〜©日本ピンサロ研究会〜

研究ノート「風俗嬢との出会いと別れ」

by 飾剣氏


 非会員の飾剣(かざりつるぎ)でございます。皆様、いかがお過ごしでしょうか…?

 本日は、心を打たれたレポについて、いてもたってもいられず、筆を執らせていただきました。体験等とはかけ離れた研究ノートですので、ご了承いただけたら…と存じます。

 《ダミュ氏のレポを読んで》

 別れがやってくる。それは、風俗嬢にとっては本来ならば祝福するべき事なのかもしれません。しかし、オキニの退店は、時として、ただ「悲しみ」という言葉では括れないことがあります。

 あれは、もう4年前の話になるでしょうか、新宿に「天使の誘惑」というヘルスが存在していた頃の話です。
 風俗デビューを飾ったその日に入った姫は、入店して2日目、客が付くのは2人目との事でした。お互いデビューという事で、色々と不安な事を話し合ったものです。
 一通り、致した後、「じゃあ、またね。」と、別れました。まだ、その当時は風俗嬢について何も知らなかったものですから、純粋な笑顔の姫に対して、意外という他の表現が見つかりませんでした。

 それから2〜3ヶ月して、裏を返しました。店員に案内され、姫と対面した時、前と比べると、少しやつれたような印象を受けました。私の事を覚えていてくれたようで、マイナーな姫でしたので、裏を返したのは私が初めてとの事でした。その時の笑顔は、間違いなく、以前の純粋な笑顔でした。
 プレイは言うまでもなく、情熱的なものになりました。あれから、だいぶ経ちますが、その姫以上のプレイは経験していません。

 もうすぐ、リピートして、10を数える頃、店の前に行くと、其処には、店はありませんでした。道を1本間違えたか?と、少し歩きますが、間違えるはずもありません。案内所の方の話では、やはり潰れてしまったとの事。今までの事を思い出し、胸にこみ上げてくるものがありましたが、突然の別れに愕然するしかありませんでした。

 失意のまま、今日に至る訳ではありますが、ダミュ氏のレポを読ませて頂き、誠に勝手ではございますが、懐かしい様な、自分と重なる部分を見たような気がします。

 …もし「さようなら」を言えるとしたら?皆さんは、その時、何を言いますか?答えはもちろん十人十色だと思います。もし、私なら…

「おめでとう、これからも大変だと思うけど、元気な笑顔でいて!!」

 こんな、気の利かない台詞しか思い付きません。しかし、そんな言葉ですら、今となっては、もう、彼女に届くことはありませんが…。

 私がそのオキニと別れたのは、丁度、こんな寒い季節になりかける、4年前の9月のことでした。

 (H20.11.24)

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