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研究ノート「性感染症の臨床例〜扁桃腺炎〜」

by けんぼ〜氏


 会員の皆様、静観者の皆様方、楽しい風俗ライフをお過ごしですか?けんぼ〜です!  池袋の某老舗ヘルスに悪友共々二人仲良く突入数日後、悪友から体調不良との連絡を受けました!症状はインフルエンザ級の高熱と激しい喉の痛み…。この病気には昨年の夏に私も撃沈されており、今回の悪友に代わって私の下記通院記録にて御報告させて頂きます!

 昨年8月中旬頃…今回の悪友と同じ某老舗ヘルス店にて…

【初日】池袋某老舗ヘルス店にて癒されてルンルン帰宅。「また早く姫と会いたいな!」と思いながらおやすみなさい…。

【2日目】午後から悪寒と喉の痛み。「風邪ひいちゃったかな?」熱の方も39℃とかなりの高熱。明日の仕事を欠勤する事を決意しながら早めに就寝…。夏風邪か…?

【3日目】激しい喉の痛みで起床。予定通り仕事を休んで安静に…。喉の痛みにプラスして歯も耳も頭も痛くなり、もうどこが痛いんだか分からない状態になる。激しい痛みに依り、食べ物が飲み込めなくなる。ゼリーやプリンを少量づつ食べて過ごすがほとんど飲み込めない状態。「今回の風邪はかなりの重症だな…。」と思いつつ痛みをこらえながら就寝。

【4日目】激しい痛みで全く眠れず睡眠不足。強烈な痛みで自分の唾さえも飲み込む事も出来なくなり、口を動かすのも辛いし口も閉じれずによだれがダラダラ…。食事を試みる為にバファリンを服用、痛みが和らいだ瞬間にアイスクリーム等を流し込む作戦が続く。バファリンも効かなくなって来て痛みが和らぐ時間も短くなる。バファリン服用間隔の4時間も守れなくなり、短い間隔で服用。もう限界…。

【5日目】食事も出来ず、強烈な痛みも更にアップ。体力的にも精神的にも限界を感じて朝一番に病院に向かう。受付の際も口を上手く動かせず、やっとのことで症状を伝えて耳鼻咽喉科へ。
 口もまともに開けられないことから、鼻からカメラを入れて喉の状態を確認…涙がちょちょぎれます。腫れも酷く食事も喉を通らないと判断。「入院もしくは自宅に帰って夜にでも息が出来ない程まで悪化したらすぐに救急車呼んで!」と先生に言われる。本日は抗生物質&栄養補給の点滴(2時間)と採血検査を行った後に飲み薬を貰って大人しく帰 宅。気分的には楽になり、薬を飲んで就寝…薬の効用が切れてくると痛みが激しくなる。また寝不足…。

【6日目】痰に依り、息が苦しい。飲み薬と病院での点滴のお蔭で痛みは和らぐ。本日も病院へ行き、2時間の点滴。口も開く様になった事から口を開けて喉の診察。扁桃の腫れと化膿が酷く、注射器を麻酔も無しにブスリ!!と刺され膿みを吸引。あまりの激痛に涙する私。大量の黄白色の膿みを見せつけられました…。お・恐ろしや…。

【7日目】またもや激しい痛みに依り起床。病院に駆けつけると「ありゃ〜悪化してるねぇ。」と先生。本日は最終手段の切開排膿。麻酔を打った後に切開して膿みを排除します。凄い勢いで膿みが口内に出てくるが分かります…どん引き。切開箇所は膿みを完全排出する為にガーゼを詰め込まれて開きっぱなし…痛すぎる。切開後の痛みをこらえつつ、毎度お馴染みの2時間の点滴を行って帰宅。切開箇所からガーゼが飛び出し気味で吐き気全開…もう嫌だ。

【8日以降〜通院経過】切開後は5日間程、2時間の点滴と飲み薬に依る治療を行いました。点滴の方も毎日太い針を刺され続けるわけで内出血&針を刺す箇所の変更攻撃。刺す箇所も無くなり、最終的には手の甲にブスリ!これがまた痛すぎます。症状と採血検査から『扁桃周囲膿瘍』と診断。最近はこの病気がかなり増加しているらしいです。原因は恥ずかしながらクンニやキスに依る細菌やウイルスの感染です。クラミジアや淋菌に依る尿道炎の喉バージョンだそうです。
 完治後も痰や痛みの症状が現れ、数回通院を繰り返して飲み薬を飲んでいました。それからは毎日必ずうがい薬に依るうがいを続けています。
 悪友は現在も通院中とのこと…『扁桃炎』と診断されたそうです。一週間前後で軽快するそうですが、悪化すると扁桃周囲膿瘍や中耳炎、腎炎を合併することもあるそうです。

 最近、風俗店での性病感染が私自身(クラミジア2回、毛ジラミ1回、扁桃周囲膿瘍)も含め、周りの悪友が次々と感染しております。極端な話、風俗店プレイ後には口内や尿道へウイルスや細菌がかなりの確率で入り込んで来ていると思われます。症状が出ていないだけの方々の入店やプレイも性病増加と感染率増加に繋がっていると考えられます。皆様方も息子の異変に併せ、喉の異変にも注意して下さい。「まさか、自分だけは…。」なんて思われている方も症状が出ていなくても定期的な検査が必要となってくると思われます!体調が悪い悪くないにも係わらず基本の「うがい手洗い」を忘れずに!そして健康であることが一番大切です…これからも皆様方の楽しい風俗ライフを願っております!

 大切な奥さん、彼女、姫や周囲の方々へのピンポン感染をストップ!撲滅して行きましょう!

※『扁桃周囲膿瘍』
 細菌やウイルスの感染が原因の急性扁桃炎の炎症が扁桃の周りまで及び、膿が溜まったものを扁桃周囲膿瘍という。喉の痛みは強く、唾を飲み込むのも、口を動かすのも辛く、痛みが耳へ放散する。40度近い高熱が出て、全身症状が悪くなり、敗血症や縦隔炎を起こす危険もあるので、早期に治療を受けなければならない。一般には抗生物質や消炎剤等の投与と切開排膿が行われる。繰り返し再発する時には扁桃摘出術が行われる。

 (H21.04.26)

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