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調査報告「COVID-19影響下の北海道風俗の概況」

by 改正遺失物法氏


 毎度さまです、北海道の改正遺失物法でございます。
 今回は地域まとめとなります。この夏の北海道各地の巡回にて、気づいたことがございますよというお話です。

※作成の目的として、COVID-19の中で起こったことを記録しておこうと考えたからです。先般、当会の研究部長であるえせ男爵さんとお話する機会をいただきまして、現状にて初期の動向を探ることが難しくなりつつあるとのこと。アーカイブとしての当会の役割を果たす上で、記録を残すことが重要であると思い至ったからである。まあ遺失物法さんの目の届く範囲ですけどね。

■どうでもいい前段
 ということでコロナ禍での北海道風俗のお話です。遺失物法さんはこの夏といいますかね、自粛明けの6月から9月上旬まで、以下のように巡回をしております。
@帯広2回(6月と9月)
A函館2回(7月と9月)
B旭川1回(7月)
C苫小牧5回(7月と8月)※地元
D札幌4回(6月から8月)
 上記にて@はレポ数3、Aはレポ数2(総回数は4)、Bはレポ数@、Cはレポ数4、未作成1、Dはレポ数3、レポなしが1となります。

 まあ遺失物法さんの概況は以上ですよということでお話をすすめさせていただきます。

■んで?
 んで、まずは横並びで比較した場合の各地の概況ですが、事業者目線での苦しさについて

札幌<函館<旭川<帯広<苫小牧

となるのではないかと考えています。左から右へ行くほど概況が良いと見ております。これについて、札幌が一番しんどくて、苫小牧はまだ良いということです。
 まず苫小牧は別格となります。某企業の年次の法定点検がございましてね、延べ数で4千とも5千とも言われるおっさんどもがワラワラと来ております。この状況下での実施に是非のある部分ではございますが、法定の項目ですのでやむを得ないものであることを申し上げておきたいと思います。
 函館と旭川ですが、便宜上順番をつけました。けれども大きな差はないと認識しております。というのも、後述しますが優勝劣敗が進んでいる印象を受けております。
 んで帯広ですが、以前の状況が判然としない部分もございますので、女性から聞いた話のみで判定をさせていただきました。
 そして札幌の概況ですが、ちょっとよくわかりません。札幌で入手したお話はすくないからです。

『ところがぎっちょん』(CV:藤原啓治)

 札幌では聞いていないだけで、各地で風評を聞くんですよね。各地にて

『札幌では稼げないから地方に出稼ぎ女性が増えている』

とね。どういうことなんでしょうか?次節にて解説をいたします。

■どういうこと?
 各地の女性の話を拝聴すると、以下の図式が浮かび上がってまいりましたよ。
@地元の女性が廃業もしくは一時帰休(稼ぎが足らないため)
A出勤や在籍の人数が減る
B一番概況が悪く人数も多数いる札幌から出稼ぎ女性の受け入れ
Cうまく活用できているお店は活況、そうでないお店は苦境の優勝劣敗
 @については全体の需要減、自身への感染の恐れもありますが、店舗運営が苦しい中でそれまでなかった経費の徴収や報酬単価の切り下げなども行われた事例も確認しており、端的に言って『嫌気の差した』状態も含まれます。
 Aは@の中で起こりうることですが、当然ですがお店としても対策を打ちます。それがBであり、お客さんにとっての選択肢の提供となっております。
 Cについては各地の上位店は積極的に受け入れを実施しており、出勤人員の確保と入れ替わりによる目新しさの提供により、お店によっては活況を呈しているようです。逆に転換できていないお店では常時1名や2名、まさかの0名といった、ほぼ開店休業となってしまっているお店も散見されます。
 このなかで札幌と苫小牧は概況が異なると認識しておりますよ。何のかんの言っても札幌は全体のパイのでかさで需要はカバーできていそうに見えますし、苫小牧は先程申し上げたある意味のバブルが発生していること、またもともと札幌からのお店も多く状況は変わらないことが理由となります。

■まとめ
 上記の通り、当業において全員が苦しい中でも業績に差が出てきておる事例が散見されます。とある北海道広域の系列は可能な女性を各地巡回をしてもらい、系列として売上の平均化を図っているお店もあると聞いております。そう言った意味では、普段と違う施策を打つことも重要となっているのかも知れません。
 また、階層別では若姫のお店よりも人妻店の方が苦しい印象を受けております。うまく活用できているお店は若姫店の方が多い印象ですので。地縁やその他の理由で、積極的に札幌圏外へでることの可能な女性が若姫が多いということなのかも知れません。

 そういった風潮もございますよというお話ですが、成功している(ように見える)お店は元々出稼ぎ女性を受け入れていたお店ばかりと判定しています。ノウハウがあるからできるという側面もあるかと思います。
 遺失物法さんはいち顧客でしかありません。ライターでも評論家でもございませんので、本件に対する是非は述べません。故に安直な出稼ぎを推奨するものではありません。リスクもあるかと判定しますんでね。
 お店側にとっては地代家賃や旅費交通費で出費が増えるでしょうし、特に出だしは需要が爆増するわけではありませんので。またやり方を間違えると地元の在籍女性との軋轢となる事例も聞いております。
 女性にとっても札束を掴んで帰ることができるかどうかは未知数です。少なくとも自宅ではございませんので、滞在費の出費と現地までの交通費の出費もあると思います。トータルで満足のいくものになるか不明です。故に事業者側も女性も、採算性の検討は必須であるかと。安直にやってみて泣きを見ないように熟慮が必要ですな。

 以上、まあ北海道の自粛明け(6月)から見聞したことを雑感としてまとめてみましたよというお話でした。

 ということで今回は以上でした。
 次回改正遺失物法『苫小牧かな?』。待て次号!

 東日本本部長補佐 改正遺失物法 (R02.09.22)

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