〜©日本ピンサロ研究会〜
論文「ピンサロにおける優良店が備えている10の条件」

by JT氏


 前提
 ピンサロの評価は、ソフトである姫に重点がおかれますが、実際は店の経営姿勢によって全てが決定されるといっても、過言ではありません。それは、レベルの高い姫がいるから優良店なのではなく、優良店だからレベルの高い姫が在籍していると考えるのが妥当だからです。これを前提として、個人的経験を基に優良店の資質を考えてみました。

 1.店の場所がピンサロとして相応しいか。
 場所が風俗街であれば問題はないが、ピンサロの性格上繁華街に位置する事が多い。その場合、他業種に囲まれている訳であり、性風俗を楽しむ者にとって入りやすい環境ではない。つまりそれに対する工夫が成されているかが重要である。

 2.客引きがいるかいないか。
 営業手段として客引きは有益であるとは思えない。性風俗の性格上、ユーザーの警戒心を増長するだけである。事実、殆どの優良店は、客引きを採用していない。

 3.店周辺にステ看等の広告があるかないか。
 ステ看を営業手段として使用している店は、優良店とは言えない。第一の理由は、ステ看は違法であると同時に周囲の環境美化を害すからである。ピンサロは性格上地域との共生を計らなければピンサロその物の存在が危うくなる。第二の理由は、必要としない情報を一般市民に対しても与えてしまうことであり、それにより社会から疎外される可能性を秘めている。

 4.駅周辺でのティッシュ(割引券)配りがあるか。
 比較的費用を必要とするティッシュ配りは、経営的に余裕がある店でなければ展開できない。したがって、優良店と判断できる。但、継続的に行われている事が条件である。それはキャンペーン,イベント等の告知の手段として有効であるからであり、積極的営業戦術と理解できる。

 5.男子従業員の接客態度。
 男子従業員の教育が成されている店は、姫の教育も成されていると考えられる。それは企業論理として、当然である。

 6.受付で写真指名ができるか。
 写真指名ができるということは、在籍人数と姫のレベルに自信がなければできる事ではない。

 7.電話での出勤確認、指名予約ができるか。
 姫の管理が出来ていなければ行えないサービスである。

 8.キャンペーン、イベント等のプレゼンテーションがあるか。
 単なる割引セールだけでなく、コスプレ等企画営業の提示がある事が重要である。それは、店の営業力の度合を示すからである。

 9.店の雰囲気を左右する三要素。
 1)BGM
 隣席の会話が聞こえない程度の音量を必要とする。逆に静かな店内のピンサロは客付きの良くない店と判断できる。それは、音量を上げる必要が無いイコール客がいないと判断できるからである。
 2)照明
 目が慣れないと周囲が見えない程の暗さは必要としない。暗めの間接照明で充分である。それは、暗くすると言うことは何かを隠す必要があるからである。
 3)スペース
 ピンサロの営業形態からみて、広いスペースを要求するのは難しい。広めで、着席した時、前が見えない程度の背もたれを持ったソファがあれば充分であろう。

 10.姫のレベル。
 1)ヴィジュアル 個々の好みの問題ではあるが、接客業として相応しいか。
 2)性格     フレンドリーな接客ができているか。
 3)会話     接客業として、相応しい会話ができているか。
 4)サービス
 @ディープキスが充分であるか。
 A男性局部の扱い。特に、オシボリで拭く時の扱いに不快感がないか。
 B相互タッチをしやすい体勢がとれているか。
 C意図的な、手コキ早だしがないか。
 D射精後、自分の処理より先に男性局部の処理をしてくれるか。
 Eサービス終了後、時間終了迄のフレンチキスやスキンシップを嫌がらないか。
 F見送りに不快感がないか。

 総括
 最後に、優良店は企業努力の継続によって成立するが、ユーザーが育てる一面も否定できない。それは、ルールを遵守するこであり、また情報公開をする場合細心の注意を払う事である。なぜならば、性風俗産業とユーザーは共存しなければ社会において存在し得ないからである。
以上

 風俗産業・経済研究室長 JT