by コィーバ氏
風俗に行くとき、風俗情報館を利用される方は結構いらっしゃると思いますが、今回はその情報館の成り立ちに関して。
行かれたことのある方ならご存知でしょうが、情報館にはその地域の店舗を紹介し、割引チケットまであります。しかも無料!!まぁ中には少額ですがかかるとこもありますけど。そんな風俗情報館が一体どうやって生計をたてているのか?そのあたりから切りこんでみましょう。
池袋を例にとってみましょう。池袋は○○グループの影響の強い街です。風俗店はもちろん、プレイ用ホテル、ビデオBOX(金太郎、花太郎)、マンガ喫茶(マンボー)、不動産(アパマン北池袋店)、そして情報館(チケットステーション、HMD etc)も傘下です。情報館は大体、壁に店舗紹介パネルがありその周囲にその店舗の割引チケットを入れてあるBOXがあります。これがずらずら並んで形成されてる訳ですが、これ、それぞれ『家賃』が発生します。そしてそれらは実際のアパート等と同様『立地条件』により値段が変わります。
つまり、パネルが上下なら見易い上が高く下は安い、入り口近くなら高くて奥まった場所なら安い等々。そしてそれらの家賃で運営されてる、というのが大まかなところでしょうか。
そして各情報館には営業担当がいて、各風俗店を営業してまわり、パネル入れませんか?と契約してまわる訳です。そしてお客さんを契約した各店舗に送り込む、というようなシステムです。だからその契約を解除されないように情報館スタッフはあれこれ薦めたり店まで案内してくれたりする訳です。だってパネルの高いところは40万近く(!)、安いのでも25万はしますから解約されたらいきなりそれだけの収入が減る訳ですから。
お客さんを送る数が少ないとその店舗からクレーム電話がかかってくるんですが、これがヤクザまがいの恐喝電話だったりします。それで慌ててむりやりお客さんを丸め込んで送り込んだりして事なきを得ます。しかし送り込めないと電話の口調は更にエスカレートしていきますからスタッフの中にはその電話が嫌で辞めたり、胃を悪くしたりする人もいます(笑)。
ですからスタッフが薦める店はそういう状況だとか、契約したばかりだからとか、自分のグループの店だからだとかします(笑)。
情報館から近いならともかく、遠い所にある契約店とかは歩くの面倒くさがる人が多いですから早めに必死こいて送ろう送ろうとします(笑)。で、各パネルに対してノルマがあって、一日に送る本数をクリアするように操作する訳ですね。だから情報館の情報を必ずしも鵜呑みにしないように注意した方がいいです。
そんな情報館の中でもいい所もあります。
例えばスタッフが私服の店。
意外かもしれませんが彼等はバイトの人がほとんどですから皆さんと同じように風俗が好きで、だから働いてたりします(笑)。なのでそういう強引なおすすめとかしません。逆に接触してこないくらい(笑)。池袋ならピカイチとかかな。渋谷なら道玄坂小路の真ん中あたりにある情報館。雑然としながらも見る側にはありがたい空間ですね。
ただ、新宿歌舞伎町とかだと、私服でやってる情報館とかでも手入れを恐れてだったりするので気を付けて下さい。
皆さんがオキニを見付けて楽しく過ごせますように。よりよい割引チケットの活用を(笑)。
(H17.08.04)