〜©日本ピンサロ研究会〜

日本ピンサロ研究会創立15周年記念
「日ピンと私」

by 黒川洋介氏


 15周年おめでとうございます。
 最近めっきりレポートを書かなくなった私ですが、折角の機会を頂きましたので乱文で申し訳ありませんが寄稿いたします。

 日本ピンサロ研究会は、4つの貴重な出会いを私に与えてくれました。
(1)風俗体験を誰かに話したい気持ちを「発露できる場」との出会い
(2)会長をはじめとする「同好の士」との出会い
(3)栄養補助食品「タコキング」との出会い
(4)研究ノートとして愚論を「発表する場」との出会い

■風俗体験を誰かに話したい気持ちを「発露できる場」との出会い
 素人の体験談だけで構成された、日本ピンサロ研究会と題されたwebサイトを見つけたのはいつだったのか。最初は、メニューの見方さえ分からず戸惑いました。
 全国津々浦々にて投稿されている方々の体験レポートを拝見するに、このwebサイトは、自分が経験した風俗プレイの内容を、よかったとか地雷だったとかを、誰かに話したい聞いてもらいたい気持ちを昇華させてくれているのだと、気がつきました。
 もちろん当時も素人の体験談を掲載している風俗サイトはそれなりにはありましたが、全国を対象とし、しかも投稿者会員組織をユニークな形で体現している風俗サイトはありませんでした。

 そこには、「合同調査」と呼ばれ、性風俗店をみんなで調査して自慢・後悔・反省会とでも称した懇親会を楽しむ会員の模様が記載された業務報告がありました。
 さらに、「研究ノート」として疑似科学的ではあっても、思考実験として性風俗学に真っ正面から取り組んでいる投稿文がありました。
 *思考実験:学生時代に熱力学第二法則で苦労したので個人的に「マクスウェルの悪魔」が有名だと思っています。

 これはおもしろそうだ入会したいと思いを強くして、さっそく入会申請をしました。すると、以下の様にサイトにアップされたのです。

「2005.10.28 黒川洋介氏新加入。所属は第2教育旅団大阪地区教育隊(調査員補,大阪支部大阪機動調査隊予定。)に決定」

 会員の皆さんは、ご自分の人事異動告示を見てどうだったでしょうか。私は、なんだかワクワクしました。軍隊組織をもじった体制で表された会員組織と自分の所属。帰属意識を大いに刺激してくれるその運営方法に感心しました。

■会長をはじめとする「同好の士」との出会い
 入会してから今まで、様々な会員の方々とお会いして話す機会がありましたが、日ピン研をどこにも無い風俗サイトに仕上げているのは、KEN会長の独断で発令される組織体制への会員の帰属意識、つまり愛会精神が要の一つなのだと思います。
 こんな大人の遊び心を持ったKEN会長の人柄を想像し、会ってみたくなるのは自明の理ではないかと思います。

 入会して一ヶ月も経たずに案内が来たのが「西日本本部御用納式」でした。
 KEN会長に会える、同好の士に会える、これは参加するしかないと。もしかして怖い人が居るかもしれないかもと一抹の不安はありましたが、すぐに参加表明を返信しました。
 スキンヘッドでサングラス、黒のロングコート姿の怖い人居ました。風俗店の会員証を積上げたら10cm束になる位に持った強者(おたく)が居ました。自転車に乗ってふらりと現れるおっちゃんが居ました。白ずくめの服を着たちょっと近寄りがたい方が居ました。ヤンキーかなと思わせるうんこ座りをする方々も居ました。
 本当にいろいろな方が参加されて居ましたが、人前で普通はタブーで話せないことも、何のてらいも無く話せるのがこんなに楽しいことだと実感、参加して本当に正解でした。
 「白い人」に会え・・・・・おや、誰か来たようだ。

 このときから平成18年(2006年)夏までと短い期間でしたが、関西メンバーとは、様々な企画ものの活動を通して濃くて熱い交流をさせていただきました(下記グラフ1参照)。
 平成21年(2009年)春から平成24年(2012年)春まで、九州メンバーとは、合同調査もたくさん実施し九州を隅々までご一緒して、深くそして篤く交流させていただきました(下記グラフ1参照)。
 合同調査に参加するために全国各地から遠征してこられる方々との交流もあり、私にとって会員のみなさまとの出会いは、人生の糧になっています。
【グラフ1:黒川洋介のレポート掲載時期と本数の推移グラフ】
掲載時期と本数

■栄養補助食品「タコキング」との出会い
 私の中折れを改善するために、にさ〜ん180氏が中国の秘境にて発見し、伊勢屋氏が命名した栄養補助食品「タコキング」は、「このままでは人生の楽しみを失ってしまう」と悲観していた風俗遊びに、彩りを添えてくれました。日ピン研に入会していて助かった幸運な出来事でした。

 日ピン研が、本当に「研究」会であったのを実感たのが、タコキングを処方するにあたってどのように服用したら一番効果があるのか、会員を集めて行われた臨床実験ででした。
 それは、被検者、服用条件の設定、対象姫の選定、データの収集まで製薬会社も唸らせる(かも)内容であり、それにより、現在みなさんがご存じの服用条件と副作用が明確になっています。
 今でこそ、様々な栄養補助食品が出回っており恩恵にあずかっていますが、元を正せばタコキングの発見と会員による治験があったからだと感謝しています。

 なお研究ノートで報告したように、タコキングの定期的で長期服用は、「勃起サイズ」の120%増大という副作用をもたらしています。

■研究ノートとして愚論を「発表する場」との出会い
【グラフ2:黒川洋介のレポート業態・種別掲載本数】
業態別掲載本数
 研究ノートを自分でも書いてみようと思ったのは、タコキングによって往年以上の硬度と角度を取り戻し、調子に乗って大陸系エステに通いまくっていた時に、ふと感じた疑問がきっかけでした。
 また、上記で述べたように、タコキングの臨床実験に参加したことや、先輩諸氏が書かれているような研究ノートを書けたら楽しいだろうなと、日頃から思っていたことも後押しています。
 疑問に思ったことに仮説を立てて、検証して結論を考察する研究開発のあり方を思い出しながら仕上げた初めての研究ノートが、「エステサービスのレベルの高さと貨幣感覚〜肉まんレートによる検証〜」でした。

 日ピン研にて、性風俗に関する思いつきや持論を発表する場を得られ、この研究ノートを書いて投稿したことで、会員と一緒に楽しむ風俗遊びや懇親会は、物事を洞察する脳の活動と知的好奇心をずいぶん活性化し刺激してくれることに気がつきました。
 「福原関数」も「動態モデル」も「ポイント還元」もその他もろもろも、まず発表する場があったからであり、その上で刺激を受けたことから生み出された論文であり研究ノートです。

 入会して8年、全国でみなさんと親しく交流できることは、掛け替えのない宝で有り人生の潤いになっています。このサイトを運営しているKEN会長に心から感謝しています。ありがとうございます。
 これからも、この風俗サイト「日本ピンサロ研究会」が末永く存続することと会員の幸運な風俗ライフを神カーマに祈念し締めたいと思います。
May Kama be with you.

 研究部長 黒川洋介 (H25.09.09)
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