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業務報告「いわゆる,大陸系エステを,当サイトのコンテンツとして扱わないことについて」

by KEN氏


 こんばんは,KENです。

 結論から言いますと,本年より,大陸系エステ(いわゆるチャイエス,チャイナエステ)を,

  当サイトのコンテンツとしては扱わない事

とさせて頂き,原則としてレポートとしての掲載はしない事と致しました。
 ただし,ボッタクリ等,読者に対して注意喚起が必要と思われるものについては,この限りではありません。

 前記判断に至りました経緯を,簡単ですが以下に説明させて頂きます。

1.データベースのデータとしての意味が無い
 大陸系エステは,当局の摘発を逃れるため,頻繁に店舗の名称,場所の変更を繰り返します。そのすべてを把握することは出来ず,1年もするとすでに営業していない店舗(実際は名称を変更していたり,場所を移動していたりして営業しているものと思われる。)のレポートが,大量に残ることとなります。
 当サイトが掲示板と異なるのは,これらのレポートが残り,テーブル上に整理されたうえで,サイトが存続する限り閲覧できると言う点です。ある意味,一種のデータベースを構築しているに等しいものと考えています。
 こうした短期間で営業形態を頻繁に変更する店舗については,むしろ掲示板等の一過性のコンテンツとして扱うのが妥当であり,当サイトのように継続性を重視しているサイトのコンテンツとしては馴染まないと判断いたしました。

2.性風俗文化の崩壊を防止する
 現在の大陸系エステは,非常に安価にサービスを提供して,一見私達にとっても有用なように思われますが,これでいいのでしょうか。安ければそれでいいとは思えません。
 安いいことはいい事ですが,何事も,度が過ぎればそれは毒になります。風俗嬢の収入が減れば,結局巡り巡って,我々に帰ってくるのです。
 端的に表現すれば,安価にただやらせればいい,と言わんばかりです。
 このように安価にサービスが提供できるのは,人件費の安価な国から,女の子を調達しているからに他なりません。店舗に住み込みで働いて,出来るだけお金を使わないようにして,お金を貯めるだけ貯めたら数ヶ月,長くても1年で帰国する。1年も働けば,帰国したら住宅が取得出来るほどの金額を貯める事が出来ると聞きます。
 そのような労働者達に,人件費が彼女らの数倍もする日本人を主に雇用する店舗が,敵うわけが無いのです。これは日本で生活をする事を前提にしている以上,どうにもならない現実です。
 元々日本には,安価な風俗としてピンサロがあります。さらに風俗の帝王ソープランド,その中間を行くファッションヘルスと住み分けが出来ていました。
 それをピンサロに迫る価格で,ソープ並み(実態はただ肉体的な行為だけが類似しているだけで,ソープとは程遠いですが)のサービスを提供する,と言う無茶苦茶なことを,外国人を使用して始めてしまったのです。
 結果として,在来の業態は思わぬ値下げ競争に巻き込まれ,働く女の子の給与も,OLと大して差が無いレベルまでに落ち込んでしまっているのです。
 ラーメン1杯数十円の国で生きていく人々の貨幣価値に,日本で生きていく人々が合わせていかなければならない事態になってしまっている。見ず知らずの素性の知れない男に裸をさらしてサービスする,なおかつ,女の子に拒否権は無い,この対価として,現状の金額が適正かどうか,考えさせられます。
 このままでは,日本の風俗業界は過度の価格競争で壊滅しかねないと真剣に憂慮しております。風俗業界は製造業の二の舞になりかねません。

