お世話になっております、ひねくれ者です。
　新町に続きまして、今回はコザ・吉原の観察結果をお送りします。

　新町同様の定点観測、観測日は平日および週末(金曜)です。
　実は、当方吉原を来訪するのは初めてです。そのため、評価は過去との比較ではなく、現在の新町との比較になります。ご了承下さい。時間潰しの場を提供して頂いた新町入口バス停北のキングタコス、コザ十字路北のマクドナルド、およびコザ十字路東にあるゲームセンターBEATに謝意を表します。

(２)吉原社交街
　新町が質なら、吉原は量。沖縄最大のちょんの間です。胡屋十字路から来た場合は、コザ十字路を左折＆最初の信号を右折すると、すぐに眼前に広がります。

日時：平日の木曜
1400：開店店舗は1〜2。どうやら夜の営業が99％というのは事実のよう。車の往来もなく、ひっそりとしている。お店の改装が行われていた。やはり施工業者も組合のの息がかかった業者なのだろうか。

1800：開店店舗は五分の一程度。比較的若そうな姫も見あたるが、大部分の姫のルックスは世間と比較しても並。送迎用の車の往来が激しいのは新町と同じだが、明かりが普通に点いている分新町より健全(？)。

1930:開店店舗は四分の一程度。外見が並の姫がまだ多し。

2200：ようやく町が覚醒する。開店店舗は七割、姫のレベルは高くなったが、対戦を希望する決め手になるようなレベルの姫はごくわずか。一部外国人（ハーフかも）の姫がいる？

2330：姫のレベル、開店店舗数がほぼ均衡に到達。

戦果：10kで二人（1930と2200の調査回）・一発。一人目の姫曰く、金・土は姫の数が平日の倍になるらしい。最近は2200でも早く、2400〜0500が最盛期とのこと。一人目は生Fゴム本、二人目はゴムFゴム本。アラームが鳴ってもある程度会話をさせてくれるなど、沖縄らしいのんびりした印象。

感想：まあこんなものか、というのが正直な感想。量に圧倒されるが、質の中途半端さは如何ともしがたい。しかしながら、同じ平日対比では新町より選択肢が圧倒的に多い分掘り出し物を見つける楽しみがある。根気のある人向けか。

日時：金曜（平日）
2200：前日の同時刻よりは開店店舗数が多いが、姫のレベルは前日と同じくらい。やはり対戦する決め手に欠ける姫が多い。

2300：2200とさほど変わらず。

(注)当方体質的に深夜の活動が苦手であるため、結局2400以降の調査が出来ませんでした。ポテンシャルは当方の実感より高いのかもしれません。

戦果：5kで一発（2300の調査回）。ゴムFゴム本だが、二日間の調査回で最も年齢が若く、ルックスが高かった。

結論：2200以降の吉原は選択の幅が広い一方、レベルが高い姫は僅か。そして、その新町比低めの容姿が、対戦を躊躇させる大きな要因となっている。車の往来が非常にウザいので、是非車を止めて歩くことを推奨する。とある店の前で、姫が「営業妨害だ！」と店の敷地に乗り入れた車にキレていたのをみると、あまり車に良い印象はなさそう。

結論：両者の比較結果

　平日と週末で印象が変わるため新町、吉原とも甲乙つけがたい。しかし、通常観光客が来訪するであろう週末に限定すると、平均レベルが高く、対戦したい姫の数が多い新町の圧勝と判断する。吉原は、先述のとおり選択肢が豊富である一方、姫のレベルはさほど高くない。ただ吉原は町全体がせかせかしておらず、また掘り出し物も僅かながら存在するので、時間と姫を捜す労力を厭わない方は平日には吉原、週末には新町を、また容姿一本・手っとり早さを好む方は、週末に新町を来訪されることをお勧めする。

最後に：今回の実地調査を経て、水曜日にみた、何かを畏れるような新町の異様な様子が非常に気になりました。週末の姿だけでは気づくことがなかったこの新町の様子が、沖縄社交界の一筋縄ではいかない未来を暗示している気がしてなりません。楽園の住人にこれからも幸あらんことを祈りつつ、レポートを終了させて頂きます。穴の多い調査結果ですが、些少なりとも皆様のご参考になれば幸いです。

　(H21.10.07)