〜©日本ピンサロ研究会〜

研究ノート「乱交パーティー潜入レポート」

by KEN氏


 とある日,稀代の大悪党じゃなかった遊びの師匠T.T氏からメールが来た。
「乱交パーティーに行ってきましたよ」
思わず飲んでいたコーラーをキーボードの前に噴き出してキーボードが調子悪くなったのはこの際はいいとして,これは全く聞き捨てならない話。なんと言う事だ...悶々とした日々を過ごしつつ,T.T氏と「ギャルソンパブ」に行った際,早速T.T氏にその具体的な話を聞くことができた。
 もう聞けば聞くほど行きたくなってしまって,T.T氏に頼み込む。
 そしてさすがにココロの大きなT.T氏はOK,今度主催者に話していてくれるとの事,その日を楽しみに待つことにした。そしてその日が3月某日という事になったのだが,ある日T.T氏から
「急遽2月の某日にやるみたいだけど会長どう??」
のメールが到着。2月の某日...実は本業でHPを製作中で忙しい時の真っ最中にその期限が某日の2日後,現在は某日の4日前,HPの進捗率はなんと30%以下...巻き巻きでやっても期限に間に合いそうにない,もちろん乱交パーティーに行っていればきっと終わらない...でも行きたい...30秒ばかり散々悩みに悩んだ末行く事にしました。何時もなら即答の私が30秒も悩んだのだからその苦悩の様皆さん想像していただけるであろう。ちなみに期限は守れましたのでご安心を(って皆さんの知った事ではないですね)

 当日T.T氏と都内の某高級ホテルに向かう。ロビーにはパイロットみたいな人や和服の貴婦人,貴ババァがたくさんいる。
 とりあえずロビーで主催者からの連絡を待つとのこと,いやぁ風俗のベテランを自負する自分もちょっと緊張してしまう。そう,初めて風俗に行ったあの日の緊張感が蘇る。ざっとロビーを見渡してもそれらしき人物はいないようだ。するとT.T氏の携帯が鳴った!!!T.T氏,電話を切って「ニヤッ」としてエレベータに向かう,そして指定の階に到着しスィートルームへ。
 とりあえず男性陣は寝室で待っていてください。という事で寝室で待つ,と,向こうの部屋から女性の笑い声が聞こえる。おいおいおいおい(デヘ)この時男性陣は5名,女性陣は4名との説明を受けた。ここで一つ考えが浮かぶ。確かに情事を楽しむのも当然だが私はそれ以上に違った責任があるということ。やはりサイト管理者としてどこか醒めた部分があるようで,取りあえず「最初に浮く男(やれない男)は自分で行こう」と決めてターゲットを主催者にした。いいえ,ホモではないです!主催者に話を聞いておこうと考え立ったわけである。
 そうこう考えているうち,主催者から
「男性の皆さんシャワーを浴びてくださいぃ」
と指示があり,順番で入る。さすがスィート浴室も違いますねぇ,凄いです。
男性陣が終わり,次は女性陣が入ってくる。丁度私の場所は通路の正面でシャワーに向かう女性陣が丸見えである。
 まず最初に二人来た。すいません,正直言って「今日来たのは失敗したかなぁ〜」と少しがっくりの容姿である...益々これは主催者に話を聞くことに努力を集中しよう,そんな事を考えていると,次の二人が来た。
「!」
このギャップはなんだぁ?おいおい,一人は鈴木あんじゅ似のベッピンさん。もう一人は少しラテン系の雰囲気を漂わせる,これまた美人!こりゃすげぇやぁーーーー!
 ちなみに男性陣は一人とんでもないデブがいたが,ほかの人は相応に社会人をしているようだ。
 かなり期待に胸と股間を膨らませてその時を待つ。そして主催者からお呼びがかかりご対面である。
 既に女性陣は腰掛けて待っている。
「こんにちわぁ」「はじめまして」「ひさしぶりぃ」
などなど思い思いの挨拶を交わす。私は初心者でわからなかったが,この最初の座る位置も重要なポイントのようだ。狙いを定めた女性の近くに座るのが目的の女性をゲットする最大のポイントである。
 大して会話もなくと言うかほとんど会話せず,主催者が
「それではどうぞ」
と言うが早いか少し腹の出ているサラリーマン風の40くらいの人が「あんじゅ」嬢に
「お願いします」
と一言。あんじゅ嬢は「はい」と答えて早速寝室に向かう。
そしてラテン系嬢はななんとあの「デブ」と寝室に消えていくではないか!?みんなあっさりと行ってしまう。私は取りあえず予定通り遠慮して皆さんに「どうぞどうぞ」と譲っていたが内心
「一体この世界はなんだぁ?こんな簡単でいいのかぁ!?スバラシイ...」
と感動すると共に,唖然とし,何か危ない世界に足を踏み入れてしまったとのかもしれないと感じていた。
 みんなが行ったところで主催者を捕まえていろいろ話を聞いてみた。どうやって人を集めているのか,特に女性は?なぜこのようなパーティを始めたのか?何のためにやっているのか?利益は上がっているのか?
 皆さんが情事に耽っている間に私は矢継ぎ早に主催者に質問攻め,主催者も不思議に思った事だろう。しかしそのお陰で色々な話を聞くことが出来た。
 もともとはヌード撮影会が発祥だったようである。その撮影会でも種々不満があり,いっそ自分たちで撮影会を運営しては?としたのがこのような形に発展したとの事。なぜあのような綺麗な女性がいるかと言えば,その辺に由来しているわけだ。
 利益については「ありません」というのが現実らしい。確かに色々積算すればどう考えても利益になるとは思えない。
 ほかにも色々興味深い話を聞いたが,いくらディスクの容量があっても足りないので,ここら辺にしておく。

