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調査報告「出会いカフェ総括記(3)」

by ナイト内藤氏


 列島激震行脚"STREET FIGHTER"
 出会い系喫茶考察in関西「クルル」集中レポート!
 補完調査…完全総括完結編。

 列島激震行脚"STREET FIGHTER"後日談、その最終章。小生が追跡調査していた関西出会い系喫茶の雄「クルル」。2008年2月某日、突如としてクルル全店が一斉に店舗を閉鎖する事件が発生しました。
 クルル公式HPは全店一斉削除され、総合トップページには下記の文言が記載されていました。

お詫びとお知らせ
今までクルルをご利用頂きありがとうござます。
開業当初から純粋な出会いを求めて来られるお客様へ対しての営業を目指して来ましたが、こちらの思いとは違う形で利用される方が増え、社会的批判が増えたため誠に勝手ではございますが、2008年2月5日・本日を以ってクルル全店を廃業させて頂きます。
誠にご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
ご来店いただきましたお客様の個人情報は個人情報保護法に基づき既に削除しておりますのでご安心くださいませ。

 実は「クルル」、お初天神店は先行閉店していました。しかしながら、他の店舗においては一斉閉店の直前までイベントなども通常通りに告知していただけでなく、女性会員の募集も普通に行っていました。クルルが日本橋店を新規開店したのが2007年の10月。そこまでは急進的拡大路線でした。何故、半年後いきなり出会い喫茶を廃業したのか?
 突然の全店舗閉鎖の一報は小生を驚かせるには十分な内容でした。普通の流れであれば閉店セールや、解散コンサートよろしく荒稼ぎして撤収というのが理想です。ま、儲けるだけ儲けて閉める時はトンズラというのが風俗の典型的な閉店の妙味である事を考えれば、やはりクルルも風俗店だったと実感できます。
 様々な憶測が小生の頭をよぎりますが、恐らくは閉店の理由を客の利用方法だと責任逃れの様な文言が書いてあるので警察絡みの摘発の線が濃厚と考えられます。小生も日本橋店の前を通りがかりましたが大きな窓の白いカーテンが摘発後みたいに引き裂かれていて残骸テナントに見えました。数々の謎を残し、真相は闇の中といった感じでしょうか!?

 さて、あっさりと全店閉店してしまった「クルル」ですが、まるで夜逃げの様相を呈している点が特筆に価する点です。会員に対して一切の事前告知無しに閉店とは異常事態と言っても過言ではないでしょう。クルルにおいては男性会員・女性会員を問わず、毎回来店時に会員カードに「ポイント」を付与されていました。ただ、ポイントと一括りに述べましたが男性と女性のポイントの価値は当然の如く等価値ではありませんでした。男性会員のポイント特典はショボくれたもので入店料金(3000円)無料などチープなものでしたが女性会員は違います。女性会員はポイントを貯めればブランドバッグや香水、家電など豪華景品に交換できるシステムとなっていて、女性会員は厚遇されていました。女性会員の数集めに直結するだけでなく、モチベーションを上げてポイントを貯めさせる「馬人参」方式を採用していました。そのポイントが今やただの「ゴミ」です。足繁く通った女性会員(ほとんどはクルルが雇っていたサクラの雇われ嬢・居座り嬢)は給金の一部であったポイント全てがパーになった訳で…閉口するしかないでしょう。個人的には「ご愁傷様!」とだけ言っておきます。

 計画的閉店であるにせよ、ないにせよ、風俗の様で風俗でない?謎なジャンル「トーク喫茶」(出会い系喫茶)における関西の雄であったクルルの消失の意味するところとは…やはり「援助交際の温床」であったトーク喫茶(出会い系喫茶)業界に一石を投じる出来事であった事は間違いないでしょう。正に業界再編待ったなしといったところでしょうか!?全国に点在する他のトーク喫茶(出会い系喫茶)チェーン系の動きから目が離せません。

 今回、クルル側は「開業当初から純粋な出会いを求めて来られるお客様へ対しての営業を目指して来ましたが、こちらの思いとは違う形で利用される方が増え、社会的批判が増えたため…(以下略)」などと小奇麗な建前を書き連ねていますが、実際に援助交際の温床にしていたのは他ならない店舗側であり、店員であるのは紛れも無い事実です。過日、小生が店舗で聞き耳を立てていると常連客と店員の会話などは内容が強烈すぎるほど刺激的でした。「大2枚」や「割り」などという単語が平然と店内で横行していたのですから純粋な出会いを求めて来られるお客様へ対しての営業を目指しているわけなどありません。
 さらに常連嬢が新規男性客に狙いを定めて割り切りを持ちかけ、外出していく姿も目撃していますし、帰ってきた直後に店員から次の新規男性会員の斡旋を受けていたのも印象に残っています。そこに「純粋な出会い」など皆無です!トーク喫茶(出会い系喫茶)チェーンにやって来る女性の多くは色々なトーク喫茶(出会い系喫茶)を回転してるだけで本当の新規女性は「?」です。他店で登録していても他店では「新規の女の子ですよ!?」「V新規なの?」と、小生を含む鼻の下を伸ばした男性がカモにされます。
 ・・・・まぁ需要と供給のバランスに文句はいいませんが。悲しいですが現実なんてそんなものです。

 最後に一言<最終総括>
 「金を払って素人とS○Xするのは簡単で仕方がない気がするのは気のせいでしょうか。金を支払いS○Xをする出会い系レポは出会い系なんかぢゃぁない!ただの援助○際だっ!」・・・などと叫ぶ人も居ますが、トーク喫茶(出会い系喫茶)の現実などこんなものです。俺はモテる!…なら風俗はいりませんし、行かないでいいでしょう。所詮、こういうジャンルも根っこは風俗なんですよ!!そこに行った時点で同類です(笑)覚えておきましょう。そして、お金を払ってS○Xしてごめんなさい!小生、少々即物的ですが現実論者で容姿もイマイチなものですから(笑)

 これにて列島激震行脚"STREET FIGHTER"完全完結。
 ありがとうクルル!さようならクルル!!でも系列のパンチラ喫茶【P-DOLL】とやらは絶好調で営業中!?…ってなんじゃそりゃ(笑)

私的満足度:★★★★(店舗消滅!?)

 会長付属調査隊長 ナイト内藤 (H20.04.05)

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総務部から補足事項
本レポートの寄稿者,ナイト内藤氏が運営しているサイト「風俗放浪記」も是非お立ち寄り下さい。
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