〜©日本ピンサロ研究会〜

調査報告「COVID-19と北海道風俗」

by 改正遺失物法氏


 毎度さまです、北海道の改正遺失物法でございます。今回は地域まとめとなります。
 例の新型コロナに絡みまして、緊急事態宣言中の北海道内各地の動向、および緊急事態宣言終了後の動向をまとめてみましたよ。ええ、大変でしたなあというお話です。

■どうでもいい前段
 まあちょっとまとめてみましょうね。期間中および期間後の話です。北海道における緊急事態措置の時系列と、遺失物法さんの巡回度合いは以下です。
 まずは時系列ですが、2/28から3/19まで北海道独自の緊急自体宣言が発令、解除後が以下となります。
@4/17 北海道における緊急事態措置(5/6まで)
A4/24 同上、改訂版(スーパー、公園などでの三密防止)
B4/28 同上、改訂版(感染防止徹底、外出自粛など)
C5/6  同上、改訂版(5/31までの延長)
D5/13 今後の基本的考え方
E5/15 同上、改訂版(新しい生活様式など)
F5/22 同上、改訂版(5/31にて自粛要請の解除)
G5/25 「北海道」における取組
H6/19 ステップ2(他府県並びに札幌との往来解禁)
 という流れとなります。またその間の巡回状況ですが
釧路 4月上旬(@の前)
旭川 4月上旬(同上)
函館 4月下旬、7月上旬(@およびHの後)
帯広 6月上旬(GとHの間)
札幌 6月下旬、7月上旬(Hの後)
苫小牧 3月から7月にて適宜(現住、期間中全て)
 このような形で遊んでおりましたよ。ええ、北見市だけ回れておりませんけどね。

■各地動向(緊急事態措置前および期間中)
釧路(4月上旬。@の前)
 2軒調査。2月後半から影響を受け始めて、3月の末ころ(給料日)までは1日1出動で御の字、ゼロの日も多々あったとのこと。3月後半から自粛疲れもあり上向きとなり、ゼロの日はほぼなくなった。完全に以前と同様になったとは言えないが、それなりに上向き。

旭川(4月上旬。@の前)
 釧路同様の推移。しかし3月後半の回復度合いは釧路よりも低いと感じる。それ以降も2月よりマシだがはっきり言えばヒマである

函館(4月下旬。@の直後)
 女性個人としては10日連続ゼロ、お店としても1日2出動くらいあれば。別の女性は釧路同様のコメント。釧路と旭川の中間くらいの印象

苫小牧(3月4月。措置前からBの間)
 入室した瞬間から深い感謝を述べるレベル。ゼロではないということがココまでありがたいものであることを改めて気付かされた印象。別の女性は特にストレスを感じていない様子。イケてる店はそんなに影響を受けていない印象もあり。

 ここまでがCの前の話となります。共通して言えるのが明らかにトレンドが変わり、普段から閑散期と言われる2月ですが、本件のせいで通年でもありえないレベルの閑散っぷりであったと推測しています。

 んでAからGくらいまでの約1ヶ月は遺失物法さんの業務量が爆発、苫小牧市内から出られない日々となりました。ええ、ロクにおやすみできませんでしたので。テレワークなどなるわけもなく、毎日出社して駆け回っておりましたよ。

苫小牧(4月下旬から5月中)
 苫小牧市内の動向はおそらく通常時の6掛けくらい(女性談)。札幌から進出の系列、札幌が壊滅的に悪いとのことで苫小牧やほかの地方に女性を送り込んでいる状況。まあ札幌が壊滅的なのは当該の系列の営業力の問題も大いにあるかと思いますが、地方の自粛っぷりよりも札幌の自粛ぶりの方が1段階くらい高い印象を受ける話ぶりでした。

■各地動向(自粛要請解除後)
 この期間については、5/31以降です。遺失物法さんの立場で言えば『苫小牧発なら札幌以外の外出OK』という認識でおりました。

帯広(6月上旬。GとHの間)
 2軒調査。1軒目の女性はほぼ稼げていない状況だが、コロナ以前に女性のサービスレベルを再度検討すべき状況と判定。2軒目の女性は火の玉ストレートで『収入は75%減』。このエリアについては、5/31以降も厳しく自粛している傾向。繁華街の人通りやにゅう客状況と女性の稼働状況からそのように判定します。

札幌(6月下旬。H以降)
 ステップ2となり、苫小牧から札幌への外出も解禁された状況です。札幌、特にすすきのの状況について、営業自粛していた系列も多く、緊急事態措置前、及び期間中の動向は不明です。各種媒体やSNSなどで見る限り、相当やられていたと推測します。また6月に入り自粛が解除となっても営業時間短縮を実施しておりました。その辺りは検索していただくと色々出てきますのでこの場では割愛しますが、営業しているお店については強烈な割引を打ち出すお店も多く、それでも平時に及ばない面はありますが回復基調のように見受けます。
 また、合同営業と銘打って1店舗で複数のお店を運営している系列もありますが、解禁以降に以前の形に戻したくても戻せないという話を聞きました。運営する側の人員問題が原因であると。アルバイトさんを解雇してしまったために単純に人員が足らないという話のようです。
 遺失物法さん個人の私見を申し上げると、駐車場だけ混んでいたんですよね。それもハイエースやN350など、工務店系の方々が使用するような車を多く見かけました。どのような意図で作業発生しているか存じませんが、爪痕の深さと判定しています。

 んで最後に直近の函館ですが

函館(7月上旬。H以降)
 遺失物法さんが調査するようなお店(あえてこういう言い方をしておきます)では回復傾向にあるようですが、聞き取りをした女性については市内の常連さんに支えられてという状態のようです。逆に固定客を持たない女性はかなりしんどい思いをしたのではないか?とのこと。それでも当該女性の収入はざっくり以前の3分の2程度との話です。まあ回復傾向はあるが道半ばというイメージです。

『ところがぎっちょん』(CV:藤原啓治)

 函館は2回行ってますよね?懇親会の都合にて2回とも同じホテルに宿泊です。駐車場のオヤジに缶コーヒー渡して聞きましたが、4月に遺失物法さんが泊まったさいは20件程度の宿泊、7月に行った際はなんと100件くらいの宿泊です。ホテルのキャパを考えるとまだまだ半分くらいの埋まりっぷりでしょうけどね。
 さらに道南乃風さんの呼んだ某店の女性曰く、ニュークラやキャバクラで食い詰めた女性がデリヘルに流れてきている状況で、コロナ廃業どころか女性自体が増えているようです。あとはお客さんが復活するのを待つ状況だそうですよ。

 まあ後段にするまでもないのであっさり行きますが、現状ではいっときの苦境は脱したが、以前のようには回復していないということなんでしょうね。こればかりは時を待つしかないのかも知れませんが、北海道内各地を巡回する中で動向を注視していきたいと思います。

 取り留めのない内容でしたが今回は以上でした。  次回改正遺失物法『今回の話』。待て次号!

 東日本本部長補佐 改正遺失物法 (R02.07.15)

トップページへ

〜©日本ピンサロ研究会〜