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調査報告「旭川風俗等の現況」

by 改正遺失物法氏


 毎度さまです、北海道の改正遺失物法でございます。
 今回は地域まとめです。ええ、旭川にいきましたのでというお話です。

■どうでもいい前段
 はい、旭川です。みなさま覚えてらっしゃるでしょうか?
 旭川について、今季は改正遺失物法的重点地域とさせていただきますと宣言いたしました。そうなんですよ?んで2月に入り、天候の隙間を縫うようにして1回目の訪問をして参りました。
 昨年も3回ほど訪問していますので概況は理解できているつもりでした。しかしちょっと精査して見ると、、、、という感じなんですよね。故に

『現状をまとめておいて』『今季の最後でどうなったか』

 を明確にするために、まずは初回の地域まとめから作らせていただきますよ。
 前回作成してから2年と少し経過していますので、変わったところを重点に記述をさせていただきます。

■いつもの
 はい、旭川市です。ええ、とうとう人口34万人をギリギリ割るレベルまで来てしまいました。
 歴史的には平成10年の36万4千人、ここを近年のピークとして人口減、20年で2万4千人くらいの減少となっております。
 んで観光の動員数ですが、昨年上期の動向を見る限り前年を微妙に割り込むレベル、かつ近年のピークである平成27年から減少傾向となっております。特に北海道内の宿泊を伴う観光が2年前比較でばっくり15万人ほど減っておりますよ。
 つまり地元客の総体(人口)も減少、お遊びしそうなビジネス客(北海道内の顧客)も減少ということです。
 んで商業的なお話ですが、以下簡略表記
@駅前に大きなアレが出来て若干の再開発となる
A足元の買い物公園にかつて3つあった百貨店が全て壊滅
B地元の方向けのスーパーマーケット、ディスカウント系の進出が活発となる
んで、市民の年収ベースのお話ですが、上記概況を見たとおり、芳しくありません。2016年のデーターですが平均で272万円、約半数が年収300万円以下となります。ええ、上下を繰り返しながらも減少傾向が見て取れますよ。

 とまあ、こんな感じで風俗産業にとって『足元減』『観光減』『所得水準の低減』という宜しくない傾向となっているということを最初に申し上げたいと思います。

■盛り場
 はい、当地には道北最大級の盛り場である『さんろく』がございます。
 10年前の資料では千軒程度の店舗があるとのことでしたが、現在ではどうなっているでしょうかね。
 明確な資料がありませんので何とも申せませんが、2018年2月に巡回した際にはビル取り壊しの産物である『コイン駐車場』がたくさん出来上がっていたことのみ申し上げたいと思います。
 以前の地域まとめで申し上げた通り、美味しい食べ物には事欠きません。
 産地である果物や米、近郊野菜、更に海がないのに沢山の海の幸が集積しますので。ええ、ちょっとズルいレベルです。
 んでたくさんの居酒屋やスナック、さらにカクテルで有名なところもありますので古くからのバー、綺麗どころの揃ったニュークラなどもございますよ。ええ、楽しい盛り場ということです。
 風俗的なものを申しますと、ソープランドが2軒、キャバクラ3軒(うちハード1軒)となります。今回巡回した限りでは、前回までは有ったヘルスの名を冠したピンサロ的なものはもうないようです。
 また名称不詳(稲荷小路)について、1軒が向かい側に移転しておりますよと申し上げたいと思います。

■デリヘル動向
 はい、やっと本題です。
 まずは情報入手ですが、メジャーな媒体であるH、紙媒体の情報誌であるマップスの2択となるのではないでしょうか。他にネット媒体のP、マップスが運営主体のメガナビもございますが、Pは掲載媒体が少なく、メガナビは特定店舗しか更新が出来ていない状態です。
 ここで提案したいのが紙媒体とネット媒体、両者のミックスです。マップスとHの併用ですね。
 というのも、両者の掲載数ですが、Hが49(ソープ除く)とマップスが31、重複が15でしたので総数は『65』となります。
 店舗数については前回比較で1割減というところですが、端的に言えば『運営コストの低減』、つまり系列の整理という感じですね。まあそんなに減ってません。

 ここで微妙な注意事項ですが

『他地域から進出のお店、ロクなお店がございません』

 具体的な店舗名は出しませんが、某若姫店ではこの前ねえ、、、ということがあり、某店の系列は札幌圏では札つきの、、、という個人的な私見を持っております。
 地元のお店が全て優良とは申しませんが、こういった事情もありますので,地元のお店で遊んでいただきたいなあと願って望みます。

 んで、旭川と言えばご当地流のお話です。本件については深く触れることは致しません。否定も肯定もしませんが、一つだけ言わせて下さい。
 風俗に対するコストが低いとされる北海道ですが、このエリアはある意味最先端です。さらに一部のお店では女性の取り分の割合が、、、という話も聞いております。その中での貴重な収入源となっているという側面もありますよと。それだけ言わせて下さいね。

〜まとめ
 はい、旭川でした。前回のまとめを作成してから、遺失物法さんは函館エリアを注視してました。んで旭川商人の逞しさというかしたたかさを思い知りました。
 というのも函館では『観光客向け』として良いものが値段の張る価格ですが、旭川では『地元向け』の物をそのまんま出しています。旭川商人、色んなコネを利用してお安く出す努力をしています。安いものを手を掛けて美味しくしています。
 この辺りは素材ゴリ押しの函館とは一味違いますよと。

 ええ、今回巡回した限り、意外と持ちこたえている印象です。しかし、今回調査した限りですが、女性の概況は函館に近くなっているという印象も受けています。
 女性の移籍により、女性がクルクル回っているだけで変わりばえせず、新たな入門者が少ないということですね。このあたり、経過を観察したいと思います。

 ということで今回は以上でした。
 次回改正遺失物法『何が出るかな?』。ちょっと貯めてます。待て次号!

 東日本本部長補佐 改正遺失物法 (H30.03.07)

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