3.日本の秩序,利益に著しく反している
 日本には昔から,どのような世界にも,暗黙の了解,ある意味秩序がありました。それは裏の世界でも当然で,無秩序の中でも秩序を形成するがごとく,裏は裏なりの,たとえやくざの世界でも,やはり日本人の勤勉さ,律儀さで秩序が形成されていました。
 しかし,腰掛で来ている,大陸系エステの,彼ら,彼女らにはそれさえも望めません。端的な例では,摘発を受けた某マンションでは,一般入居者が居るにもかかわらず,通路で用便をし,窓からごみを投棄するなど,本国同様の態様で生活し,これが摘発の一端になったとも聞いております。大阪などでもホテヘルの受付が密集したマンションなどがありますが,通路に大小便は散乱していませんし,軒下にゴミが堆積しているところもありません。
 また,利益はほとんど,国外に持ち出されています。水道の利用,道路の利用,鉄道の利用,ごみの収集,これは日本および国内各自治体の財政から相応に支出されたサービスを,ただで利用していることになるのです。日本の公共財をただで利用し利益を上げて,なおかつ,納税はおろか,国内消費にもほとんど回されまていません。ある裁判官が,犯罪を犯したと認識していない密入国者に対して「君達は日本の富を収奪しているのだ」と言っていたのを聞いたことがありますが,まさにその通りです。厚かましい例では,その上,生活保護さえも受給している者もいるやに仄聞しております。
 このような事を許すべきではありません。
 さらに風適法上の問題も看過できません。店舗型の届出をせずに,店舗型として堂々と営業している,このような事をしているのは,大陸系エステだけです。これでは,適法に店舗型として営業しているお店や,本当は店舗型で営業したいが,泣く泣く無店舗型で営業しているお店との,公正な競争が確保されません。法令上も,商道徳上も問題が多すぎると言わざる得ません。
 日本で営業する以上,日本の法令,道徳に従うのは,論を待たないところです。

4.国際的な人権上の問題
 日本は先進国として,唯一,人身売買要監視国(米国国務省人身売買報告書において,第2分類監視国に列挙)に指定された,屈辱的な経緯があります(現在は監視国から単なる第2分類国に列挙,監視対象から外される)。おそらくは,その温床となっているのが,少し前まで横浜(黄金町)などに存在したちょんの間や大陸系エステではないかいと推察されます。外国人が主たる労働の担い手となっていたちょんの間は,ほぼ壊滅いたしました。残っているのは大陸系エステです。
 一時報道にもあったとおり,脱北者を雇用(本当に雇用関係があったか疑わしいところですが)していた店舗もあったようです。脱北者はその出自(中共当局に露見すれば,強制送還される)故,中共国内ではその弱みに付け込まれ,まともに扱われず,なかば奴隷なみに扱われているそうです。
 さらに,黒孩子(一人っ子政策の,まさに落とし子。戸籍が無いため,国内では,就業機会はおろか,学習機会さえほとんどない)などと呼ばれている人々も,その身分の不安定さのため,密入国して稼動しているやに仄聞しております。
 その受け皿に日本がなってしまっている可能性もあるのです。
 大陸系エステに頼らずとも,日本には,昔から国内の需給で完結していた風俗業界が成立しておりました。それを,想定外の安さで,想定外のサービスを始めたのは,大陸系エステです。日本人が頼んで来てもらっているわけではありません。彼ら,彼女らが,儲かるからと来ているだけです。日本人男性の飽く無き欲望処理に強制的に連れてこられたわけではありません。いずれ今の時代が歴史になったとき,従軍慰安婦問題のように,存在しなかった事をあたかも事実のように捻じ曲げ,日本は中共の女性を性の奴隷として連行して行った,と中共なら言いかねません。
 もちろん,そんな事ではなく,前述の一人っ子政策の矛盾,共産主義とは名ばかりの,世界でも有数の格差社会の矛盾,際限ない拝金主義の蔓延などの,中共が処理できない国内問題を,日本が押し付けられているだけです。そのために,日本が,事もあろうに同盟国の米国から,名指しで,人身売買要監視国に指定されてしまったのです。勝手に送り込んでいる国が責められるべきで,日本になんの責任があるでしょうか。このような汚名は返上されなければなりません。

 日本ピンサロ研究会 会長 KEN (H23.05.09)

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