 さて,第一陣が戻ってきた。あのデブとラテン美女だ。私はまだ主催者と話をしていたが女性が戻ってきたと言うことで主催者も気を使って会話を切り上げてしまった。
 そこでさりげなく
「疲れているところいいですか?」
とラテン美女にも申し込むとあっさり「ハイ」とのお返事。しっかしこんな簡単でいいのかぁぁ!!と思うがいいのだ。
 早速ベットに彼女と横たわり,彼女がキャミソールとパンティーを脱ぐ。
 胸から攻めてあっちこっち舐めまわす,が,どうも勝手が違う。隣ではあんじゅ嬢が事の真っ最中,思わず目が合ってしまってバツが悪い事この上ない。この一種異様な現実から遊離したようなシチュエーションは異常に興奮してしまう。
 彼女の秘部を攻めているとやっと濡れてきた。声も出てきている。と突如彼女が起き上がり私の上体を倒して咥え始めた。おいおい,結構上手じゃない,お姉さん。なかなか愛しそうに舐めてくれるのが実にイヤラシイ。
 すると突如コンドームを着けはじめて
「入れて...」
あのぉーーーすいません。ちょっといい流れですよ,これは。ただもう少し攻めたい気分だったが。
 しかし隣や向こうからとあっちこっちから喘ぎ声が聞こえるこの状態は興奮が最高潮に達っする。おまけにこのラテン美女締りがすこぶるよい。入れたとたんにとんでもない喘ぎ声をあげ始め,しっかり背中に手も回してくれる。この尋常でないシチュエーションのお陰で思いのほか早く昇天してしまった...
 で,リビングに戻ると皆さん待っています。しかもある男性が田舎の少女のような顔をした女性のあそこを座りながらいじっています。その当の本人は「きゃははは」と言いながら会話している...う〜んシュールな世界。しかしここ2週間,平均睡眠時が3時間という最悪のコンディションでの参加,一挙に疲れが出てきて思わず「ウトウト」していると...その田舎の少女が私の足をさすって起こしてくれました。そして一言
「ねぇ運動すれば眠気取れるんじゃない?」
これは間違いなくお誘いだぁ!がビジュアル的に拒否反応が(笑)
「いんやぁ過労で疲れてしまって...ちょっと休まないと回復しましぇん!」
しばらくするとまた食べ物を私に渡しつつ
「これ食べる?まだ眠そうだねぇ運動したら?」
まっマズイ.....
「いいえ!眠気も覚めたみたいですよ!!!」
その後も私の戦いは続いた.....(ハハハハハハ)

 しかし,とにかくシュールな世界である。
「お願いします」
「はい」
これで総てが成立してしまうのだ。そして大抵は断られる事がない。う〜ん,こんな世界があったなんて...これで2万7千円?信じられない...まだまだ若輩者ですな,私も。
 基本的に恥ずかしがらない事,これ基本です。そして図々しくなること。断られてもいいんです,別に社内の女性に告白するわけじゃありません。そして選り好みしないこと。見ていると男も女も全く選り好みしていません,エッチが出来ればいいのです。目をつぶれば顔は見えません,割り切りましょう。

 なんと言うかT.T氏の遊びに対する飽くなき闘争にはただ脱帽するのみです。そしてこのような機会を与えて頂きT.T氏には感謝してもし足りません。  

 日本ピンサロ研究会 会長 KEN


研究部から補足事項
本レポートについて,具体的な主催者,主催団体名,連絡先等についてはご質問を頂いても諸々の制約によりお答えできませんのご了承ください。