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研究ノート「パンチラ喫茶体験記」

by 中小企業診断士氏


 お久しぶりです。非会員の中小企業診断士でございます。

 9月某日、Y先輩と2人でミナミのパンチラ喫茶を体験してまいりました。大阪のパンチラ喫茶と言えば【P−DOLL】を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかしP−DOLLは少し前にうにゃらうにゃらあって、今は閉店しています。ただ最近、西中島(シカゴ)と梅田(スプリングフィールド)にP−DOLLの後釜的お店がオープンしています。

HP http://www.panchira-cafe.jp/

 電話でちらっと聞いてみると「P−DOLLとは経営者が変わって、全く別物です」という返答でした。HPを見てみるとP−DOLLの名残が至る所に残っています。

 今回は単純にミナミでパンチラ喫茶として営業している2店舗の調査をしてまいりました。1店1店レポートとして報告する事も考えましたが、パンチラ喫茶なのに実は普通のガールズバーだったり、正真正銘のパンチラ喫茶なのですがレポートとして成立するのか疑問だったため、2店舗まとめて体験記として研究ノートという形でご報告いたします。

 事の発端は私からY先輩に「ミナミに怪しいパンチラ喫茶があるのでどうですか?」というメールからでした。いつも私の我儘に付き合っていただき、有り難うございます。Y先輩には一つ返事で了解してもらい、もう1名パンチラ喫茶に興味があるR先輩もお誘いしますが、いつものように名古屋出張です…残念orz

 という訳でお決まりの情熱ホルモンから始まり、まずは1店目に向かいます。あっ…ここで私的お願い事項!情熱ホルモンでいつも私が焼き役に徹しているのに、1人パクパク食べるのは止めてください。肉ひっくり返して、毎回「熱っ熱っっ〜(;з;)」と私が悲鳴あげてるのを目の前で見ていらっしゃるとは思いますが…(;´・`)

研究ノート第1弾
【店名】VANILLA
【料金】1時間3000円焼酎4種類は常時飲み放題、9時までの入店であれば瓶ビールも飲み放題
嬢については1杯ALL700円
【場所】日本橋ワシントンホテル南側にある細い小道を東に少し歩くと「パンチラ喫茶」と書かれた看板が見えてきます。そのビル3階。

 まずは1店目に向かいます。花※花(トーク喫茶)が入っているビルです。日本橋のホテヘル等に行かれる方は「パンチラ喫茶」と書かれた看板を見た事あるかもしれません。怪しかったらすぐに撤退しましょうという事でビルの中に潜入し、3階まで上がります。恐る恐る店内に入ると男性店員に自然とカウンター席へ案内されました。逃げ出す事のできない状況が違和感なく出来上がります。店内はお洒落な感じです。奥には普通のフロアと違った黒を基調とした落ち着いた雰囲気のフロアがございました。後から嬢に聞くとVIP席で、料金も通常の2倍かかるそうです。
 案内してくれた男性店員から軽く店内システムの説明を受けました。店の中に入って、一つ気になる点がありました。周囲を見渡しても女の子がどこにもいてません。男性店員が急いでどこかに電話していると思ったら、暫くすると女の子がやってきました。恐らく外で呼び込みしていた女の子を呼んでいたのでしょう。
 女の子が1人やってきて私達の接客をしてくれました。この店の女の子は皆、コスプレで色んな衣装を着るようです。Y先輩はお疲れなのかはたまたお店に満足していないのかぐったりモードです。お誘いしたのは私なので、この場の雰囲気を保つため一生懸命女の子とお喋りします。この女の子はハキハキとモノ言う子で聞いている方は気持ちがいいです。
 中盤になるとY先輩も会話の中に入ってきて、終盤になってくるとこの場はY先輩の独壇場となっていました。Y先輩の要求にもハイハイ♪と答えてくれる、そして女の子からも「○○しましょうか?」といったアプローチもあり、こういうお店の接客サービスに向いている女の子なんやろなぁ〜と思える女の子でした。前半は少しぎこちない部分もありましたが、後半になるとお互い打ち解けて、この間の女の子の接客能力の素晴らしさに関心させられました。そんなY先輩は女の子にドリンクを数杯ご馳走していました…。
 終盤になると単なるキモイ人になってしまったY先輩…orz。そんなY先輩に嫌な顔せず接客していた今回の女の子に大きな拍手とマル腸とハツを送りたいと思います。
 そして1時間が経過し、清算して退店となります。女の子に出口まで見送られながらお店を後にしました。このお店は1時間経過すると、店員が終了を知らせに来るようです。

