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研究メモ「STD検査体験記」

by 勝太郎氏


 特に兆候があったワケではなかったのですが、某通販サイトでSTD(性行為感染症)の検査キットを売ってましたので購入して検査を受けてみました。
 今回購入した検査キットは、某医学検査研究所の「男性用性病検査6項目」です。税・送料込み10,990円でした。

1.検査項目
 検査項目は以下の通りです。

 @ HIV抗体
 A 梅毒
 B 性器クラミジア
 C 淋菌
 D トリコモナス
 E カンジダ

 結果を先に言います。上記@〜Eすべて陰性、(−)の表示でした。ご安心ください(笑)

2.検査方式
 検査キットが宅配便で指定する場所に送付され、自分で検体を採取して検査機関に郵送します。郵送時には自分の氏名や生年月日、住所等の個人情報は記入しなくてもよいのですが、宅配便で自宅を指定した場合、住所・氏名は知られてしまうので完全匿名で受けたい場合は注意が必要です。

3.検体採取
・血液(HIV抗体、梅毒)
 消毒綿で指先を消毒した後、ランセットのキャップを外して指先の脇を刺します。一瞬ちくっと痛みがありますが、コツとして痛さに反応してすぐに離すと血液が少ししか出なくて後で苦労しますので1秒くらいは刺したままにして抜いた方がいいと思います。(体験談)
 この検査キットは濾紙に血液を直接垂らす方法で採取します。濾紙には点線で描かれた円が3つあるので3か所に血液を垂らします。
・尿(性器クラミジア、淋菌、トリコモナス)
 朝の一番搾りの尿又は3時間以上開けた尿が推奨されています。付属の折りたたみ紙コップに尿を採り、スポイト式の容器に尿を採取します。
・陰茎表皮膚擦過物(カンジダ)
 洗っていない陰茎の亀頭の裏などを綿棒で拭います。

 検体採取は以上です。血液採取は結構失敗する方が多いようでランセットは予備を含めて4個入っていました。血液は思ったより出ないんです。なので上にも書きましたが、ランセットを刺してすぐに抜かないようにした方がいいと思います。消毒綿や絆創膏など、検体採取に必要な物はすべてキットに入っています。また、採取に使用した物は廃棄用の袋が入っていますのですべて入れて返送するようになっていて、家庭ごみで捨てないように配慮されています。
 検体及び廃棄物を検査申込書と一緒に検査機関に郵送します。この時、検査申込番号シールを検体に貼ってあるか確認しましょう。

4.検査結果の確認
 検査申込書に「検査申し込み番号」があり、パスワードを自分で設定して記入します。検査結果は、電話・郵送・インターネットで確認できます。
 インターネットで確認する場合は、検査申込書控にあるQRコードを読み取ってサイトを開き、「検査申し込み番号」と自分で設定したパスワードを打ち込むと結果確認ページが開きます。
 私の場合、年末年始期間でしたが、検体を投函して4日後に結果が表示されていました。通常時だともっと早いかも知れません。

5.まとめ
 過去に保健所でHIV及び梅毒の検査を受けたことがありますが、結果は1週間後で、2回出向かなければなりませんので、この検査キットによるSTD検査は忙しい方にはいいと思います。検体採取についても、そんなに難しいことはなく、失敗は少ないと思います。私でもできたのですから(笑)
 そんなワケで、STD検査を受けたことで安心しました。本来はHIV抗体や梅毒は疑わしい行為から3ヶ月後とか検査時期の制約があって、今回の検査は瞬間風速的な面もありますが、定期的に実施することが大事になってくると思います。
 人それぞれ考え方がありますので、薦めるとか思っていませんが、こういうのもあるということで参考になればと思います。

 以上、簡単ではありますが、検査キットによるSTD検査体験記の報告といたします。

 事務局長 勝太郎 (R03.01.18)

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