★★★★★★★★★★★★★
★スキミング被害報告(泣)★
★★★★★★★★★★★★★

　どーも、ナイト内藤でス！

　一生の不覚ッ!!やられたぁぁぁぁぁぁぁ〜ッ！
　やられましたよ、エエ！抜かれちゃいました。何を？クレジットカードのデータですよ!!完全に偽造されちゃいました(泣)ぶっちゃけ、スキミングされちゃいました〜！カード詐欺被害ってヤツです！
　何？ざまあみろ!?・・・エエ、全くもってその通りです！自業自得、身から出た錆ですから、ぐうの音も出ません！しかし、TVで観た「スキミング」の被害にまさか自分が遭遇するとは・・・夢にも思いませんでした。

　・・・(−"−;）、今回は「スキミングによるカード詐欺被害者」である小生による、被害予防対策の実録講座です！

　・・・さて！ここで、豆知識〜!?「スキミング」って何やねん？ハイ、解説させていただきましょう！

★＜スキミング＞・・・の基礎知識！
　「スキミング」とは他人のクレジットカードやキャッシュカードの磁気記録情報を不正に読み出してコピーを作成し、使用する犯罪行為です。手のひらに入る程度の「スキマー」と呼ばれるカード情報を読み取る装置を用いて情報を複製します。
　この「スキマー」は操作も非常に容易で、クレジットカードをスキマーに挿入して磁気情報を読み取らせ、クレジットカードと同規格の新品のカード(生カード)に読み取ったクレジットカードの情報を書き込むことで、まったく同じ情報を持つコピーカードを作り出すことができる代物です。
　スキミングはカードの盗難と違って、カード自体が「無事」であるため、被害者が被害に気づきにくい(請求があって初めて気づく)という特徴があり、より巧妙であると言えます。

スキマー　Skimmer　「かすめとるもの」という意。クレジットカードの個人情報を盗み取る機械。
skim　 すくい取る (off, from)
skimming　クレジットカードの情報を盗み取ること。

　これで「スキミング」という用語に関する意味は理解できた事と思います。では、小生は実際問題、何処で被害に遭ったのでしょうか？これは考えられる限り「風俗店」が濃厚です。・・・っちゅーか、それしか思い当たる節がありません。

　では、被害に遭った小生が事後になってから思う、風俗店におけるヤバイ店舗・店内、シチュエーションについて私見を述べたいと思います。

　まず、ヤバイ店舗はぶっちぎりで「ピンサロ」！これが一番危ないでしょう。ピンサロでのシチュエーション的に「店内が暗い」「店内BGMが五月蝿い」「隣・通路との仕切りがカーテン・植木鉢」「脱衣カゴが通路側・視界の外」などの要件を満たしている店舗は危険度大です。
　他には「シャワールーム」など洗い場が完全に別室になっている店舗、特に脱衣後に一瞬でも目の届かない位置に衣類が遠のいてしまう「ヘルス」「エステ」「マンションヘルス」も危険度高めです。
　他に危ない状況・状態としては「自己酩酊状態(酒に酔っている)」や「疲労から意識が途切れる・寝てしまう」なども注意力が緩慢になる状態なので危ないといえるでしょう。

　ここで実際の事例として有名!?な手口を一例、紹介します。
＜客のクレジットカード情報２００人分を抜き取る風俗店マッサージ嬢６人を逮捕＞
・・・引用：共同通信2004/07/29より一部抜粋。
　約２００人分のクレジットカード情報を抜き取り保管したとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は、支払用カード電磁的記録情報保管の現行犯で、東京都内のエステ店のマッサージ嬢６人を逮捕した。逮捕されたのは中国籍の１９〜３７歳の女。
　容疑者らは７月、同店でカード情報を抜き取る小型装置ハンディスキマーに、店を訪れた客２０３人分のカード情報を保管するなどした疑い。同店ではサービスの前後、客にシャワーを浴びさせており、マッサージ嬢が『シャワー入ります』、『出ます』などと、抜き取り役に合図していたという。特捜隊は、背後に大掛かりなクレジットカードの偽造グループがあるとみて捜査している。

　実に巧妙かつ狡猾です。 サービスの前後、客にシャワーを浴びさせて、接客嬢が『シャワー入ります』、『出ます』などと、抜き取り役に合図していたという事も抜け目がありません。これで嬢からの実サービスがよければある意味「優良店」ですから！

最後に予防策についてですが、
１．たくさんのクレジットカードを持たないこと！
１人で数種類のカードを持つと管理が困難になり、一度に数枚のカードを持ち歩くと全て偽造され、被害も大きく拡大する傾向があります。(小生は２枚やられました！)

２．常に手元に置き、自己の監視の下、手放さない。
財布・クレジットカードを視界の外に置くのは非常に危険です。出来る限り自分監視下、目の届く場所に服を脱ぎましょう。ちょっとした隙にもスキミングは可能です。

３．風俗店でカードを使わない。
風俗店ではクレジットカードを使ってはいけません。カード会社も加盟店登録を行う時に十分審査を行っていますが、それでも悪質な加盟店は後を絶ちません。クレジットカードを使うのは社会的信用度の高い店でのみ使用しましょう。

４．店員(嬢)の動きには十分注意する。
日本では他国に比べ、危機意識が低いです。特に馴染みでない店舗では店員や嬢の動きにも注意しましょう。洗い場(シャワールーム)が別になっていたり、店員がウロウロしている店舗などは特に注意が必要です。

５．風俗店に行く時は大金やカードを持ち歩かない。
これが１番でしょう！これ以上の予防策は考えられません。

　今回のネタを見て小生の様な被害者が後に続かない事を切に願います。皆様、努々ご用心下さいませ。

　京都支部長　ナイト内藤　(H17.03.18)