 肝心のパンチラの部分については結論から先に言いますと見れました。しかしそれを楽しみにしてお店に行かれると痛い目に遭うかもしれません。お店としてもそれをメインにしている訳ではなく、ちらっとパンチラするぐらいで、客側も基本お喋りを楽しみつつ、その合間合間にほんの少し見えるパンチラを楽しむものと思って行かれた方がいいでしょう。足を組み直したり、女の子が油断した時にちらっと見えるぐらいですから。
 今回の女の子は終盤になってくると私達のお願いを素直に聞いてくれて、大胆にパンチラ(モロかも)を見せてくれたりしました。これはイレギュラーであって、やはり露骨に見せるという事はないのかもしれません。女の子のさじ加減によって違ってくるでしょう。

 気になったのは、ビルの前の看板にパンチラ喫茶とアピールするのは如何なものかという事です。確かにパンチラ喫茶の定義が無いので、今回の内容でもパンチラ喫茶と言われれば確かにパンチラ喫茶なのかもしれません。普通のガールズバーで客をひっぱるのが難しいから、パンチラ喫茶と書けば私みたいな客がふらふら入る、いい意味??でズルい商売かなとも思ったりしました。

 この後は変な流れになり2件目に突入です。酔ったおっさんが2人いると誰にも止められない事がわかりました。

研究ノート第2弾
【店名】店名は敢えてひ・み・つ
【料金】入会金1000円(通常は3000円)、20分500円(自動延長制)
ウェルカムドリンク1杯無料。女の子は1杯1000円。
【場所】宗右衛門町

 どこかの雑誌でパンチラ喫茶と書かれていたのを覚えていて、1度お店に行った事があるのですが、その時は怪しくて撤退したお店に再度挑戦です。酔っているとどうやら思考回路が狂うようです。

 先にオチを書きますとP−DOLLとほぼ同じ雰囲気・システムと思っていただければいいでしょう。私のイメージしているパンチラ喫茶です。店内の内装等、雰囲気が少し似ており、OP制度(M字開脚やスケスケ着替え等)もあって、OPの対価としてチップを支払うという点も酷似しています。

 店内に入り、受付でまずは入会金だけを支払います。その他の支払いは退店時に清算するシステムです。
 曲者なのが自動延長制度です。何時間いるのか客任せであり、知らず知らず1時間2時間いて、終わりの会計で驚かされるかもしれません。しかし20分500円なので2時間いても3000円…意外とリーズナブルな金額になります。
 もっと曲者なのはOP制度です。場の雰囲気にのまれて、最初は嬢のドリンクおねだりに応えつつ、OP料金表を見ながら女の子に「これ何?これ何?」と聞いていく内に、「じゃ〜これやって!」となり、その繰り返しで、終わりの清算時に目玉が飛び出る料金になっていて、これじゃセクキャバの方が良かったよな…と後悔する、ここらへんもかつてのP−DOLLとそっくりです。

