by 伊勢屋氏
西日本本部では放課後のクラブ活動と称して、捕鯨部と潜水部が闇で存在しており、日夜、練習にはげんでいます。
といっても練習はあまり盛んではなく、もっぱら練習試合ばかりですが(笑)。
今回の研究ノートでは、捕鯨部のクラブ活動の成果をご報告したいと思います。
「そろそろ出るはずなんだけど」、「そろそろ息があがって窒息しそうだ。。もうだめだ。。」「そもそも噴くんかあ?」
なんていう経験や疑問はありませんか?
捕鯨の確率を高めるためには、やはり技術面の鍛錬がかかせません。それも、確かな裏づけに基づいた技術論が必要と思われます。
今回は、モリ(指)の使い方について、研究してみたいと思います。
本紙では、親指から小指までを1番、2番、、、のモリと呼ぶことにして、この話を進めます。
捕鯨部の標準教本である、加藤先生の教科書によると、2番・3番のモリを位置をずらしつつ使うことが推奨されています。
2番モリは、少し曲げて使うことで、2番・3番の突くポイントが2箇所になり、複数のGスポットへの多面攻撃が可能になるというワケです。
しかしこの方法は、かなりの高度な技量が必要なため、よほどの熟練者か、上級技術がないとうまくいかないと思われます。
そこで、モリを1本分ずらしてみる、1つのやり方について研究をしてみましょう。
個人的には捕鯨には、2番・3番のモリよりも、1つとなりの、3番・4番のモリを使うのが良いと思われます。指の神経構造との関連もあって、2番・3番のモリよりも、3番・4番のモリのほうが、連動性に優れていることと、同じポイントを突きやすいというメリットがあります。もちろん、多面攻撃はできないというデメリットもあります。
しかし、捕鯨においてもっとも重要なのが、モリの打ち込む位置を、いかに固定化させるかという点にあると思われます。ポイントがずれてしまうと、波状攻撃ができなくなり、水揚げに影響するからです。
例えば、お嬢にFをしてもらっていて、せっかく気持ちよくなっていたのに、ポイントがずれたり、歯が当たったりして、萎えてしまうことがあったりします。モリを打つときも同じで、せっかく良いポイントを突いているにもかかわらず、ポイントがずれたり、爪があたるようでは、水泡に帰します。
モリを打ち込むポイントを固定するには、攻撃に使わない2番・5番のモリの使い方が、実は重要と思われます。使うことと、使わないことは、実は使わないことと使うことだったりするわけです。意外と深いですね(笑)
加藤先生の教科書以外の方法として、2番・5番のモリを攻撃に使うのではなく、ポイント固定の支点として活用してみることを考えてみましょう。
2番・5番のモリをあえて、3番・4番のモリの曲がる角度とは逆方向にもっていき、それを支点とすることで、3番・4番のモリが安定するようになります。丁度、手の指でキツネの形をやったときの形に似ています。(キツネの形とは、3番・4番のモリを1番モリとくっつけて、2番・5番を立たせる姿です)キツネの形のまま、3番・4番のモリは捕鯨場へ侵入し、2番・5番は、外でしっかりと支える役割に徹します。
待つこと5分。耳を疑うくらいのジャバジャバ音があたりに充満するはずです。
これに気づいてからは酸欠前に鯨がかかるようになりました。私以外にも、伊1010号氏、および、K氏の両氏においても、このスタイルでの効果が確認されています。
捕鯨で悩んでいる方(←そんな人は居るわけないが)、あきらめずに、この方法で試してみるのもいいかもしれません。
(注)捕鯨以前に指先のケアは入念にやっておきましょう。深爪&ヤスリがけは常識です。十分に配慮のうえ、捕鯨を楽しみましょう。
大阪支部長 伊勢屋 (H17.07.04)