そこで、女の子によっては自分を売り込んでくれたコンチア(ボーイ)やママさんにお礼のチップを渡すことが多々あります。常連さんがついて超売れっ子でも、干されないようにチップを渡している子は多いです。
 また、風呂屋の場合は、部屋を掃除してくれるメイドさん(メバーンといいます)にも必ずチップを渡しています。これは、掃除に対するチップと万が一、客とトラブルがあった時(女の子のパンツをくれという変な客とか,女の子の持ち物を盗む客など)に助けてくれるという意味でも大切な存在だからです。

Dチップはどこから来たのか?
 タイは、敬虔な仏教国であり元々は風俗が盛んな国ではありませんでした。それを一変させたのは、ベトナム戦争によるものです。ベトナム戦争時、タイは国内にある空港を米軍に利用させました。ウドンタニやウボンラチャダニー、パタヤなどは北爆のための重要な基地となりと同時に米軍相手のGOGOバーなどが広まっていったのです。そこから、タイになかったチップが発生したようです。そういえば、フィリピンの風俗も昔よく行っていたエドコンやスービック、クラークなどのGOGOバーやLAカフェなどは、タクシー代とかチップとか要求されますね。

E総括
 ちゃんとしたサービスをしてくれたらチップはあげるべきです。義務ではないし、嫌ならあげなくてももちろんいいですが、彼女たちはチップを貰わなくてもチップを払っています。風俗は一期一会です。私みたいな在住者はともかくとして、一生に一度肌を合わせ契りを結んだ間柄です。相手への感謝の気持ちを込めて渡すと後味もいいと思います。タイやフィリピンへお越しの際は、ぜひこのことを頭に入れたうえで遊ばれるといいと思います。

 お読みいただきましてありがとうございました。

 海外本部 第3遠征調査隊長 まるひ29 (H26.12.10)

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