by 改正遺失物法氏
毎度さまです、北海道の改正遺失物法でございます。
今回は地域まとめとなります。ええ、色々ありそうですなあというお話です。
■どうでもいい前段
はい北見市です。前回巡回しましたのが2019年ですので、ほぼ2年ぶりとなります。その間の街の変化を中心に申し上げたいと思います。案外変わって居ないなあという印象ではありますが、やっぱりなあという部分もございます。
北見市についての遺失物法さんの私見ですが、案外カッコイイんですよ。風俗的に見たらね、札幌、胆振、函館、帯広、釧路、旭川とかありますけど、ドコの街とも違うんですよ。若干旭川と釧路の影響を受けているという側面はございますが、それは過去のお話です。今ではすっかりオリジナルを確立しておりますよ。
今回の見どころは、過去の巡回にて触れておりました駅前再開発、要は駅前にでっかい市役所を建てておったのですが、それがすっかり終了しまして。建設中は工事で市内に金が周り、デリヘルもまあまあ活況であったのですが、それがどう変わりましたかね、ということです。前年比で見るとCOVID-19と建設終了後というマイナス要素っすな。
ええ、今回はそんな街のお話です。
■北見市ですが
まずはアクセスから。飛行機でお越しであれば女満別空港ですな。到着便は13便、新千歳6、丘珠1、羽田5、成田1(LCC)となっております。ええ、関東からしか来れないようですな。ということは中京圏や関西、九州からだとね、現実的には札幌経由でJRもしくはバスということになるのかも知れません。
その陸路ですが、札幌から特急に乗り4時間50分、ざっくり5時間です。バスでも同様に4時間40分くらいなんですかね、お尻が二つに割れるほど座っていないとなりません。ええ、よほど好きな方以外にはお勧めしない道のりとなります。
なので割り切って新千歳空港でレンタカーを借りてみてはいかがでしょうか。空港からなら道東道経由で足寄で下ろされてちょっと下道、その後に高規格道路に乗っかり北見入りとなります。札幌からなら旭川経由で層雲峡を抜けて石北峠、大自然を感じつつ北海道をぶった斬ってしまうのも楽しいものなのかもしれません。
んで北見市の概況ですが人口は11万5千くらいなんですかね、北海道の中では8番目という微妙な位置でございます。近隣の中では規模が大きいのですが、前回も記載しておりますように不遇な街でございます。まあ重複内容ですのでこのくらいにしておきますが。
■デリヘルについて
んで本題です。まずは前回(2019年)のデータと比較です。
媒体『H』掲載 21軒(19年20軒)
媒体『P』掲載 25軒(19年26軒)
重複除外 29軒(19年34軒)
媒体掲載はほぼほぼ横ばいですが、総数は5軒マイナスとなります。情報誌のみ掲載の店がどこかに行ってしまったんでしょうかねという状況です。総数は減っておりますが、表面上は減っているように見えない感じです。
2年くらいでは大きな変化はございませんが、一つだけ。地場系の情報誌が二つほどあったのですが、もうないんですかね?今回コンビニを数軒巡回しましたが、買い求めることはできませんでした。
んで、当地のデリヘル29軒のうち、約半数が一つの系列です。あとは2、3軒程度の小規模なものと単独店という構成になります。単独店のうちかつて旭川や釧路から進出し、本体がコケてしまって北見の地場店舗化しているものも数軒ございますし。札幌をはじめとして他地域から進出しているものも若干ではありますがございます。
んでその最大系列ですが、出勤状況からすると出稼ぎ女性がメインにて(一部地場女性あり)人数が安定しない側面もございますが、おそらく20人程度で回しているものと推測します。10数店舗で20人程度ですから、そう多くはない感じです。ゆえに採用さえされて仕舞えばソコソコ稼ぎになるという話も聞いております。
地域のお客さん目線で申し上げると、色んな若い女性が短期間で入れ替わります。しかも当該系列は全国的にも出稼ぎを受け入れる系列として名前が通っているようで、各地の女性がくるそうです。それでいてお値段は北海道水準で並程度ですから。街の娯楽的状況から考えても旦那衆の憩いの一つとなっていると推測します。
まあ今回呼んだ事例にて、いわゆる即姫的なものが当てにならないケースにも遭遇しています。地方のデリヘルにありがちなナアナア商売なだろうなと。先に述べた状況から、それも許容されているんでしょうねというお話です。
故に来訪者の皆さま、この点を勘案いただき、少々の遅参であればコレも北見であると許容いただきたいなあと思います。
■その他
今回、盛り場については割愛します。ええ、寒かったんですよ。4月なのに気温がゼロ℃周辺でした。寒かったのでホテルで即大浴場行きとなりましたので。ええ、風邪ひいてしまいますから。サーセン。
また、今ね、北海道のデリヘルでは札幌から各地への進出がトレンドのようです。まあ苫小牧にも出てきておるくらいですからね。今年度は苫小牧と函館がターゲットとなるという噂もございます。ええ、噂ですけどね。
そんな中でコチラの最大系列も例外ではございません。既に帯広と釧路、中標津に進出をしており、近いうちに函館を狙いに行くという噂もございます。ツテを頼り確認したところ、どうやら実際に起こりそうな塩梅です。
コレについては遺失物法さんが申し上げることではございませんが、地域が萎んでいく中で利益率は下がったとしても売上増で利益額の拡大を目指していく流れなんだろうなあと推測します。
まあこの街の最大系列、ヨソで通用するとは思えませんけどね。出稼ぎ主体による女性の調達コストが高いことで損益分岐点売上が高くなるでしょうし、時間管理や出勤管理がヨソで通用するレベルではありませんので。どうなるかニヤニヤしながら見守りたいと思います。
ええ、今回の概況はこんな感じとなります。最大系列に対しての評価は辛口ですが、北見という街に対しては案外高く評価しております。ええ、とんがったカッコいい街だなあと。ヨソの影響を受けつつも飲み込んで、街の一部としてしまうあたりがカッコいいなあと。
年内にもう一回くらい来たいと思います。
ということで今回は以上でした。
次回改正遺失物法『何が出るかな?』。待て次号!
東日本本部長補佐 改正遺失物法 (R03.04.20)