by 改正遺失物法氏
毎度さまです、北海道の改正遺失物法でございます。今回は数字を拾ってみましたシリーズとなります。ええ、厳しいっすなあというお話です。
■どうでもいい前段
ということで数字を拾ってみましたよ。え?何の?ええ、何かの数字です。みなさん疑問ではないっすか?COVID-19の影響で風俗は多大なる影響を受けているでしょうけども、実際どんだけやられてるのかと。それをね、測るためにちょっと数字を拾ってみましたよ。ええ、以下の要領です。
@当会レポのうち
A月度が明確な投稿を参照し
B月別に落とし込んで
Cそれを2018年数値と比較する
というものです。ん?Cは?2019じゃないのと思われるでしょうけどね。遺失物法さんが過去に作成した『当会レポを標本とした,風俗業界の繁閑についての考察』というものがございます。それの数値が2018年のものなんですよ。今回新たに拾う前から、片っぽがそこらに落ちてます。ちょっと楽させていただきますよということですね。
んで今回2020年度のサンプル数値ですが、勝太郎さん作成の『体験レポート統計(R2年)』にて、投稿者別掲載件数に掲載の27名さま、そのうち訪問月度が明確だった方17名の684レポを参照させていただきました。ええ、勝太郎さん2次利用させていただきありがとうございます。
まあ前回も記載いたしましたが、当会会員さんの人物像についてです。遺失物法さんはある意味で世の中の縮図だと思っています。居住地域も年齢も職業も収入もバラバラ、共通点は風俗が大好きだということだけです。まあアレだけ騒がれていた2020年でも、一人当たりの平均で40.2回くらい遊んでいる連中の数値の抽出ですから。
ということではじまりはじまりー
■んで
いきなりですが月度の構成が以下となります。全体の中でその月度の構成比が何パーセントあるのかということです。まず見てくださいよ。ちなみに()は20は20年度数値、18は18年全体値、ヘビーは18年度で40回以上遊んだ方の数値です。
(20) (18) (ヘビー)
1月 12.4% 10.4% 11.3%
2月 10.2% 5.7% 5.8%
3月 10.2% 7.2% 6.7%
4月 5.8% 7.0% 7.0%
5月 6.1% 8.6% 9.0%
6月 7.0% 10.0% 10.5%
7月 8.2% 9.8% 10.6%
8月 8.2% 9.5% 8.1%
9月 8.6% 7.7% 6.7%
10月 5.6% 7.7% 8.0%
11月 8.8% 8.4% 8.3%
12月 8.8% 7.7% 7.7%
まあ一覧にしたらこんな感じですわ。遺失物法さんの記憶だと、3月くらいから雲行きが怪しくなってきて、4月の半ばからパチンコ屋が閉まるレベルの緊急事態宣言、北海道は5月いっぱいで開けて、なんやかんやでGOTOとかやって、秋のすすきのプチやったの数日後から感染拡大防止のなんちゃらが出て、そのまま年越しということだったと記憶しています。そんな感じでしたよね?
2018年の2月の構成比はその年度最低となっております。それが2020年は10.2%と、年間2位タイまで押しあがっておりますよ。その後がいかに影響を受けてしまったかという証左ではないかと考えます。そこを踏まえて考えると
@1月2月は平常運転
A3月も平常運転っぽいけど後半ちょっと影響受けていそう
B4月は初の緊急事態宣言ということもあり、ちょっと抑えた
C5月も同様だが、ちょっと我慢できなくなった方も少々
D7月から9月くらいまではあんまり気にしなくなった(GOTO)
Eなぞの10月の落ち込み
F11月12月は案外遊んだ
こんな感じでしょうかね?もちろん個人差がありますが、政府や自治体の施策に忠実に動いていたのではないかと推測いたします。少なくとも前半はね。
■考察です
まあココからは遺失物法さんの考察、私見でございますがね。ちょっと気にしたいのが4月と11月12月です。まあたびたび何ちゃら宣言とか措置とか飛び交ってますので、みなさんマヒしてんのかなあと。4月は警戒していたが12月はそうでもないという印象です。それを思うと、今後は2020年度比較で上がっていくのかなと考えます。
10月については謎です。2020年の10月ってなんかありましたっけというレベルです。通常の秋の閑散期なんでしょうかね?それにしても年間で1番落ち込んでますから。パチンコ屋さんが休業したときよりも落ち込んでます。ちょっとよくわかりません。
んで2018年度比較で2020年がどんだけヤラれたかという考察ですが、シンプルに計算でだしてみたいと思います。2020年のレポ数で例年どおりの構成比だった場合、どれだけ影響があったのかという比較です。
@2月数値 70レポ(2020年)
A2月構成比 10.2%(2020年) 5.8%(18年ヘビーユーザ)
Bんで@の70レポで例年通りの構成比(5.8%)だった場合、総数は1207レポとなる
Cしかし実際は684レポ
D18年度比で56.7%で減少は43.3%となる
とまあ、例年の6掛け程度に落ち込んだのではないかというお話です。ええ、4割強ヤラれてます。
まあこれだけだとアレなので、もう一つ。12月に着目します。
@12月数値 60レポ(2020年)
A12月構成比 8.8%(2020年) 7.7%(18年ヘビーユーザ)
Bんで@の60レポで例年通りの構成比7.7%だった場合、総数は779レポとなる
Cしかし実際は684レポ
D18年度比で87.8%で減少は12.2%となる
まあ数字を2つ出しましたが、どうなんでしょうね。最大値で4割持ってかれたというのはありそうなお話ですが、12%程度の影響度で終わっているんでしょうかね?ちょっと疑問が出る部分ではございますが、当会の数値からみるとこのようになっております。まあひとつの傾向値くらいなお話ですね。
実際の全体数値がどうなっているかは誰も把握ができないでしょうから、なんとも申し上げにくいですがね、ちょっと考えましょうよ。会社員の皆さま、管理系の部門の方以外は売上数値の管理をしていると思いますが、売上数値が12%の影響度があったとなったらね、ニコニコはできませんなあ。損益構造によっては赤字転落です。まあ4割やられたら、単年度で倒産することはないにしても赤字確定です。2年も続いて有効な施策を打てないのであれば廃業も視野に入ってくるレベルではないでしょうか。ある程度の規模の企業でもそうなるでしょうから、中小零細の多い風俗店であればどうなりますかねえ?
いずれにしろ、厳しい状況ではないかと推察します。
ココからは個人の意見でございますが、上記の通り、2018年度比で風俗店は相当ヤラれておりますよ。企業個別で体力に差異がありますのでアレですが、そのうちバタバタというお話にもなるのかなと思える節もございます。なのでみなさま、頻度は減ったとしても、自分の身を守りつつチョイチョイ遊んでいただきたいなあと思います。
ということで今回は以上でした。
次回改正遺失物法『腰痛のためしばらくお休み』。ええ、実はやらかしました。少々お待ちくださいませ。待て次号!
東日本本部長補佐 改正遺失物法 (R03.08.15)