 私達が入店した時は丁度先客が帰るタイミングで、私達2人の貸し切り状態です。カウンター席に座ると、女の子が2人ついてくれました。まず最初に1杯目無料のドリンクを注文します。この状態で女の子2人は全く違和感無くパンチラしています。
 そしてOP料金表を見ながら女の子達と会話して、どれがいいかY先輩と相談しつつ、スケスケ着替え(だったかな?)を注文。これは透けたカーテンの中で女の子が着替るというものです。ちなみにP−DOLLは客の前で生着替えでした。この時にチップを嬢の靴の中に入れました。
 着替えの最中はやはりカーテンが邪魔して、ぼんやりとしか着替えシーンを拝めませんでした。そして女の子2人が着替え終わると、なんとまぁ〜いやらしいスケスケな衣装で登場となり、上下下着が服を着てても透けて見えてます。こうなるともうパンチラ喫茶ではありません。
 この後は目の保養のため、透けて丸見えの下着をじっくり見ながらトークとなります。すると女の子達もこの場の雰囲気で「いける」と判断したのかドリンクおねだりして、それ了承し、4人で乾杯となります。この時にY先輩は女の子のパンツの中にチップを突っ込むという荒業に…私もやりたかったorz。
 そしてこの場でもY先輩はキモイ人になっていました。これはこれで楽しんでいる証拠なのでしょう。ここから私は所用があり、先に失礼させてもらい、退店という流れであります。Y先輩は1人、お店に残りあんな事やこんな事されたようです。やはり偉大なY先輩であります。

 お店としては私のイメージするパンチラ喫茶でした。それは恐らくP−DOLLで植え付けられたイメージが強いのでしょう。つまりしつこいようですがP−DOLLとほぼ同じという事です。違う点と言えば出勤嬢の少なさでしょうか。客の数も少ないのは嬢の数と比例しているかもしれません。お店としてメジャーじゃないのも原因として考えられますが。
 OPさえつけなければ料金も安いので、こそっと一人で行くのもありかなぁ〜なんて思ったりもしました。

【総評】
 Y先輩はこういうお店に行くとキモくなるのがよくわかりました(;´д`)これが今回の一番の収穫です。そのY先輩を見て女の子達が「可愛い〜」と言うので、それはそれでありなのかなと不思議な感覚になりました。Y先輩も楽しんでいるからそれはそれでありなんだろなぁ〜。
 世間ではネ申と呼ばれているようですが、こんな姿を見ていると、これからは私の中でティッシュさんと呼ぶようにします(苦笑)。ただ私もY先輩のようにその場の雰囲気を心底楽しめるようになりたいと思いながら、正直Y先輩が羨ましいぃ〜なぁ〜と感じたのも事実です。

 このまま続けるとY先輩の研究ノートじゃないの?ってなってしまいますので本題に戻ります。実は私、ガールズバー初体験でして、ガールズバーに行くならセクキャバに行った方がいいと思うタイプの人間です。しかし今回1件目のガールズバーを初体験して、女の子が話相手になってくれて、まったりと会話しながらお酒を飲むのもありなのかなぁ〜なんて思いました。この空間には、それだけを楽しみに行く人、女の子を口説こうとする人、色々な楽しみ方があるような気がしました。
 2件目についてはガールズバーのようなノリでOPつけずに会話だけを楽しむなら、リーズナブルな料金でパンチラが楽しめます。ただOP料金表見せられたら、絶対何かチョイスしてしまいますね。OPつけない強い意思がある方なら、女の子のパンツを肴にして酒を飲む場としては最適でしょう。私は今、この店に1人で行ける勇気を欲しいです。

 パンチラ喫茶として営業している2店舗を調査して、どちらもそれなりに楽しみ方があってお勧めできます。

 毎回毎回マニアックなネタに付き合ってもらっているY先輩には感謝しており、この場を借りて、分厚く御礼申し上げます。今後とも宜しくお願いします。
 「キモイっすよ〜キモイっすよ〜」と目の前で連呼しても笑って許してくれるY先輩の懐の深さに敬意を表し、アディダス!!

【次回予告】
 次はSMバーの研究ノートですよね?Y先輩?Y先輩が鞭で…グフェグフェ〜(ノ´ω`)ノ

 (H20.10.10)

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