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マッサージ「Caprice」(ラトビア・リガ)

by ハイネ氏


 お世話になります。ドイツのハイネです。
 今回は旅行に行ったラトビアの首都Rigaでの体験をレポートします。

 2年前にバルト三国の一つエストニアには旅行に行ったのですが、バルト三国なのに一国しか行かないのは心残りなので、今年の夏は残りのラトビアとリトアニアを旅することにしました。

 最初の目的地はラトビアの首都Rigaです。嘗てはバルト三国の中では抜きに出た夜遊び天国だったそうなのですが、最近はあまりいい評判を聞きません。ネットで調べると、美人局やぼったくり、睡眠薬強盗、カードのスキミング被害などが多発しているようで、遊ぶにもリスクが高いようです。

 Rigaのホテルに到着後、部屋にあったシティーガイドを見ると後ろの方にナイトライフのコーナーがあったので、この情報を活用。ナイトクラブやストリップの店も載っていましたが、前述したようなリスクがあるので、今回は見送ることに。比較的リスクの少なそうな(?)エスコートとマッサージに的を絞りました。

 先ずはエスコートの価格を電話調査。高いです。1時間で130〜150ユーロします。エスコートは諦め、マッサージの価格をチェック。こちらは1時間65〜80ユーロとお手頃でした。ただどの店もサービスは手コキまでで本番は無いとのこと。心が折れかけましたが、サービスが始まれば何かが起こるかもしれないという期待を胸に下記の店に突入しました。

【店名】Caprice
【住所】1/3 Baznicas, Riga, Latvija
【HP】http://www.caprice.lv
【費用】約65ユーロ

 ホテルから地図を頼りに徒歩で行き、約20分で到着。困った事にこの店は某外資系ホテルと道を挟んで並んでおり、非常に人通りの多い場所でした。ビルの2階にピンクのネオンが点いていたのですが、いかにも風俗店といった雰囲気が出ており、人の流れが途切れる瞬間を狙って入店。ビルの外観は古びていたのですが、店内は綺麗でした。
 受付の女性に価格を尋ねると45Lats(約65ユーロ)との回答。事前に電話で確認したとおりだったので安心しました。
 いくつかコースがある中で、今回は1時間のエロティックマッサージを選択。すると奥から二人の女性を呼んできて、どちらかを選ぶように言われました。正直、どちらもBクラスといった感じで、どっちでもいいやと思い、20代半ばと思われる黒髪の女性を選択。その後、料金を支払って個室に通されました。
 部屋も綺麗で真ん中にダブルベッドが置かれ、角には小さなシャワールームが付いていました。

 サービスの流れが分からずベッドの脇で立っていると、女性が話しかけてきたのですが、ラトビア語です。困った事に英語が全く通じません。彼女はラトビア語とロシア語しか話せないようでした。
 服を脱いでシャワーを浴びるように身振り手振りで指示され、言われるがままにシャワーを浴びてベッドにうつ伏せになります。
 女性は下着姿になりマッサージが始まりましたが、上手いとはいえません。力の入れ方が弱く、撫でられているようです。もっと強くして欲しいと英語で頼みましたが、気持ちいいと言っていると勘違いされ、そのまま変化はありませんでした。
 20分ほどマッサージをすると女性がブラを取り、胸にローションを塗って背中からお尻の辺りをマッサージ。これは気持ち良かったです。5分ほどすると仰向けになるように言われローションを塗った胸を押し付けてきました。こちらも調子に乗ってタッチをした所、猛烈に怒られ、それ以上手は出せませんでした。交渉次第では本番もあるのかと思い、セックスという単語を口に出した所、「No Sex!」と一喝されてしまいました。
 それから私の息子にローションを垂らし単調な手コキがスタート、何となく発射に至りました。発射すると全てのサービスが終了になるようで、シャワーを浴び、服を着て退店となりました。本当に手コキだけの店でした。

 それでは評価です。


【店員対応】★★★☆☆ 普通
【店舗】  ★★☆☆☆ 内層は綺麗。人通りが多いので入るのに勇気を要した
【姫レベル】★★★☆☆ 悪くはなかった
【価格】  ★★☆☆☆ 手コキだけにしては高いように思う
【総合】  ★★☆☆☆ 微妙
 ラトビアを後にした小生はリトアニアの首都Vilniusに移動しましたが、こちらはRiga以上の不毛地帯でした。ホテルのボーイやタクシードライバーに夜遊びスポットを尋ねましたが、一様に遊びは止めた方がいいと言われ、リトアニアでは純粋に観光だけをしてドイツに戻りました。

 昨年のエストニアも含めバルト3国は風俗不毛地帯と思われます。それなりに高いお金を出せばエスコートなどで楽しめるのかもしれませんが、リスク、コストパフォーマンスを考えるとわざわざ遊びに行く国とも思えません。

 やはり欧州風俗はドイツが最強と再認識した2010年の夏でした。

 海外本部 欧州事務所長 ハイネ (H22.08.24)

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