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研究ノート「エステサービスのレベルの高さと貨幣感覚 〜肉まんレートによる検証〜」
by 黒川洋介氏
こんにちは。大阪機動調査隊 黒川洋介です。
最近、中国系エステにハマって、なんば事務所長とエステ掃討作戦を展開中ですが、エステ嬢たちのサービスレベルが、料金の差額以上に明確な差として現れている
事が気になりましたので、要因について考察した内容を報告します。
対象エステ店
梅田A店 | :★★★★★ | 70分 15,000円 | 約 5分時短あり | 非常にサービスレベルが高い。 |
梅田B店 | :★★☆☆☆ | 60分 13,000円 | 約20分時短あり | いい子も居るが、サービスは今ひとつ難あり |
京橋C店 | :★★★☆☆ | 70分 13,000円 | 約15分時短あり | 足踏みマッサージは効く。垢すりあり。 |
京橋D店 | :★★☆☆☆ | 70分 13,000円 | 約20分時短あり | サービスに今ひとつ難あり。 |
日本橋E店 | :★☆☆☆☆ | 70分 12,000円 | 約20分時短あり | 受付の美人が相手してくれたら・・・。 |
【命題】
大阪市内の中国系エステの特別サービス料金は、大体13,000円が相場になっています。しかし、今、大変人気の高い梅田A店は15,000円です。人気の秘密は、
中国人エステ嬢のサービスの良さにあります。しかし、2000円高いからその分サービスが良いとは、言い切れないレベルの差があります。
価格以上の高いサービスを提供する背景にあるもの、それを考察してみました。
【仮説】
彼女たちの取り分を30%と仮定すると、2,000円の内600円が彼女たちに入ります。お客一人当たり、たった600円の収入の差がここまでモチベーションの差として
サービスに違いをもたらすのか、その要因は、日中の「貨幣価値の感覚差」にあるのではないかと考えました。
【前提】
日本の肉まんは1個約100円で、中国の中華饅頭(肉まん)は1個約1元で売られています。
しかし、エステに勤める中国人嬢の物価感覚では、肉まんは日本も中国も同じですから、この中国人嬢の物価感覚を式で表現すると、
肉まんの価値 = 中華饅頭1個の価値 = 日本の肉まん1個の価値
になります。このレポート作成時で為替レートは、1元=14.694414円です。為替レートで換算すると、中華饅頭は約14円となります。しかし、日本では100円ですので、
約7倍の開きがあります。
中華饅頭1個 = 1元 = 約14円
日本の肉まん1個 = 100円 = 約7元
つまり、肉まんを買いなさいと100円もらう事は、中国人嬢の物価感覚では7個買える金額をもらったのに匹敵 するわけです。これの貨幣感覚
を式にすると、
100円 = 肉まん7個の価値 = 日本の肉まん価格×7倍 = 700円の価値
となります。これを「肉まんレート」と呼ぶ事にします。換算する為の式は、
肉まんレート料金 = 日本の料金×7倍
です。
【検証】
エステ嬢たちが手にする600円は、肉まんレート料金では600円×7倍=4,200円に相当します。一日5人相手して月20日働くと、肉まんレート料金で
100人×4,200円=420,000円相当の稼ぎの差になって来ます。
たった600円の差額ですが、この差額は4,200円(月に42万円)に相当する訳ですから、中国人嬢にとっては大変な稼ぎである事が理解できると思います。
さらに、梅田A店には本指名料200円があります。普通の風俗店の本指名料は1,000円〜2,000円ですので、随分安いと感じますが、肉まんレートで換算すると
1.400円となり本指名の貨幣感覚が同じである事が判ります。
仮に、本指名料200円が全てエステ嬢の取り分だとすると、頑張って指名を取ると、600円+200円=800円ですから、5,600円追加で稼いだ感覚になります。
ここに、梅田A店のエステ嬢のサービス精神が、高いモチベーションに維持されている秘密があると言えます。
ちなみに、梅田A店の中国嬢たちの収入を、15,000円×30%×5人×20日=450,000円位と推定すると、肉まんレート料金では月に3,150,000円稼いでいる感覚になり
ます。高級ソープランドの人気嬢並の稼ぎと言っても過言ではありません。
なお、肉まんレート料金でのサービス料金は約10万円となりますので、中国での貨幣感覚で言うと、ソープランド2回分のプレイ代を中国系エステ1回で使って
いる事になります。実は高い!?
【追認】
上記の肉まん貨幣感覚が正しいのか、別の物価に当てはめて検証してみます。
中国沿岸部に進出した日系企業が払う大卒初任給平均は、約2,300元(約32,200円)の様です。中国人エステ嬢が2,300元と聞いて持つ感覚を肉まんレートで
換算すると、2,300元×14円×7倍=225,000円となります。
日本に進出してきている外資系企業の大卒初任給は約22万円ですから、肉まんレートで試算した物価に対する貨幣価値感覚が正しい事が証明されます。
中国人と価格交渉する場合は、肉まんレートで考えるようにしましょう。換算の仕方は簡単です。「中国感覚の価値=日本円×7倍」です。
以上、独断と偏見の上、乱文で申し訳ありませんが報告いたします。
大阪支部 大阪機動調査隊 先任隊員 黒川洋介 (H18.03.30)
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