〜©日本ピンサロ研究会〜

調査報告「函館風俗の現況」

by 改正遺失物法氏


 毎度さまです、北海道の改正遺失物法でございます。今回は函館の地域まとめとなります。ええ、今なにが起きているんでしょうねというお話です。

■どうでもいい前段
 はい。5月です。まあ本稿を記載しているのはバリバリのGWですのでアレですが、5月に入り函館のデリヘルに若干の変化が見えて参りましたなあ。今回はそのあたりのお話を中心にさせていただきたく地域まとめを作成いたしましたよということなんですよ。ええ、そんな感じです。前々からお話は聞こえてきていたんですけどね。経緯は以下
@北見訪問にて現地のナンバーワン系列が5月函館進出の風評(4月上旬)
A他方面から裏取り(どうやらガチらしい)
B函館巡回(4月下旬)
C5月の新店舗判明
 まあ遺失物法さんの情報入手のソースは横に置いといて、Cなんですよ。風俗のポータルサイトである某サイトを確認すると、4月下旬の段階で3店舗、5月に入り2店舗の増加となりましたよ。総数では58軒(ソープ1ニュークラ3含む)とね、近年にない数値となっております。ええ、何が起きているんでしょうかね。そのあたりのお話と、過去資料から函館デリヘルの構成比がどのように変わったのかをまとめてみたいと思います。

■んで?
 はい、今回の5店舗ですが
@既存店のダミー(1店舗)
A札幌の有名店(1店舗)※5月中旬オープン
B北見からの進出(3店舗)
 まあこんな感じですわ。@はノーコメントとします。せっかくの新店舗も宣材写真で正体が判明するというお粗末ぶりですから。頑張ってくださいとしか言いようがございません。
 んでAは5月中旬予定で札幌や帯広で展開中の系列です。ココもね、若くてきれいなお姉さんには遺失物法さんは一切興味がございませんので結構ですと。ネット上ではルックスはそれなりだがサービスレベルにムラあり、そして時短疑惑とか書かれておるようですが、まあどうでもいいですわ。
 それよりもBっすわ。この系列は遺失物法さん、全く評価しておりません。簡潔に表すと
@北見ざっくり30店舗弱のうち半分がこの系列
A出稼ぎ女性をとっかえひっかえするスタイル
B地元の零細を飲み込みつつ大きくなってきた
 このあたりは別に評価するところではございません。企業の沿革にケチつけてもしゃあないですし。キーワードは『市内の半分』っすな。函館の愛好家のみなさま、何処かで聞いたワードじゃないっすか?そう、遺失物法さんをすっぽかしてくれたあの系列とおんなじスタイルです。その系列が函館にやってきましたよということなんですよ。
 遺失物法さんがこの系列を評価しない最大の理由なんですが、他のエリアでは旗艦店の名前を使わずに進出するんですよ。当該系列、帯広、釧路、中標津に進出をしておりますが、中標津以外では別名義で運用しています。そんな感じなんですよ。北見を前面に押し出して、我らココにアリ感を出していただきたいんですけどね。地域に対して全く愛が感じられない展開方法です。個人的には全く好きになれません。

 そんな当該系列ですが、函館ではスタンダード、エステ、激安と3つのパターンで進出のようです。ええ、見えてないなあと。理由は以下です。

『今の函館、若姫店の動きがものすごく鈍い』
『出稼ぎ主体でエステとは一体?』
『激安なのは60分の料金のみ』

 件の3店舗について、遺失物法さんはこのように評価します。まずは激安店ですが、媒体を確認すると、コースが60分6000円、90分15000円、120分19000円と、時間毎の料金に整合性が全くありません。さらに18時以降20時以降0時以降で各1000円上乗せ、交通費が1000円〜となっておりますので往復ビンタで2000円請求される可能性があります。またその他料金で写真指名3000円本指名4000円ですわ。もう何が何だかわかりません。つまり

