〜©日本ピンサロ研究会〜

「当会創立25周年記念寄稿」

by 改正遺失物法


 毎度さまです、親衛調査隊本部の改正遺失物法でございます。今回は日本ピンサロ研究会の25周年記念の投稿をさせていただきます。ええ、めでたいですなあというお話です。

??珍しくどうでもよくない前段
 まずは日本ピンサロ研究会25周年、おめでとうございます。そして長年に渡り会の運営をしていただいている会長、楽しく遊んでくれた当会の会員さん全て、そして日本に5名くらいいると言われている遺失物法マニアの皆さまに深く感謝をいたします。

『おめでとうございます!そしてあざっす!』

 この手の原稿は15周年の際に書かせていただきました。そしてそれから10年経過の25周年となりますので。その間のお話とこれからねーどうするかねーというお話を書かせていただきます。振り返りとこれからの活動ということで。まあちょっと読んでやってくださいね。

??15周年から
 ということで振り返りですが、まずは改正遺失物法さん、平成21年5月入会です。10周年をやった後の入会となります。詳しい話は15周年の際の寄稿をみていただくとして、まあね、ただ働くおっさんだっただけの遺失物法さんの中の人がですよ?会の中で色々な会員さんと交流することにより何とも言えない高揚感がありました。北海道の田舎のおっさんがねーなぜか日本全国に仲間がいるわけですから。しかも仕事してるだけのおっさんであれば一生知り合わないであろう界隈のおっさんどもですわ。自分の世界が一気に広がったように感じたんですよね。

 そこから実際にお会いした会員さんが増えて会の中でも認知度も上がり安定的に活動をさせていただいておりました。そして中の人の転勤により割と北海道内を満遍なくカバーできる感じで転勤を繰り返し、ぐるんぐるんと北海道を巡回しておりました。15周年の段階では未踏であった中標津や北見も訪問し、名実ともに北海道を制覇させてもらいましたわ。その中で感じたのはやべえなあという気持ちでした。
 期間を置いて函館を訪問すると、明らかに衰えてるんですよね。盛り場しかり、風俗しかり。旭川でも同様でしたし、釧路でもそうでした。ついでに苫小牧もね。昔を美化する気持ちはありませんが、数年という時間を置いて訪問してみると以前できたことができなくなっている。ハッキリと衰退している。焦りましたね。
 最初はそれを止めたいと思っていました。まあ1人でできることではないのでレポを出すことでちょっとでも遊ぶ人が増えて僅かながらでも延命できればと思うようになりました。すすきの以外のどの地域でも衰退っぷりは駄々滑りですわ。んでそれまであまり手を出してこなかった北見や帯広にも手を出し、人口比で北海道の4割くらいのエリアをカバーし出しましたわ。そうやって過ごしておりましたが、とうとう奴がやってきたんですよねー。

 まあここ3年くらい世を賑わしているあの流行病ですわ。ちょうどその頃に6年の町民暮らしを終わらせて晴れて市民となった遺失物法さんですが、とうとうココですすきのと向き合うことになります。うん、最初の非常事態宣言の際は休業する風俗店も多く、営業している店やデリヘルとかは散々な状況でした。あのすすきのがココまでやられるとはねと驚愕しました。
 実は改正遺失物法さん、コロナ禍まではすすきのなんてどうでもいい方から数えて3番目くらいの立ち位置でした。他のエリアは情報が少なく、情報自体が珍重される傾向でしたが、すすきのについては当会の内外を問わず関わる人間も多く、情報についても新しく出すよりも改廃の方が必要だと感じていたからです。なので改正遺失物法としての優先順位はすすきの以外>すすきのという形としてました。すすきのは安泰だと思い、それに手間を割くよりも他行こ!って感じでしたわ。

『ところがぎっちょん』(CV:藤原啓治)

 はいぎっちょんあざす。すすきのがアレほどやられるとはねと。ほら、母ちゃんっていつまでも元気で鉄人だと思うじゃないですか。でも年を取ったらだんだんポンコツになったり病気したりで、ああ、やっぱり母ちゃんも人間だったんだなあとショックを受ける。そんな感覚でしたわ。まあそれまではすすきの、何があっても大丈夫だとね、根拠なく思ってまして。あっさり覆されてショックを受けました。

 そしてコロナ禍といえばもう一つ、当会的にね、活動が制限されたことですな。行くことも来てもらうこともやりにくい時期がございましたわ。比較的よく会うラサロさんやいけとしさんに12月になってあけましておめでとうの挨拶をした年度もございました。それぞれが仕事を持つ社会人であったりするので罹患するのは論外ですし、色々な事情で活動も減少するのもやむを得ないのですが、皆と会えないことに寂しい気持ちを抱いて膝を抱えていた時期もありましたねー。いやホントに。
 実際に会ってバカをやることが当たり前に楽しませてもらってましたし、それができなくなってみなさんストレスとなっていた時期もあったと思います。んで段々と会として懇親会、次いで合同調査も解禁されるようになりまして、先般すすきの合同調査を開催することができました。当会的にも激動の時期だったと思います。会える喜びを噛み締めながら活動したいと思いましたね。

??そしてこれから
 この3年間で当たり前であったものが当たり前ではなかったと再認識させられました。会員相互の交流もしかり、すすきののやられっぷりしかり。常識であったものがしっかり崩されてしまった3年間だったと思います。その中でね、一つ考えたことがあるんですよ。自分の中で特にコロナ禍以前はね、ダメなお店を適当に食い散らかしてネタとして消費する傾向がありました。自分がヤラれたことを面白おかしく取り上げてダメな店を消費して行くスタンスでレポを書いていました。理由はね、会員さんなら共感してもらえると思いますが、レポ書きやすいんですよね。自分が痛い目に遭ったりヤラレたレポって書きやすいんですよ。
 しかし昨今、特に地方のデリヘルは苦しい感じです。なので悪い店を面白半分に消費するのではなく、良いお店を良いと取り上げて、善良なお店の一助としたい。そんな気持ちでレポを書くようになりました。名前は出しませんが、苫小牧の某店舗さまは本当によく頑張っています。そんなお店を取り上げて1日でも長く生き残ってもらいたい。それがね、色々とヤバめな北海道のデリヘル界隈に対して遺失物法さんが取り組める唯一のこととなると思います。
 この10年で北海道の地方デリヘルは北海道内や本州からの出稼ぎ女性が増えました。地域によっては地元女性は絶滅危惧種となっているところもあります。この先の10年でその傾向が加速すること、さらに北海道内の大手が各地に進出してどこの地域に行っても金太郎飴状態となるであろうと見ています。どんな形になったとしても地域を愛して見守って、その中で頑張っている店や良い店を取り上げていきたいと思いますよ。

 日ピンのいち会員としては、今後とも変わりなく、みんなで楽しく仲良く遊んでいきたいなあ。会える喜びを噛み締めながらね。それに尽きます。

 ということで今回は以上でした。

 改めまして25周年おめでとうございます!そして会長!会員の皆さま!これからも宜しくお願いいたします!30周年の頃には遺失物法マニアが6人くらいになってたらいいなあ!

 親衛調査隊本部長 改正遺失物法 (R05.12.05)

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