by 改正遺失物法氏
毎度さまです、北海道の改正遺失物法でございます。
今回は函館の地域まとめとなります。ええ、面白くないっすか?というお話です。
■どうでもいい前段
ということで函館です。どういうこと?本年6月掲載の地域まとめにて
『当地の勢力図が変わりそう』
『ちょっと面白いものが見えてきましたので』
と申し上げました。要約すると地域のお店のうち、独自の戦略を持ち、これまでにない動きをしているという変化の兆しを発見したからである。その続報となりますよ。本年も残すところ1ヶ月と少し、このタイミングで『その後』がどうなったかの検証を行いたいという意図となります。
まずは函館市ですが、主要産業であるところの観光業の概要から。観光入り込み人数のお話ですが、平成30年(2018年)については上期前年比96.1%、下期107.8%となります。背景はホテルの供給状況かと思います。建て替えやリニューアル、それに伴う工事関係者の宿泊などで宿泊の供給が減少したことが要因かと思います。それが下期に入り改善、年間で100.3%と、かろうじて前年並みの成果を生んだという概況となります。んで、平成31年(2019年)上期の資料がないので推測となりますが、上期については前年下期同様のトレンドで進んでいると考えます。
一方の市民生活については、遺失物法さんの個人的なコネで聞いた伝聞となりますが、観光の恩恵を受けているとは言いがたい部分もあると聞いております。他地域の資本のため『旨味』は吸い上げられ、忙しいが給与に反映せず、地場の海産物系の製造業は資源の枯渇にて虫の息、観光の恩恵は一般市民まで必ずしも到達していないというものです。要は見た目は派手だが内情は良い状態ではないということです。
函館市の問題もございます。例えば2014年の話ですが、函館市全域が『過疎地域』に指定されております。古くは北洋漁業の衰退と青函連絡船の廃止、このあたりがトリガーとなり斜陽傾向、従来の市の産業構造を転換しきれなかったということかも知れません。まあつまり、観光のおかげでギリギリ『今の姿を保っている』のであろうかと推測します。
ええ、そんな街の変化のお話です。
■んで?
はい、ココからが本編です。
まずは前回のおさらいですが、このように書いております。その後どうなったのかを一つ一つ説明したいと思います。
@地元の老舗が復活
A若姫系の上位店、系列を増やす
B人妻系の上位店、系列を増やす
C札幌から進出の系列あり(良い方)
D札幌から進出の系列あり(悪い方)
E先発の札幌からの系列、カタガタ(ダメな方)
※()内は遺失物法さん個人の心象ですよ。島津で言えば『良い方の家久』『悪い方の家久』的なお楽しみ方をお願いいたします。
まあ一つずつ申し上げておきましょうね。まず@ですが、相も変わらず『あるだけ』の状態です。街の風評なのでマイルドに書いておきますが、体質は以前にあったお店同様のようです。お客さん側から判定できる話ではございませんが、あまり良い風評はございません。
んでちょっと飛ばしてB。こちらは立ち上げの苦境を脱して、旗艦店は別として枝のお店、少数ながらも毎日稼働できるようになりました。コレは遺失物法さんの推測ですが、落としたシェアを補うまでには至っていないのかなと思いますよ。旗艦店の女性のうち、店舗のコンセプトに見合う方を回しているだけ、という見解を持っておりますよ。
んでD。まあね、変化がないように見えます。充分悪評も定着しておると想定していますが、なかなかねえ。北海道内各地に進出しているようですが、概況は同じなんですよね。意地でも撤退しないスタイルなのか?アレでも利益が出ているのか?こちらからは判然としませんがともかく現状維持をしています。当地のためを思っていえば早く排斥されるべき系列なんですけどね(個人の見解です)。函館ではない某地についてはダミーばかりでほとんど稼働のない状態、撤退も間近ではないかという風評もございます。
まあEはサラッと触れますが、今期もっともシェアを落としたのがこの系列ではないでしょうか?エースが抜け、人員も少なく、稼働も弱い。お店の数と女の子の数、どっちが多いでしょうねというレベルですから。この系列についても当地で悪い風評がございます。色々な疑惑のあることのみ申し上げたいと思います。
そしてCですが、遺失物法さんが結構評価していたにも関わらず、あんまり存在感がございません。こちらの系列のぽっちゃり店の方はある程度の仕事になっているようですが、人妻店の方がねえ。札幌では『他店のもてあまし嬢』について上手く再生して稼がせていた節がございますが、函館では採用が弱すぎで『本当にアレな』感じでしか採用が進まず、結果お店の稼働も限りなく少なくなってしまいました。ええ、眺めている限りはそんな傾向です。
最後にAですが、今期にて店舗数を4つに増やしております。半年間経過をみておりましたが、一番順当に成長をしていると判定しています。今期で系列としては一番店の立場を確固たるものにしたのではと判定しています。当該店舗の運営については、何の関係もない遺失物法さんですら好感を持つものでしたから。
ええ、そんな感じですよ。
■まとめ
ええ、2019年の概況は上記の通りかと思います。上記にて触れていない単独店もございますが、そうそう大きな変化はございません。出来ては撤退を繰り返している懲りない系列がおひとつあるくらいかな?後はかつての覇者の系譜のあのお店にてスター誕生、地味にシェアを伸ばしていることでしょうかね。ええ、そんな感じです。
本年11月現在で某媒体上で56店舗ございます。実数で申し上げると20強程度かと思いますが、2020年の当地はどう変わるでしょうか?遺失物法さんの予想としては
『Aの系列の成長』
『Bの系列の伸び悩み』
『DEはしぶとく残る』
この辺りは確定かと。Aについては女性のステージ別に『働く場』を確保していただき、Bのシェアを侵食してもらいたいなあと。個人的にそれを願っております。Bの系列、お客さんにとっては悪くないかも知れませんが、女性にとってはどうでしょうか?と感じる部分もございますので。トータルで考えた場合、その方が地域のためになると感じています。
んでDEですが、本当に行き場のない方のセーフネット的な立ち位置もございます。それが良いとは申しませんが、全否定をするものでもございません。より良く運営していただくことを願っております。
基本的には本年の流れを踏襲するものとみておりますが、注意深く経過を確認していきたいと思います。
ということで今回は以上でした。
次回改正遺失物法『何でしょね?』。待て次号!
東日本本部長補佐 改正遺失物法 (R01.12.09)