神奈川県警生活経済課と座間署は6月14日までに,サウナの中に,区域では禁止されている個室付き浴場を営んでいたとして,横浜市港南区港南1丁目,サウナ経営「G.Y」容疑者(64)を風営法違反(禁止区域営業)の疑いで,従業員の中国人女性(28)と韓国人女性(36)を入管難民法違反の疑いで逮捕した。
調べでは,G容疑者は12日午後2時20分ごろ,座間市緑ケ丘4丁目の「ニュー相武台サウナ」内の「エステサロン・エンジェル」で区域的に営業が禁止されている個室付き浴場業を営んだ疑い。
女性従業員2人は,不法残留,旅券不携帯の現行犯でそれぞれ逮捕された。
G容疑者は平成9年3月ごろから同サウナの営業を引き継いだらしい。その後,「周辺が住宅地でサウナの入りが悪かったため,個室を設けてマッサージのサービスを始めた」などと供述しているという。
個室はサウナの浴室内にカーテンで仕切った4室で,1ヶ月に300万円を売り上げていたという。同課によるとサウナ内で個室付き浴場業を営んで摘発されたのは全国で初めてという。
(H13/6/15付,神奈川新聞から引用)