〜©日本ピンサロ研究会〜

「当会創立25周年記念寄稿」

by KEN氏


 お世話になります,KENです。

 25周年にあたり,まずは,今までレポートを投稿いただきました皆様に感謝申し上げます。レポートがあってこその当サイトです,当サイトが続いてきたのは,レポートの投稿があったが故です。また,会員としてご活動頂きました会員諸兄にも同様に感謝申し上げます。当サイトのレポートの信用性を担保しているのは,日々活動し,連綿とレポートをしていただける会員諸兄のレポートがあったが故です。長期間活動をしていただいている会員の方のレポは,一般の閲覧ユーザーの方も信用して拝見しているものと思います。

 さて,本題ですが,今までを振り返ると言っても,節目ごとに記述しているので,重複したことを書くことになってしまうので,直近の節目(20周年)から今日までの5年間で考えてみたいと思います。
 もう,これは新型コロナの影響しかないでしょう。ほかの事はすべて吹き飛びました。新型コロナの影響で当会の活動も,令和2年3月から令和4年11月までの2年8月もの期間,公式行事は中断いたしました。当会の活動は,当時巷でよく言われた,不要不急の最たるものです,社会が正常化する前に,当会の活動が正常化することはあり得ません,そのため,中断期間が長くなってしまいました。
 どんなことでも表裏があり,マイナス,プラスいずれの側面もあります。新型コロナもそれは例外ではなく,個人的には,生きていくのに必要な事は意外と少なくシンプルなんだな,と気づかされました。これは行動が制約された新型コロナがなければ,実感できなかった思います。極端な話し,人生観が150度くらい変わりました(180度まではいきません)。また,元々は人間嫌いの人見知りの当職にとって,誰とも会う機会がないと言うのも,苦にならないどころか,むしろホッとしたと言うのが正直な感想です。しかし,自身でも,ここまで孤独への耐性が高いとは思いませんでした。それも一つの知見です。
 小学校では,人の物を盗んではいけません,嘘をついてはいけません等,人生の基本的なものを教わりますが,家に帰ったらうがい・手洗いをしましょうもその一つです。自分も新型コロナでこの小学校からの教えを守るようになったら,新型コロナはおろか,風邪どころか,風邪気味にもならなくなってしまいました。誰でもわかっていることを当たり前に実行することがいかに大切か,口伝の先人の知恵が如何に偉大か,これも新型コロナで学んだ一つです。

 新型コロナ以外では,ある会員の慶事があり,非常にうれしかったのですが,これは個人情報になってしまうので記述は控えます。
 直近では,これは,と言うのは,週刊スパの取材に当会一部会員のご協力を頂いたことでしょうか。ご協力頂きました皆様には,この場を借りまして,深謝いたします。
 また,合同調査再開後,実質的に合同調査第1号となった,平城京探索も個人的には数年来の念願でしたので,非常に楽しかったです。以前,近鉄で京都から奈良に行ったとき,近鉄の車窓から見えた平城京跡が何故かいつか見た懐かしい景色のように見えて,涙が出るほど感動いたしました。これを,えせ男爵さんにお話しすると「多分何かあります,もしかして,KENさんは平城京に住んでいた人の生まれ変わりではないか?」みたいなことを仰って,当会トップクラスの知性派の,意外なその一言が胸に焼き付いており,平城京に大層詳しいえせ男爵さんの案内で廻ることを,密かに楽しみにしていたのです。それが,再開第1号で実現したのは,私にとっては,色々な意味で社会が正常化したと実感した一事でありました。

 これからは。。。明日の晩飯の事も予想できず,三日前の昼飯に何を食べたか覚えてもいない人間が,そんな複雑奇怪なことがわかるはずもありません。日々無事に生きていることを感謝し,日々明日はないものと考え,その時,その時に全力を尽くしてできるだけ正しい判断をして生きていく,これしかありません。
 あとは,当会の継承をいかにしていくか,していかないのか,当面の課題はそれだと思います。

 最後になりましたが,会員諸兄,読者諸氏の皆様,25年間ありがとうございました。そして,今後とも,もよろしくお願いいたします。

 日本ピンサロ研究会 会長 KEN (R05.12.20)

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