〜©日本ピンサロ研究会〜

研究ノート「大阪ピンサロ奇考録〜序章〜」

by ナイト内藤氏


☆列島激震行脚2009[大阪ピンサロ奇考録]開幕!☆
<<It is early, is cheap, and delicious!!>>
(早い・安い・うまい!!)

 ウッス(・∀・)ノシ☆ ナイト[日ピン研らしい企画]内藤です♪

 全国の風俗店における店舗型(ピンサロ・ヘルス)風俗店の割合は無店舗型(ホテヘル・デリヘル)風俗店の台頭に伴い、年々減少傾向にあり、店舗数・規模共、全国的に縮小しつつあります。
 その店舗型風俗店衰退の潮流の中でも特にピンクサロン…通称ピンサロと呼称される業態の衰退、その廃業の多さは目に余るものがあります。

 何故、店舗型ファッションヘルス店の衰退よりもピンクサロンの廃業と衰退が一気に加速したのでしょうか?
 未曾有の不況?確かにそれもあります。ところが、答えは別にありました。

 全国的なピンクサロンの衰退劇は単純に「業態の違い」が仇になった異例のケースと言えるでしょう。一般的なソープランドやファッションヘルス店とは違い、ピンサロという業態は「性風俗特殊営業」ではなく、名目上は飲食関係と同じ「風俗営業」として許可を受けている事に原因があります。
 この名目だけの「風俗営業」の営業許可、ずさんなケースでは食品衛生法の許可しか受けていないワキの甘い店舗も多く、隙が多いために簡単に捜索差押や行政指導の対象となりやすく、近隣風俗店に対する絶好の見せしめの材料となりました。
 それだけではありません!ビデオボックスや手コキ専門店、ハードセクキャバなどといった同クラスの低価格志向の革新路線に旧態依然のピンクサロンが対抗できるだけの新鮮さを失っている事も遠因の一つでしょう。
 前述した業態に起因する悲しい事象から、年々その数を減らし続け、全国的にもキャバレー業態に「おスペ」(手コキ)という愛称で親しまれたピンクサービスで隆盛を誇った70年代〜革新と言われ隆盛を極めた「花びら回転」の90年代に比べると、今は見る影もありません。
 では、このまま時代の潮流に任せ、ピンクサロンという業態の灯を消してしまってもいいのでしょうか?

 否ッ!…断じて否ッ!!!!

 これほど庶民的かつコンビニエンスストア感覚で利用できる性風俗業態が衰退の一途を辿るのは非常に悲しい事です。小生自身も大阪キタ(梅田)の兎我野町と福岡の中洲川端においてピンクサロンの壊滅的衰退を目の当たりにした男です。小生が過去、ヌキに行った店舗が今年には全てありません!!古き良き時代の風俗として風化してしまう前に今一度、ピンクサロンという業態に対して真摯に向き合い、その現場に足跡を残したい!!徒労でも何でも構わない!もう一度、ピンクサロンという業態を見つめ直してみるには良い機会です。

 小生自身も風俗放浪記において体験記を執筆したのは:「体験57:ドリームハウスUSA」が最後です。それほどまでに縁遠くなってしまった業態、ピンクサロンを研究させていただきます!!

 では、一口に言ってピンクサロンの研究とはどういった内容になるのか?場所は?条件は?予算は?

 先ず、場所ですが小生は基本的に西日本中心の生活圏にありますので西日本を中心にピンクサロンの業態が盛んな都市を探します・・・が、実際なかなか見当たりません。当然、亜流である本サロも小生にとっては今回は除外対象です。
 結果的に大阪以外の選択肢が無く、キタもミナミもピンクサロンがまばら営業という惨状を目の当たりにしました。
 しかし、小生は純粋培養された昔ながらのピンクサロンが元気な地域を発見しました!できました!!
 その場所・・・大阪は「京橋」です!(本当は小生のピンクサロンデビューの地、中洲川端を選びたかったのですが既に壊滅状態で断念せざるを得ない結果になりました。)

 2009年の今、純粋にピンクサロンという業態の真骨頂である爆安価格&費用対効果の高さを骨の髄まで満喫する(&東京のピンクサロンの聖地・大塚に勝てる場所を西日本で探す)のであれば、その数と質、場末感と雰囲気、どれをとっても秀逸な大阪の京橋以外にありえません!
 2009年、ピンクサロン不毛の時代において日本有数のピンクサロンの聖地として生き残った歓楽街「京橋」!その存在感の大きさは「東の大塚・西の京橋」と言って差し支え無いでしょう。
 場所は京橋で決まりです!

 次に条件面です。ピンクサロンの聖地である京橋限定で遊び回るのは至極当然ですが、それ以外にも条件をつけるのであれば「予算内で1日限定、ヌけるだけヌく!」。こういったコンビニ感覚の性風俗店はフラッと入ってドクッとヌくのが流儀です。ダラダラ何日も日数をかけるよりは朝から晩まで京橋に留まり、浮世離れ的に抜き遊ぶのが面白いかと思います。そういう訳で「1日限定&京橋オンリー!」で勝負したいと思います!

 最後に予算ですが、ピンクサロンという業態において注目すべきは「安さ」と「手軽さ」であり、それこそがピンクサロンの醍醐味ではないでしょうか!?低予算でも気軽に遊べる敷居の低さは他の性風俗の業態には無い、ある種特殊なものです。その醍醐味を最大限に活かしつつ、1日中楽しむ(愉しむ)のであれば予算はズバリ2万円ッ!!
・・・何故か?何故2万円なのか?
2万円である理由は簡単です。1件当りの予算を約四千円で算出すれば2万円で5件回る事が可能となります。浮いたお金は飲食費に回し、1日満喫する所存です。約4千円の店舗を5件回るので「予算は2万円」で決定!
 総じてまとめると以下の通りとなります。

「1日限定!予算は2万円で京橋に点在する5件のピンクサロンの制覇!!」
(その5件を周遊した上で2009年現在のピンクサロンという業態の現状を考察したいと思います。)

 さァ、いよいよ開幕です!!列島激震行脚2009「大阪ピンサロ奇考録」張り切ってまいりましょう!

 親衛調査隊本部 参謀 ナイト内藤 (H21.12.21)

トップページへ

総務部から補足事項
本レポートの寄稿者,ナイト内藤氏が運営しているサイト「風俗放浪記」も是非お立ち寄り下さい。
〜©日本ピンサロ研究会〜