『60分:6000円(コース)+時間帯加算3000円(0時以降)+本指名4000円+交通費(不明)=60分13000円+交通費』

 まあ15000円の想定として、激安店で60分15000円とは一体ということになりますね。どういうことなんでしょうか?初見殺しでしょうかね。呼びなれていないお父さんをオープニングプライスの安さだけで一本釣り、リピートは全く期待していないというどこかの地域で見られる焼畑農業的なやり方っすわ。ユーザーの数が違うので、函館では通用しないやり方と考えます。
 んでエステですが、函館にはがっちりとした風俗エステがございます。そこよりも高額な料金を取るのであれば、よほどしっかりしたマッサージでないと函館では支持されないでしょう。ココでネックとなるのが、出稼ぎ女性です。経験者であれば個人としてスキルの高い女性はいる可能性がございます。しかし女性が入れ替わってしまい、玉石混交となりクオリティが維持できる保証がございません。当地でエステが支持されているのは、既存店及び女性の研鑽の賜物ですからね。お姉ちゃんがオイル塗れば満足するようなおっさん、函館にはおりません。
 最後に若姫店ですが、まあ何といいますかね。先ほど挙げた激安店よりも結果的に安くなるような料金体系にて、出稼ぎ主体です。地域の相場を見て料金設定しているようですが、ねえ。女性の調達コストが地場採用よりも高くつく分、損益分岐点売上高が高止まりするのではないかと考えます。ええ、よほどうまくやらないと単体では黒字転換しないのではないかと判断します。
 最後に北見で呼んだ限りという前提ですが、当該系列は10数店舗を恐らく20人くらいの出勤で回しており、そこそこの支持を集めているようです。まあ11万人くらいの街ですから。シェアを独占してゆったりと商売されている印象をもっております。時間管理ものんびりしたもので、道東特有のファジーさをもって回している系列です。函館でも同様に運用できると考えているのであれば、勘違いも甚だしいと考えます。

 その上で割と需要の高そうな3パターンで進出してきたと推察しますが、地元へのリサーチが足らず非常に薄っぺらい構成となっております。ええお金は大切ですよと申し上げておきたいと思います。おそらく創業費の回収も出来ずに撤退することになるでしょうから。

■現状の函館
 2016年の遺失物法さんの函館の地域まとめにて、ある程度細分化した当時のお店の構成がきさいしてありました。そこと2021年の比較となります。ええ、5年でどんなにかわったかなあということです。
※カッコ内は2016年数値です。本年数値は2021年5月のものです。

一般 19店(32店)▲13店
人妻 14店(13店)+1店
激安 12店(11店)+1店
エステ 6店(4店)+2店 性感 1店(2店)▲1店
お肉 2店(2店)±0店
合計 54店(64店)▲10店
※1店舗のみの熟女店は人妻店でカウントです

 総数で▲10店舗です。まずそこを念頭においていただき、一般の数値をご確認ください。いわゆる若姫店が▲13店舗です。ええ、トータルで減っている以上に若姫店の構成が下がっております。その他のカテは性感以外維持微増という感じです。エステに至っては伸びております。
 んで若姫の凹んだ理由の考察ですが、お客さんと女性の両方で『新たなる入門者不足』ということではないでしょうか?女性もお客も新陳代謝が行われずに高齢化しているのではないでしょうか?ええ、遺失物法さんも函館に関わってもう10年以上経ちますし。ええ、そんな感じで見てますよ。エステが伸びているのも同様におっさん方は基本エステが大好きですからねというお話なんでしょう。
 こういったトレンドですので、若姫店をメインで持ってくる今回の新店について『見えていない』と申し上げたのです。ええ、先般まとめた旭川でも同様のトレンドであったかと思います。また伸びてるエステでは中途半端な展開をしてエステ一番店の優位を確固たるものにするだけ、激安店に至っては何が何だかわからないという展開です。そりゃ遺失物法さんも文句のひとつも言いますよ。地域を調べてちゃんとやれと。これ以上書くとタダの悪口になりかねませんのでやめておきますが、せっかくの進出であればこそ、ちゃんとやっていただきたかったなあと。残念な気持ちでいっぱいです。

 ということで今回は以上でした。
 次回改正遺失物法『明日はどっちだ?』。待て次号!

 東日本本部長補佐 改正遺失物法 (R03.05.11)

トップページへ

〜©日本ピンサロ研究会〜